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公開番号2023042785
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-28
出願番号2021150115
出願日2021-09-15
発明の名称乗用型走行車両
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01C 11/02 20060101AFI20230320BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】機体後部に苗植付部を装着した乗用型走行車両の中央部にエンジンを搭載し、エンジンを覆うエンジンカバーの上方位置に座席を配置している。特に暑い季節や暑い地域で走行していると、エンジンカバー内に熱気がこもり、エンジンがオーバーヒートするような事態が発生する恐れがある。そこで、エンジンのオーバーヒートを防止した乗用型走行車両を提供する。
【解決手段】走行車体2に搭載したエンジン13のエンジンカバー19上方に座席20を設けた乗用型走行車両において、エンジンカバー19上面に上部開口33Uを設けると共に、エンジンカバー19内のエンジン13上方位置で上部開口33Uに対向した位置にファン34を設ける。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
走行車体2に搭載したエンジン13のエンジンカバー19上方に座席20を設けた乗用型走行車両において、エンジンカバー19上面に上部開口33Uを設けると共に、エンジンカバー19内のエンジン13上方位置の、上部開口33Uに対向した位置に、ファン34を設けたことを特徴とする乗用型走行車両。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
エンジン13の後側に、機体後方に排風するラジエータファン31bを装備したラジエータ31を設けたことを特徴とする請求項1に記載の乗用型走行車両。
【請求項3】
エンジンカバー19の前壁に前部開口33Fを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗用型走行車両。
【請求項4】
エンジンカバー19上部に座席20を装着する座席装着ステー35を上部開口33Uと機体後方側を連通する風案内通路としたことを特徴とする請求項1~請求項3の何れか1項に記載の乗用型走行車両。
【請求項5】
エンジンカバー19の後壁に後部開口33Rを設け、ファン34の吸引風を後部開口33Rに向けて案内する導風体37を、エンジンカバー19内のファン34下方位置に設けたことを特徴とする請求項1~請求項4の何れか1項に記載の乗用型走行車両。
【請求項6】
エンジン13とラジエータ31の間に遮熱板32を設けたことを特徴とする請求項2~請求項5の何れか1項に記載の乗用型走行車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機体後部に苗植付部を装着した乗用型苗移植機等の乗用型走行車両に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、機体後部に苗植付部を装着した乗用型走行車両の中央部にエンジンを搭載し、エンジンを覆うエンジンカバーの上方位置に座席を配置している技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-036919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような従来技術にあっては、特に暑い季節や暑い地域で走行していると、エンジンカバー内に熱気がこもり、エンジンがオーバーヒートするような事態が発生する恐れがある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、エンジンのオーバーヒートを防止した乗用型走行車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、走行車体2に搭載したエンジン13のエンジンカバー19上方に座席20を設けた乗用型走行車両において、エンジンカバー19上面に上部開口33Uを設けると共に、エンジンカバー19内のエンジン13上方位置で上部開口33Uに対向した位置にファン34を設けた乗用型走行車両である。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、エンジンカバー19上面に上部開口33Uを設けると共に、エンジンカバー19内のエンジン13上方位置で上部開口33Uに対向した位置にファン34を設けたので、該ファン34が上部開口33Uから外気を吸引し、又は、上部開口33Uからエンジンカバー19内のエンジン13の熱気を排風して、エンジン13のオーバーヒートを適切に防止することができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、エンジン13の後側に機体後方に排風するラジエータファン31bを装備したラジエータ31を設けた請求項1に記載の乗用型走行車両である。
【0009】
請求項3記載の発明は、エンジンカバー19の前壁に前部開口33Fを設けた請求項1または請求項2に記載の乗用型走行車両である。
【0010】
請求項4記載の発明は、エンジンカバー19上部に座席20を装着する座席装着ステー35を上部開口33Uと機体後方側を連通する風案内通路とした請求項1~請求項3の何れか1項に記載の乗用型走行車両である。
(【0011】以降は省略されています)

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