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公開番号2023042434
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-27
出願番号2021149728
出願日2021-09-14
発明の名称交換レンズ、及び撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03B 17/14 20210101AFI20230317BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ステレオ画像をモノラル表示する際に表示する基準画像の露出を適正にする交換レンズを提供すること。
【解決手段】交換レンズは、1つの撮像素子を備える撮像装置に着脱可能に装着される交換レンズであって、第1のレンズユニット、及び第2のレンズユニットを含む複数のレンズユニットと、複数のレンズユニットによって得られる画像をモノラル表示する際に用いられる第1のレンズユニットによって得られる撮像領域で測光させるための情報を撮像装置に送信する通信部とを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
1つの撮像素子を備える撮像装置に着脱可能に装着される交換レンズであって、
第1のレンズユニット、及び第2のレンズユニットを含む複数のレンズユニットと、
前記複数のレンズユニットによって得られる画像をモノラル表示する際に用いられる前記第1のレンズユニットによって得られる撮像領域で測光させるための情報を前記撮像装置に送信する通信部とを有することを特徴とする交換レンズ。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記複数のレンズユニットの少なくとも一つは、焦点距離の差分を補正する補正機構を備え、
前記第1のレンズユニットは、前記補正機構を備えていないことを特徴とする請求項1に記載の交換レンズ。
【請求項3】
前記第2のレンズユニットによって得られる撮像領域の輝度は、前記第1のレンズユニットによって得られる撮像領域の輝度との差分が小さくなるように補正されることを特徴とする請求項1又は2に記載の交換レンズ。
【請求項4】
1つの撮像素子を備える撮像装置に着脱可能に装着される交換レンズであって、
第1のレンズユニット、及び第2のレンズユニットを含む複数のレンズユニットと、
前記交換レンズの姿勢に基づいて前記複数のレンズユニットのうち1つのレンズユニットを選択すると共に、前記1つのレンズユニットによって得られる撮像領域を測光領域に設定させるための情報を前記撮像装置に送信する通信部とを有することを特徴とする交換レンズ。
【請求項5】
第1のレンズユニット、及び第2のレンズユニットを含む複数のレンズユニットを備える交換レンズが着脱可能に装着される撮像装置であって、
1つの撮像素子と、
前記複数のレンズユニットによって得られる画像をモノラル表示する際に用いられる前記第1のレンズユニットによって得られる撮像領域で測光させるための情報を前記交換レンズから取得すると共に、前記情報を用いて測光領域を設定する設定部とを有することを特徴とする撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のレンズユニットを備える交換レンズに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ステレオ立体映像の撮影方法として、単眼のカメラ本体に、視点の異なる複数の画像が得られる複眼レンズユニットを装着して撮影する方法が知られている。カメラ本体は、撮影画像の中心付近を測光領域として自動露出調整(AE)を行うが、複眼レンズユニットが装着された場合、左右それぞれの画像中心が単眼レンズ装着時の画像の中心と異なるため、自動露出調整を正確に行うことができない。特許文献1では、複眼レンズユニット装着時の測光領域を、単眼レンズ装着時の測光領域とは異ならせる構成が開示されている。また、特許文献1の構成では、左右それぞれの画像中心付近において測光を行うと、その後の処理等が複雑になるため、左右のいずれか一方の画像中心付近において測光を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-222083号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の構成では、左右のどちらの画像領域を測光領域にするかが予め考慮されていないため、以下の問題が生じる。複眼レンズユニットが装着されたカメラ本体が、画角180度の立体視VR動画規格であるVR180に対応している場合、ステレオ画像をモノラル表示する際に、基準画像である左眼画像を表示する仕様になっている。仮に右眼画像の露出と左眼画像の露出との間に、何らかの理由で差分が生じた場合に、右眼画像を測光領域に設定すると、基準画像の自動露出調整の精度が低下する可能性がある。
【0005】
本発明は、ステレオ画像をモノラル表示する際に表示する基準画像の露出を適正にする交換レンズを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての交換レンズは、1つの撮像素子を備える撮像装置に着脱可能に装着される交換レンズであって、第1のレンズユニット、及び第2のレンズユニットを含む複数のレンズユニットと、複数のレンズユニットによって得られる画像をモノラル表示する際に用いられる第1のレンズユニットによって得られる撮像領域で測光させるための情報を撮像装置に送信する通信部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ステレオ画像をモノラル表示する際に表示する基準画像の露出を適正にする交換レンズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るカメラシステムの構成図である。
カメラ制御部とレンズ制御部の構成を示す図である。
交換レンズの光軸位置、マウント、及び撮像素子上のイメージサークルの位置関係を示す図である。
測光領域を設定するまでのフローを示す図である。
片目ピント補正機構の説明図である。
片目ピント補正機構が設けられている場合の測光領域を設定するまでのフローを示す図である。
交換レンズのF値と輝度との関係を示す図である。
片目絞り補正が実行される場合の測光領域を設定するまでのフローを示す図である。
姿勢ごとの測光領域を設定するまでのフローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係るカメラシステムの構成図である。カメラシステムは、交換レンズ100とカメラ(撮像装置)10とを有する。交換レンズ100は、複眼レンズユニットであり、カメラ10に着脱可能に装着される。
(【0011】以降は省略されています)

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