TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023042682
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-28
出願番号2021149935
出願日2021-09-15
発明の名称広告装置
出願人個人,個人,個人
代理人個人
主分類G06Q 30/0251 20230101AFI20230320BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザーの現況及び嗜好傾向を考慮して、効果が高いと思われる広告を通知する広告装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】広告装置は、ユーザー端末から収集される第1ユーザー情報と第1ユーザー識別情報とを関連付けて取得する第1情報取得手段と、ユーザー端末から収集される第2ユーザー情報と第2ユーザー識別情報とを関連付けて取得する第2情報取得手段と、所定の第1ユーザー識別情報と所定の第2ユーザー識別情報とユーザー端末識別情報とを関連付けて記憶する紐付け情報記憶手段と、所定の第1ユーザー識別情報に関連付けられる第1ユーザー情報と所定の第2ユーザー識別情報に関連付けられる第2ユーザー情報とを統合するユーザー情報統合手段と、統合されるユーザー情報を分析した分析結果に基づいて広告情報を作成する広告情報作成手段と、広告情報をユーザー端末識別情報を指定して通知する広告情報通知手段と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザー端末にインストールされる一の組織が提供する販売促進用の第1アプリケーションによって収集される、ユーザーの前記一の組織に関係する固有の情報である第1ユーザー情報と、前記ユーザーを識別する第1ユーザー識別情報と、を関連付けて前記ユーザー端末から取得する第1情報取得手段と、
前記ユーザー端末にインストールされる他の組織が提供する販売促進用の第2アプリケーションによって収集される、前記ユーザーの前記他の組織に関係する固有の情報である第2ユーザー情報と、前記ユーザーを識別する第2ユーザー識別情報と、を関連付けて前記ユーザー端末から取得する第2情報取得手段と、
所定の前記第1ユーザー識別情報と、所定の前記第2ユーザー識別情報と、前記ユーザー端末及び該ユーザー端末にインストールされているアプリケーションを指定して広告を通知する場合に前記ユーザー端末を特定するための情報であるユーザー端末識別情報と、を関連付けて記憶する紐付け情報記憶手段と、
前記所定の第1ユーザー識別情報に関連付けられる前記第1ユーザー情報と、前記所定の第2ユーザー識別情報に関連付けられる前記第2ユーザー情報と、を統合するユーザー情報統合手段と、
前記ユーザー情報統合手段によって統合される前記第1ユーザー情報及び前記第2ユーザー情報を分析した分析結果に基づいて、前記所定の第1ユーザー識別情報及び前記所定の第2ユーザー識別情報に関連付けられる前記ユーザー端末識別情報で識別される前記ユーザー端末にインストールされる、広告を受信可能な一の広告用アプリケーションに対し通知するための広告情報を作成する広告情報作成手段と、
前記広告情報作成手段によって作成される前記広告情報を、前記ユーザー端末識別情報及び前記一の広告用アプリケーションを指定して通知する広告情報通知手段と、を有することを特徴とする広告装置。
続きを表示(約 3,200 文字)【請求項2】
前記第1ユーザー情報が、前記ユーザーに関する、前記一の組織における購買行動情報、前記一の組織から提供を受ける健康状態を表す健康情報、及び、前記一の組織に関係する行動履歴情報を含み、
前記第2ユーザー情報が、前記ユーザーに関する、前記他の組織における購買行動情報、前記他の組織から提供を受ける健康状態を表す健康情報、及び、前記他の組織に関係する行動履歴情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の広告装置。
【請求項3】
前記第1情報取得手段によって取得される前記第1ユーザー識別情報及び前記第2情報取得手段によって取得される前記第2ユーザー識別情報が、前記第1情報取得手段及び前記第2情報取得手段の情報取得元である前記ユーザー端末に関する前記ユーザー端末識別情報であることを特徴とする請求項1又は2に記載の広告装置。
【請求項4】
前記第1アプリケーションと前記一の組織に属する店舗内に設置されるビーコンとの通信結果に基づいて、又は、前記第2アプリケーションと前記他の組織に属する店舗内に設置されるビーコンとの通信結果に基づいて、前記第1ユーザー識別情報又は前記第2ユーザー識別情報によって識別される前記ユーザーの位置を特定するユーザー位置特定手段と、
前記第1ユーザー位置特定手段によって特定される位置に存在する前記ユーザーを、前記一の組織に属する店舗内に設置されるカメラ装置又は前記他の組織に属する店舗内に設置されるカメラ装置によって撮影させ、撮影された画像情報を取得するユーザー撮影手段と、
前記画像情報の分析結果に基づき特定した前記ユーザーに関し、表情、前記店舗への来店時刻、前記店舗の滞在時間、前記店舗への来店回数、前記店舗の滞在目的、前記店舗において提供される広告の視聴時間、前記店舗において手に取った商品、目線、性別及び年齢のうち何れか一つ以上を、前記第1ユーザー情報又は前記第2ユーザー情報として生成するユーザー情報生成手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の広告装置。
【請求項5】
前記ユーザー位置特定手段が、前記第1アプリケーションとビーコン又はGPS(Global Positioning System)との通信結果に基づいて、又は、前記第2アプリケーションとビーコン又はGPSとの通信結果に基づいて、前記ユーザーの位置を特定し、
前記ユーザー情報生成手段が、前記ユーザー位置特定手段による特定結果に基づいて、特定した前記ユーザーに関し、前記店舗への来店経路、利用駅、勤務地及び休日の行動範囲のうち何れか一以上を、前記第1ユーザー情報又は前記第2ユーザー情報としてとして生成することを特徴とする請求項4に記載の広告装置。
【請求項6】
第1情報取得手段が、ユーザー端末にインストールされる一の組織が提供する販売促進用の第1アプリケーションによって収集される、ユーザーの前記一の組織に関係する固有の情報である第1ユーザー情報と、前記ユーザーを識別する第1ユーザー識別情報と、を関連付けて前記ユーザー端末から取得するステップと、
第2情報取得手段が、前記ユーザー端末にインストールされる他の組織が提供する販売促進用の第2アプリケーションによって収集される、前記ユーザーの前記他の組織に関係する固有の情報である第2ユーザー情報と、前記ユーザーを識別する第2ユーザー識別情報と、を関連付けて前記ユーザー端末から取得するステップと、
ユーザー情報統合手段が、所定の前記第1ユーザー識別情報と、所定の前記第2ユーザー識別情報と、前記ユーザー端末及び該ユーザー端末にインストールされているアプリケーションを指定して広告を通知する場合に前記ユーザー端末を特定するための情報であるユーザー端末識別情報と、を関連付けて記憶する紐付け情報記憶手段に記憶される前記所定の第1ユーザー識別情報に関連付けられる前記第1ユーザー情報と、前記所定の第2ユーザー識別情報に関連付けられる前記第2ユーザー情報と、を統合するステップと、
広告情報作成手段が、前記ユーザー情報統合手段によって統合される前記第1ユーザー情報及び前記第2ユーザー情報を分析した分析結果に基づいて、前記所定の第1ユーザー識別情報及び前記所定の第2ユーザー識別情報に関連付けられる前記ユーザー端末識別情報で識別される前記ユーザー端末にインストールされる、広告を受信可能な一の広告用アプリケーションに対し通知するための広告情報を作成するステップと、
広告情報通知手段が、前記広告情報作成手段によって作成される前記広告情報を、前記ユーザー端末識別情報及び前記一の広告用アプリケーションを指定して通知するステップと、を含む広告方法。
【請求項7】
前記第1ユーザー情報が、前記ユーザーに関する、前記一の組織における購買行動情報、前記一の組織から提供を受ける健康状態を表す健康情報、及び、前記一の組織に関係する行動履歴情報を含み、
前記第2ユーザー情報が、前記ユーザーに関する、前記他の組織における購買行動情報、前記他の組織から提供を受ける健康状態を表す健康情報、及び、前記他の組織に関係する行動履歴情報を含むことを特徴とする請求項6に記載の広告方法。
【請求項8】
前記第1情報取得手段によって取得される前記第1ユーザー識別情報及び前記第2情報取得手段によって取得される前記第2ユーザー識別情報が、前記第1情報取得手段及び前記第2情報取得手段の情報取得元である前記ユーザー端末に関する前記ユーザー端末識別情報であることを特徴とする請求項6又は7に記載の広告方法。
【請求項9】
ユーザー位置特定手段が、前記第1アプリケーションと前記一の組織に属する店舗内に設置されるビーコンとの通信結果に基づいて、又は、前記第2アプリケーションと前記他の組織に属する店舗内に設置されるビーコンとの通信結果に基づいて、前記第1ユーザー識別情報又は前記第2ユーザー識別情報によって識別される前記ユーザーの位置を特定するステップと、
ユーザー撮影手段が、前記第1ユーザー位置特定手段によって特定される位置に存在する前記ユーザーを、前記一の組織に属する店舗内に設置されるカメラ装置又は前記他の組織に属する店舗内に設置されるカメラ装置によって撮影させ、撮影された画像情報を取得するステップと、
ユーザー情報生成手段が、前記画像情報の分析結果に基づき特定した前記ユーザーに関し、表情、前記店舗への来店時刻、前記店舗の滞在時間、前記店舗への来店回数、前記店舗の滞在目的、前記店舗において提供される広告の視聴時間、前記店舗において手に取った商品、目線、性別及び年齢のうち何れか一つ以上を、前記第1ユーザー情報又は前記第2ユーザー情報として生成するステップと、を含むことを特徴とする請求項6乃至8の何れか一に記載の広告方法。
【請求項10】
前記ユーザー位置特定手段が、前記第1アプリケーションとビーコン又はGPS(Global Positioning System)との通信結果に基づいて、又は、前記第2アプリケーションとビーコン又はGPSとの通信結果に基づいて、前記ユーザーの位置を特定し、
前記ユーザー情報生成手段が、前記ユーザー位置特定手段による特定結果に基づいて、特定した前記ユーザーに関し、前記店舗への来店経路、利用駅、勤務地及び休日の行動範囲のうち何れか一以上を、前記第1ユーザー情報又は前記第2ユーザー情報としてとして生成することを特徴とする請求項9に記載の広告方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
ユーザー端末に広告情報を通知すると共に、広告情報の効果検証を行う技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
広告とは、商品やサービスに関する情報を積極的に世間に広く宣伝することであり、商品・サービスの販売促進のために行われるものである。従来、商品やサービスに関する広告は頻繁に行われてきたが、効果的な広告を実施し、また、その広告の効果検証を精度高く行うことは難しい状況であった。
【0003】
そのような中、広告の効果を高めるための技術開発は盛んに行われており、例えば、特許文献1では、配信する広告を適切に決定する技術が提案され、また、特許文献2では、顧客の情報と実店舗で購入した商品の情報とを対応付けて取得し、蓄積する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6125700号公報
特許第6026682号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の従来技術においては、ユーザーの現況及びユーザーの嗜好傾向を考慮して、効果が高いと思われる広告を通知し、かつ、その広告の効果検証を行うことができないという問題点があった。
【0006】
そこで本発明では、上記問題点を鑑み、ユーザーの現況及びユーザーの嗜好傾向を考慮して、効果が高いと思われる広告を通知し、かつ、その広告の効果検証を行うことができる広告装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
開示する広告装置の一形態は、ユーザー端末にインストールされる一の組織が提供する販売促進用の第1アプリケーションによって収集される、ユーザーの前記一の組織に関係する固有の情報である第1ユーザー情報と、前記ユーザーを識別する第1ユーザー識別情報と、を関連付けて前記ユーザー端末から取得する第1情報取得手段と、前記ユーザー端末にインストールされる他の組織が提供する販売促進用の第2アプリケーションによって収集される、前記ユーザーの前記他の組織に関係する固有の情報である第2ユーザー情報と、前記ユーザーを識別する第2ユーザー識別情報と、を関連付けて前記ユーザー端末から取得する第2情報取得手段と、所定の前記第1ユーザー識別情報と、所定の前記第2ユーザー識別情報と、前記ユーザー端末及び該ユーザー端末にインストールされているアプリケーションを指定して広告を通知する場合に前記ユーザー端末を特定するための情報であるユーザー端末識別情報と、を関連付けて記憶する紐付け情報記憶手段と、前記所定の第1ユーザー識別情報に関連付けられる前記第1ユーザー情報と、前記所定の第2ユーザー識別情報に関連付けられる前記第2ユーザー情報と、を統合するユーザー情報統合手段と、前記ユーザー情報統合手段によって統合される前記第1ユーザー情報及び前記第2ユーザー情報を分析した分析結果に基づいて、前記所定の第1ユーザー識別情報及び前記所定の第2ユーザー識別情報に関連付けられる前記ユーザー端末識別情報で識別される前記ユーザー端末にインストールされる、広告を受信可能な一の広告用アプリケーションに対し通知するための広告情報を作成する広告情報作成手段と、前記広告情報作成手段によって作成される前記広告情報を、前記ユーザー端末識別情報及び前記一の広告用アプリケーションを指定して通知する広告情報通知手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
開示する広告装置の一形態は、ユーザーの現況及びユーザーの嗜好傾向を考慮して、効果が高いと思われる広告を通知し、かつ、その広告の効果検証を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係る広告装置の概要を説明する図である。
本実施の形態に係る広告装置の機能ブロック図である。
本実施の形態に係る紐付け情報記憶手段の一例を示す図である。
本実施の形態に係る広告装置のハードウエア構成例を示す図である。
本実施の形態に係る広告装置によるデータ統合処理の一例の流れを示すフローチャートである。
本実施の形態に係る広告装置によるユーザー情報生成処理の一例の流れを示すフローチャートである。
本実施の形態に係る広告装置による広告作成処理の一例の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係る広告装置の動作原理)
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
乗降調査装置
8日前
個人
自動販売機
15日前
日本精機株式会社
投影装置
8日前
日本精機株式会社
投影システム
9日前
小林クリエイト株式会社
RFタグ
15日前
株式会社SUBARU
車両
16日前
17LIVE株式会社
サーバ
8日前
株式会社協同印刷
防災・災害マウス
21日前
太陽誘電株式会社
触覚生成装置
19日前
株式会社ゼロボード
価格決定システム
7日前
株式会社イトーキ
分析装置
19日前
株式会社アジラ
姿勢推定システム
6日前
日本電気株式会社
勤務管理装置
14日前
小林クリエイト株式会社
あて先表示システム
15日前
日本信号株式会社
自転車貸出システム
9日前
トヨタ自動車株式会社
燃料購入システム
6日前
NISSHA株式会社
指装着型コントローラー
14日前
個人
集配システムと保管システム
9日前
トヨタ自動車株式会社
サーバ装置
15日前
日本電気株式会社
端末及び認証システム
9日前
トヨタ自動車株式会社
燃料購入システム
6日前
富士通株式会社
プロセッサ
1日前
日本信号株式会社
所持物検査装置
13日前
個人
防災訓練オフ会
16日前
株式会社コト
サービス提供システム及びその方法
22日前
マクセル株式会社
情報配信方法
22日前
パイオニア株式会社
判定装置
22日前
大王製紙株式会社
情報読取システム
16日前
三浦工業株式会社
部品管理システム
22日前
大王製紙株式会社
情報読取システム
16日前
トヨタ自動車株式会社
画像の比較方法
6日前
株式会社アドヴィックス
制御システム
16日前
トヨタ自動車株式会社
端末装置
6日前
小林クリエイト株式会社
印刷物
14日前
トヨタ自動車株式会社
端末装置
6日前
株式会社デンソーウェーブ
決済システム
9日前
続きを見る