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公開番号2023042439
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-27
出願番号2021149735
出願日2021-09-14
発明の名称画像処理装置、画像読取装置および画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20230317BHJP(電気通信技術)
要約【課題】処理の精度を落とすことなく、処理時間を短縮する。
【解決手段】画像読取部から読み取られた画像の生データから、画像認識用の高解像度の画像データを生成する画像生成部と、前記画像読取部から読み取られた画像の生データを、操作者からの設定に従って送信用の画像データを生成する送信用画像処理部と、を備え、前記送信用画像処理部における画像データの生成処理は、前記画像生成部における画像認識用の画像データの生成処理と並行して実施される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
画像読取部から読み取られた画像の生データから、画像認識用の高解像度の画像データを生成する画像生成部と、
前記画像読取部から読み取られた画像の生データを、操作者からの設定に従って送信用の画像データを生成する送信用画像処理部と、
を備え、
前記送信用画像処理部における画像データの生成処理は、前記画像生成部における画像認識用の画像データの生成処理と並行して実施される、
ことを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記画像生成部が生成した高解像度の画像データから文字認識を実行する文字認識部をさらに備え、
前記送信用画像処理部における画像データの生成処理は、前記画像生成部における画像認識用の画像データの生成処理および前記文字認識部における文字認識処理と並行して実施される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記文字認識部が認識した文字と、前記送信用画像処理部が生成した画像データとを合成する文字画像合成部と、
前記文字画像合成部の合成により生成された画像データを送信する送信部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
1ジョブでの最大読み取り可能枚数が減るが処理速度が向上する速度優先モードと、速度は遅いが読み取り可能枚数は変わらない枚数優先モードとの選択を受け付けるモード切り替え部をさらに備え、
前記モード切り替え部において前記速度優先モードが選択された場合、前記送信用画像処理部における画像データの生成処理が、前記画像生成部における画像認識用の画像データの生成処理と並行して実施される、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記送信用画像処理部は、操作者が求める解像度が前記文字認識部における文字認識の精度低下が発生しない解像度であった場合、解像度変換を行わない、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項6】
画像のデータを読み取る画像読取部と、
請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像処理装置と、
を備えることを特徴とする画像読取装置。
【請求項7】
請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像処理装置と、
画像形成部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像読取装置および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、入力された画像データに対してOCR(Optical Character Recognition/Reader:光学的文字認識)により文字認識を行った文字認識結果と入力された画像データとを、次工程に送信制御する画像形成装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、保存容量を小さくする目的で、高解像度の画像データを基にして文字認識を実行した後に、文書保存用に低解像度の画像データに変換する技術が開示されている。
【0004】
特許文献2には、文書保存用の低解像度の画像データを生成する第1の生成手段と、文字認識用の高解像度の画像データを生成する第2の生成手段と、を有し、第1の生成手段と第2の生成手段とを順に実行する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の技術によれば、文字認識精度を下げないために文字認識用の高解像度の画像データにかかる処理と文書保存用の低解像度の画像データにかかる処理とを順に実行すると、送信制御開始までに要する時間が延びてしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、処理の精度を落とすことなく、処理時間を短縮することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像読取部から読み取られた画像の生データから、画像認識用の高解像度の画像データを生成する画像生成部と、前記画像読取部から読み取られた画像の生データを、操作者からの設定に従って送信用の画像データを生成する送信用画像処理部と、を備え、前記送信用画像処理部における画像データの生成処理は、前記画像生成部における画像認識用の画像データの生成処理と並行して実施される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、処理の精度を落とすことなく、処理時間を短縮することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態にかかる印刷システムの全体構成図を示すブロック図である。
図2は、画像形成装置のハードウェア構成図である。
図3は、画像形成装置の文字認識制御処理にかかる機能ブロックの構成の一例を示す図である。
図4は、画像形成装置における文字認識制御処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、画像処理装置、画像読取装置および画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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