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公開番号2023042860
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-28
出願番号2021150254
出願日2021-09-15
発明の名称コンバイン
出願人井関農機株式会社
代理人
主分類A01D 41/12 20060101AFI20230320BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】
適切な火災防止と作業者の保護を図ることができるコンバインを提供する。
【解決手段】
エンジン(7)と、前記エンジン(7)からの排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置(18)と、前記排気ガス浄化装置(18)から排気ガスを排出する下流排気管部(17b)と、前記排気ガス浄化装置(18)を覆い、前記下流排気管部(17b)の上流部分を覆う屋根部(35e)を有するDPFカバー(35)と、前記下流排気管部(17b)における前記屋根部(35e)が覆う部位よりも下流側部を覆う遮熱カバー(40)を備えるコンバイン。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
エンジン(7)と、
前記エンジン(7)からの排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置(18)と、
前記排気ガス浄化装置(18)から排気ガスを排出する下流排気管部(17b)と、
前記排気ガス浄化装置(18)を覆い、前記下流排気管部(17b)の上流部分を覆う屋根部(35e)を有するDPFカバー(35)と、
前記下流排気管部(17b)における前記屋根部(35e)が覆う部位よりも下流側部を覆う遮熱カバー(40)を備える
コンバイン。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
穀粒を脱穀する脱穀部(4)と、
前記脱穀部(4)によって脱穀された穀粒を貯蔵するグレンタンク(8)を備え、
前記排気ガス浄化装置(18)は、前記脱穀部(4)と前記グレンタンク(8)の間に配置され、
前記遮熱カバー(40)を前記脱穀部(4)から取り付ける請求項1のコンバイン。
【請求項3】
穀粒を脱穀する脱穀部(4)と、
前記脱穀部(4)によって脱穀された穀粒を貯蔵するグレンタンク(8)を備え、
前記排気ガス浄化装置(18)は、前記脱穀部(4)と前記グレンタンク(8)の間に配置され、
前記遮熱カバー(40)には、前記グレンタンク(8)に向かって低くなるように傾斜する第2傾斜部(40a)を備える請求項1または請求項2のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場の穀稈を刈り取りながら脱穀するコンバインに関し、詳しくは排気ガス浄化装置と排気管を装備したコンバインに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、機体の前方に刈取部を取り付け、機体に脱穀部と運転部とグレンタンクを配設し、運転部の下方にディーゼルエンジンを搭載し、ディーゼルエンジンの上部に排気ガス浄化装置であるディーゼルパティキュレートフィルタ(ディーゼル排気中の粒子状物質「PM」を除去するフィルタであるDiesel Particulate Filter、略して一般的に「DPF」という。)を設けている。そして、ディーゼルエンジンの排気ガスを、DPF内を通過させた後、DPFから後方に向けて備えられるテールパイプを通して排出していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-158597号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高温状態で作動するDPFに刈取部等から藁屑等が飛散して火災が発生することを防止する為に、DPFに遮蔽体が供えられているが、DPFの下流側に設けられる排気管に作業者が誤って触れて火傷したり、藁屑等による火災の恐れがある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、適切な火災防止と作業者の保護を図るコンバインを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記課題は、次の構成によって達成される。
【0007】
請求項1に係る発明は、エンジン(7)と、前記エンジン(7)からの排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置(18)と、前記排気ガス浄化装置(18)から排気ガスを排出する下流排気管部(17b)と、前記排気ガス浄化装置(18)を覆い、前記下流排気管部(17b)の上流部分を覆う屋根部(35e)を有するDPFカバー(35)と、前記下流排気管部(17b)における前記屋根部(35e)が覆う部位よりも下流側部を覆う遮熱カバー(40)を備えるコンバインである。
【0008】
請求項2に係る発明は、穀粒を脱穀する脱穀部(4)と、前記脱穀部(4)によって脱穀された穀粒を貯蔵するグレンタンク(8)を備え、前記排気ガス浄化装置(18)は、前記脱穀部(4)と前記グレンタンク(8)の間に配置され、前記遮熱カバー(40)を前記脱穀部(4)から取り付ける請求項1のコンバインである。
【0009】
請求項3に係る発明は、穀粒を脱穀する脱穀部(4)と、前記脱穀部(4)によって脱穀された穀粒を貯蔵するグレンタンク(8)を備え、前記排気ガス浄化装置(18)は、前記脱穀部(4)と前記グレンタンク(8)の間に配置され、前記遮熱カバー(40)には、前記グレンタンク(8)に向かって低くなるように傾斜する第2傾斜部(40a)を備える請求項1または請求項2のコンバインである。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の発明によれば、下流排気管部17bを覆う遮熱カバー40と屋根部35eを備える構成であるため、覆われている下流排気管部17bには作業者や飛来物、落下物等が直に接触することがなくなり、作業者の怪我や飛来物等への発火を防止でき、安全性を向上させることができるという効果がある。また、比較的高温になる下流排気管部17bの上流部を屋根部35eで覆い、比較的低温の下流排気管部17bの下流部を遮熱カバー40で覆う構成によって、遮熱カバー40は屋根部35eより低い温度を保つことができ、安全性をより向上させることが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)

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