特許ウォッチ

公開番号2023042876
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-28
出願番号2021150274
出願日2021-09-15
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類B60R 19/42 20060101AFI20230320BHJP(車両一般)
要約【課題】背の高い作物の間を走行しても作物を傷つけにくい作業車両を提供する
【解決手段】フロントバンパー28にガイド体30の一端を取付け、ガイド体30は、前輪4の上方を迂回し、昇降ステップ25の外側を通過すべく形成してなる。また、前記ガイド体30は、昇降ステップ25の外側を通過し、後輪5の外側を通過し後輪5後端に至る形状とした。ガイド体30の後部側とキャビン15後部との間にはパイプ状の補助ガイド体32を配置する。さらに前記ガイド体30は、フロントバンパー28から上方に延び前輪4の上方を通って前輪4の後方で下方に延び、側面視で前輪4と重ならないよう構成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
フロントバンパー（２８）にガイド体（３０）の一端を取付け、ガイド体（３０）は、前輪（４）の上方を迂回し、昇降ステップ（２５）の外側を通過すべく形成したことを特徴とする作業車両。
続きを表示（約 280 文字）【請求項２】
前記ガイド体（３０）は、昇降ステップ（２５）の外側を通過し、後輪（５）の外側を通過し後輪（５）後端に至る形状とした請求項１に記載の作業車両。
【請求項３】
ガイド体（３０）の後部側とキャビン（１５）後部との間にはパイプ状の補助ガイド体（３２）を配置する請求項１又は請求項２に記載の作業車両。
【請求項４】
前記ガイド体（３０）は、フロントバンパー（２８）から上方に延び前輪（４）の上方を通って前輪（４）の後方で下方に延び、側面視で前輪（４）と重ならないよう構成した請求項１から請求項３のいずれか一に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、農業用トラクタ等の作業車両に関し、特に圃場に植立する茎葉長尺作物間で管理作業を行うためのガイド構成に関する。
続きを表示（約 830 文字）【背景技術】
【０００２】
通常よりも大径の車輪を装着し車体の下方空間を高くし生育中の作物の上方を走行しながら作業する作業車両が公知である（特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－６６４１１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、サトウキビなどの背の高い茎葉長尺作物の間を走行して作業する場合、作物をタイヤに巻き込んだり、車両の各部位に引っかかったりすることがあった。
【０００５】
本発明では背の高い作物の間を走行しても作物を傷つけにくい作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
【０００７】
請求項１に記載の発明は、フロントバンパー２８にガイド体３０の一端を取付け、ガイド体３０は、前輪４の上方を迂回し、昇降ステップ２５の外側を通過すべく形成してなる。
【０００８】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、前記ガイド体３０は、昇降ステップ２５の外側を通過し、後輪５の外側を通過し後輪５後端に至る形状とした。
【０００９】
請求項３に記載の発明は、請求項１又は請求項２に記載の発明において、ガイド体３０の後部側とキャビン１５後部との間にはパイプ状の補助ガイド体３２を配置する。
【００１０】
請求項４に記載の発明は、請求項１から請求項３のうちいずれか一に記載の発明において、前記ガイド体３０は、フロントバンパー２８から上方に延び前輪４の上方を通って前輪４の後方で下方に延び、側面視で前輪４と重ならないよう構成する。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許