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公開番号2023042714
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-28
出願番号2021149985
出願日2021-09-15
発明の名称エネルギーマネージメントシステム
出願人河村電器産業株式会社,株式会社ブルーマウステクノロジー
代理人個人,個人,個人
主分類H02J 13/00 20060101AFI20230320BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】通信の確実性を向上できるエネルギーマネージメントシステムを提供する。
【解決手段】親機6が、制御対象設備3に対して設けられた制御子機4へ制御信号を送信する。また、制御子機4と親機6との間では電力線通信が行われる。そのため、親機6と制御子機4とを接続する電力線には、親機6から制御子機4へ向かう制御信号が流れる。ここで、親機6は、当該親機6による制御範囲内における複数の制御子機4に対する電路の基点となる配電設備50内に設置される。そのため、親機6からの制御信号の流れは、電路内において基点から各制御子機4へ向かう流れに統一され、制御信号が基点側へ向かうような流れの形成が抑制される。そのため、電路内において、信号の重なりが発生することが抑制される。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
制御対象設備に対して設けられた制御子機と、
前記制御子機へ制御信号を送信する親機と、を備え、
前記制御子機と前記親機との間では電力線通信が行われ、
前記親機は、当該親機による制御範囲内における複数の前記制御子機に対する電路の基点となる配電設備に設置される、エネルギーマネージメントシステム。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記親機は、建物内に設けられた前記制御子機全体を制御範囲とし、前記建物全体に対する配電設備に設置される、請求項1に記載のエネルギーマネージメントシステム。
【請求項3】
前記親機は、建物の所定の階層内に設けられた前記制御子機を制御範囲とし、前記建物の前記階層に対する配電設備に設置される、請求項1に記載のエネルギーマネージメントシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エネルギーマネージメントシステムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、各ブレーカを監視する親機としての状態監視制御ユニットと、子機を有する各ブレーカと、を有するシステムがある。このシステムでは、親機が、電路バーを含む電力線を介して電力線通信によって、ブレーカのオン/オフ制御や状態通知を行っている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-166892号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、所定の制御対象設備を備えるエリアのエネルギーを管理するエネルギーマネージメントシステムにおいては、照明や空調などの制御対象設備に子機が設けられ、親機がそれらの子機に制御信号を送信する。このようなエネルギーマネージメントシステムでは、上述の特許文献1のように親機が子機から情報を受信するだけでなく、親機から子機への電力線通信が行われる。この場合、電力線上で信号が行き来することによって、信号が重なることによってシステムが煩雑になる可能性がある。従って、このような信号の重なりを抑制し、通信の確実性を向上できるエネルギーマネージメントシステムが求められていた。
【0005】
本発明は、通信の確実性を向上できるエネルギーマネージメントシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るエネルギーマネージメントシステムは、制御対象設備に対して設けられた制御子機と、制御子機へ制御信号を送信する親機と、を備え、制御子機と親機との間では電力線通信が行われ、親機は、当該親機による制御範囲内における複数の制御子機に対する電路の基点となる配電設備に設置される。
【0007】
本発明に係るエネルギーマネージメントシステムでは、親機が、制御対象設備に対して設けられた制御子機へ制御信号を送信する。また、制御子機と親機との間では電力線通信が行われる。そのため、親機と制御子機とを接続する電力線には、親機から制御子機へ向かう制御信号が流れる。ここで、親機は、当該親機による制御範囲内における複数の制御子機に対する電路の基点となる配電設備に設置される。そのため、親機からの制御信号の流れは、電路内において基点から各制御子機へ向かう流れに統一され、制御信号が基点側へ向かうような流れの形成が抑制される。そのため、電路内において、信号の重なりが発生することが抑制される。以上より、エネルギーマネージメントシステムにおける通信の確実性を向上することができる。
【0008】
親機は、建物内に設けられた制御子機全体を制御範囲とし、建物全体に対する配電設備に設置されてよい。親機が建物全体の制御子機を制御する場合、電路の基点は、建物全体に対する配電設備となる。当該配電設備に親機を設置することで、電路内において信号の重なりが発生することを抑制することができる。
【0009】
親機は、建物の所定の階層内に設けられた制御子機を制御範囲とし、建物の階層に対する配電設備に設置されてよい。親機が建物の所定の階層内の制御子機を制御する場合、電路の基点は、建物の階層に対する配電設備となる。当該配電設備に親機を設置することで、電路内において信号の重なりが発生することを抑制することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、通信の確実性を向上できるエネルギーマネージメントシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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