TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023042659
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-28
出願番号2021149902
出願日2021-09-15
発明の名称回転電機
出願人コアレスモータ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H02K 1/2753 20220101AFI20230320BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】無鉄心でトルクが増強されている回転電機。
【解決手段】回転軸と、回転軸に対して同軸上に配置される円筒状の固定子コイル及び、回転軸に対して同軸上に配置され回転軸と共に回転軸を中心として円周状に延びる方向である周方向に回転する円筒状のヨーク部とを備えている回転電機。ヨーク部は、回転軸の中心から放射状に延びる方向である径方向において互いの間に所定の間隔をあけて配備されていている複数のヨークで、 円筒状の外側ヨーク板と、外側ヨーク板の径方向内側に支持されている外側ヨーク磁石部とからなる径方向で最外側の外側ヨークと、円筒状の内側ヨーク板と、内側ヨーク板の径方向外側に支持されている内側ヨーク磁石部とからなる径方向で最内側の内側ヨークと、外側ヨークと内側ヨークとの間に配備されている円筒状の中間磁石部からなる少なくとも1個の中間ヨークとから構成されている。固定子コイルは径方向で隣接するヨーク同士の間にそれぞれ配備されている複数の円筒状コイルからなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸と、前記回転軸に対して同軸上に配置される円筒状の固定子コイル及び、前記回転軸に対して同軸上に配置され前記回転軸と共に前記回転軸を中心として円周状に延びる方向である周方向に回転する円筒状のヨーク部とを備えていて、
前記ヨーク部は、前記回転軸の中心から放射状に延びる方向である径方向において互いの間に所定の間隔をあけて配備されていている複数のヨークであって、
円筒状の外側ヨーク板と、当該外側ヨーク板の径方向内側に支持されている磁石部である外側ヨーク磁石部とからなる径方向で最外側の外側ヨークと、
円筒状の内側ヨーク板と、当該内側ヨーク板の径方向外側に支持されている磁石部である内側ヨーク磁石部とからなる径方向で最内側の内側ヨークと、
前記外側ヨークと、前記内側ヨークとの間に配備されている円筒状の中間磁石部からなる少なくとも1個の中間ヨークと
からなり、
前記固定子コイルは前記径方向で隣接する前記ヨーク同士の間にそれぞれ配備されている複数の円筒状コイルからなる
回転電機。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記外側ヨーク磁石部、前記内側ヨーク磁石部、前記中間磁石部は、いずれも、径方向における外側面及び内側面の極が周方向で交互にN極、S極になっている請求項1記載の回転電機。
【請求項3】
前記中間磁石部は、前記回転軸が延びる方向である軸方向における少なくとも一方の端部において環状の磁石支持体によって支持されている請求項1又は2記載の回転電機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は回転電機に関し、特に、無鉄心でトルクが増強されている回転電機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ブラシレスの回転電機として従来から無鉄心のコアレスモータ(特許文献1)や、固定子に鉄心が使用されないスロットレス構造のスロットレスモータ(特許文献2)が知られている。 特許文献2に記載されている回転電機はトルクを増強できるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-175755号公報
特開2019-24298号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この発明は、無鉄心でトルクが増強されている回転電機を提案することを目的にしている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決する本願発明を例示すると以下の通りである。
【0006】
[1]
回転軸と、前記回転軸に対して同軸上に配置される円筒状の固定子コイル及び、前記回転軸に対して同軸上に配置され前記回転軸と共に前記回転軸を中心として円周状に延びる方向である周方向に回転する円筒状のヨーク部とを備えていて、
前記ヨーク部は、前記回転軸の中心から放射状に延びる方向である径方向において互いの間に所定の間隔をあけて配備されていている複数のヨークであって、
円筒状の外側ヨーク板と、当該外側ヨーク板の径方向内側に支持されている磁石部である外側ヨーク磁石部とからなる径方向で最外側の外側ヨークと、
円筒状の内側ヨーク板と、当該内側ヨーク板の径方向外側に支持されている磁石部である内側ヨーク磁石部とからなる径方向で最内側の内側ヨークと、
前記外側ヨークと、前記内側ヨークとの間に配備されている円筒状の中間磁石部からなる少なくとも1個の中間ヨークと
からなり、
前記固定子コイルは前記径方向で隣接する前記ヨーク同士の間にそれぞれ配備されている複数の円筒状コイルからなる
回転電機。
【0007】
[2]
前記外側ヨーク磁石部、前記内側ヨーク磁石部、前記中間磁石部は、いずれも、径方向における外側面及び内側面の極が周方向で交互にN極、S極になっている[1]の回転電機。
【0008】
[3]
前記中間磁石部は、前記回転軸が延びる方向である軸方向における少なくとも一方の端部において環状の磁石支持体によって支持されている[1]又は[2]の回転電機。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、無鉄心でトルクが増強されている回転電機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る回転電機の回転軸に沿う方向での一部を省略した縦断面図。
図1図示の回転電機の一部を省略した概略斜視図。
図1図示の回転電機の一部を省略したA-A´断面図。
中間ヨークの一実施形態の構造を説明する概略斜視図。
中間磁石部が環状の磁石支持体によって支持される状態の一例を説明する図であって、(a)は中間磁石部の一部を省略した概略斜視図、(b)は環状の磁石支持体の一部を省略した概略斜視図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ニデック株式会社
モータ
9日前
個人
バッテリーの補助装置
2日前
ヨツギ株式会社
鳥害防止具
10日前
株式会社プロテリアル
リニアモータ
10日前
ニデック株式会社
軸方向界磁モータ
18日前
個人
磁力のみを動力とするモーター
3日前
個人
機械式トルク可変制御型電動機
17日前
エニーシステム株式会社
充電器
17日前
未来工業株式会社
探知器
18日前
株式会社ターネラ
発電蓄電装置
15日前
豊田合成株式会社
送電装置
12日前
株式会社アイドゥス企画
モータシリンダ
9日前
日産自動車株式会社
発電装置
2日前
株式会社豊田自動織機
電動機
18日前
ダイヤゼブラ電機株式会社
コンバータ
22日前
株式会社ダイヘン
電力システム
18日前
ブラザー工業株式会社
制御装置
9日前
株式会社ダイヘン
電力システム
18日前
株式会社ミツバ
回転電機
2日前
株式会社ミツバ
回転電機
2日前
ダイヤゼブラ電機株式会社
コンバータ
22日前
因幡電機産業株式会社
ケーブル挿通具
15日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
10日前
株式会社アイシン
車両用モータ駆動装置
22日前
矢崎総業株式会社
電源装置
11日前
ニチコン株式会社
電源装置
2日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
18日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
18日前
大阪瓦斯株式会社
電力調達装置
9日前
株式会社アイシン
熱電発電装置
10日前
ヤンマーホールディングス株式会社
制御装置
18日前
ヤンマーホールディングス株式会社
制御装置
18日前
ヤンマーホールディングス株式会社
制御装置
18日前
株式会社明電舎
回転電機
15日前
トヨタ紡織株式会社
ロータの製造方法
3日前
ヤンマーホールディングス株式会社
制御装置
18日前
続きを見る