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公開番号2023042449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-27
出願番号2021149747
出願日2021-09-14
発明の名称ロータリエンコーダ
出願人CKD株式会社
代理人個人,個人
主分類G01D 5/245 20060101AFI20230317BHJP(測定;試験)
要約【課題】主軸マグネットと主軸センサとの間の距離を一定に保つことができるとともに主軸マグネットの特性の安定化を図ることができるロータリエンコーダを提供する。
【解決手段】主軸20と、主軸歯車40と、主軸マグネット29と、主軸センサ151と、主軸センサ基板150と、主軸センサ基板150を支持する支持体90と、を備える。主軸20におけるモータ軸の一端504の連結部と主軸歯車40の固定箇所との間に、中空の円筒部25aよりなる熱抵抗部を設けた。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
モータ軸に連結された主軸と、
前記主軸に固定された主軸歯車と、
前記主軸に保持された主軸マグネットと、
前記主軸の軸方向において前記主軸マグネットに対向して配置され、前記主軸マグネットの回転に伴う磁界の変化を検出する主軸センサと、
前記主軸センサを実装した主軸センサ基板と、
前記主軸センサ基板を支持する支持体と、
を備えるロータリエンコーダであって、
前記主軸における前記モータ軸の連結部と前記主軸歯車の固定箇所との間に、中空の円筒部よりなる熱抵抗部を設けた
ことを特徴とするロータリエンコーダ。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記支持体におけるモータの取付面には凸面が形成され、前記凸面の先端面がモータ側と接触している
ことを特徴とする請求項1に記載のロータリエンコーダ。
【請求項3】
前記主軸マグネットを保持する主軸マグネット保持体と前記主軸とが螺合している
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のロータリエンコーダ。
【請求項4】
前記支持体は、前記主軸の軸方向に延びる支柱を有し、
前記支柱は、前記主軸の軸方向において前記主軸センサ基板の位置決め面を有する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のロータリエンコーダ。
【請求項5】
前記主軸歯車に噛み合う副軸歯車と、
前記副軸歯車を回転可能に支持する副軸と、
前記副軸歯車に保持された副軸マグネットと、
前記副軸の軸方向において前記副軸マグネットに対向して配置され、前記副軸マグネットの回転に伴う磁界の変化を検出する副軸センサと、
前記副軸センサを実装した副軸センサ基板と、
を更に備え、
前記支持体は、前記主軸センサ基板及び前記副軸センサ基板を支持する
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のロータリエンコーダ。
【請求項6】
前記噛み合う前記主軸歯車及び前記副軸歯車を収容する歯車収容箱体を更に備え、
前記支持体は、前記主軸の軸方向に延びる支柱を有し、
前記支柱は、前記主軸の軸方向において異なる位置に、前記主軸センサ基板の位置決め面、前記歯車収容箱体の位置決め面、前記副軸センサ基板の位置決め面を有する
ことを特徴とする請求項5に記載のロータリエンコーダ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ロータリエンコーダに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示のエンコーダにおいては、モータ出力軸に連結される主軸が玉軸受を介してケースに収容されているとともに、ケースの一端側にはモータが、他端側には基板が固定されている。主軸にはマグネットが固着されている。そして、基板に設けたセンサにより主軸の回転に対応して磁場の変化を検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-109431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、主軸に設けたマグネットと基板に設けたセンサとはギャップを介して対向配置されるが、当該センサ/マグネット間のギャップを精度よく一定に保つことで回転の検出精度向上を図りたいという要求がある。また、マグネットの特性の安定化を図りたいという要求がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためのロータリエンコーダは、モータ軸に連結された主軸と、前記主軸に固定された主軸歯車と、前記主軸に保持された主軸マグネットと、前記主軸の軸方向において前記主軸マグネットに対向して配置され、前記主軸マグネットの回転に伴う磁界の変化を検出する主軸センサと、前記主軸センサを実装した主軸センサ基板と、前記主軸センサ基板を支持する支持体と、を備えるロータリエンコーダであって、前記主軸における前記モータ軸の連結部と前記主軸歯車の固定箇所との間に、中空の円筒部よりなる熱抵抗部を設けたことを要旨とする。
【0006】
これによれば、主軸におけるモータ軸の連結部と主軸歯車の固定箇所との間に、中空の円筒部よりなる熱抵抗部が設けられているため、モータに発生した熱が主軸マグネットに伝わりにくくなる。よって、主軸マグネットと主軸センサとの間の距離を一定に保つことができる。また、主軸マグネットの特性の安定化を図ることができる。
【0007】
また、上記ロータリエンコーダにおいて、前記支持体におけるモータの取付面には凸面が形成され、前記凸面の先端面がモータ側と接触しているとよい。
これによれば、支持体におけるモータの取付面には凸面が形成されているとともに凸面の先端面がモータ側と接触しているため、モータに発生した熱が支持体に伝わりにくくなる。よって、主軸マグネットと主軸センサとの間の距離を一定に保つことができるとともに主軸マグネットの特性の安定化を図ることができる。
【0008】
また、上記ロータリエンコーダにおいて、前記主軸マグネットを保持する主軸マグネット保持体と前記主軸とが螺合しているとよい。
これによれば、主軸マグネットを保持する主軸マグネット保持体と主軸とが螺合しているため、主軸マグネット保持体と主軸とを一部品で構成した場合に比べ、次のようになる。主軸マグネット保持体と主軸とを別体化するとともに螺合することによって、モータに発生した熱が主軸マグネット保持体に伝わりにくくなる。その結果、主軸マグネットと主軸センサとの間の距離を一定に保つことができるとともに主軸マグネットの特性の安定化を図ることができる。
【0009】
また、上記ロータリエンコーダにおいて、前記支持体は、前記主軸の軸方向に延びる支柱を有し、前記支柱は、前記主軸の軸方向において前記主軸センサ基板の位置決め面を有するとよい。
【0010】
これによれば、主軸の軸方向において支持体の支柱の位置決め面に主軸センサ基板が位置決めされるため、支持体に介在物を介して主軸センサ基板を設置した場合に比べ、主軸マグネットと主軸センサとの間の距離を一定に保つことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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