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公開番号2023042418
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-27
出願番号2021149701
出願日2021-09-14
発明の名称牽引作業用の巻掛具
出願人中国電力株式会社
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類A01G 23/00 20060101AFI20230317BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】安全性の高い牽引作業用の巻掛具の提供。
【解決手段】柱状物Oの周囲に配置され、且つ柱状物O側とは反対側で索体Rを受ける索体受具2と、該索体受具2を柱状物Oに固定する固定具と、を備えるようにする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
柱状物の周囲に配置された状態で柱状物側とは反対側で索体を受ける索体受具と、
該索体受具を柱状物に固定する固定具と、を備える、
牽引作業用の巻掛具。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記索体受具は、
転動体によって前記索体を受ける転がり受部を有する、
請求項1に記載の牽引作業用の巻掛具。
【請求項3】
前記索体受具は、
平滑面によって前記索体を受ける滑り受部を有する、
請求項1に記載の牽引作業用の巻掛具。
【請求項4】
前記索体受具の上下方向に対する傾きを調整する調整手段を備える、
請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の牽引作業用の巻掛具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、柱状物の牽引作業時にロープ等の索体を巻き掛けておく牽引作業用の巻掛具に関する発明である。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、木等の柱状物の牽引作業では、例えば、特許文献1に開示されているような、索体である倒木用ロープと牽引対象となる柱状物(伐採木)とをつなぐ伐採木引張ロープ取付用具(以下、取付用具と称する)が用いられることがある。かかる取付用具は、伐採木に取り付けられ、伐採木から前方(伐採木を牽引する方向における前方)に離れた位置で倒木用ロープが連結されるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-239870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来の取付用具は、伐採木から前方に離れた位置で倒木用ロープが連結されるように構成されているため、取付用具から倒木用ロープが外れると、作業者に危険が及ぶことがあった。
【0005】
そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、安全性の高い牽引作業用の巻掛具の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の牽引作業用の巻掛具は、
柱状物の周囲に配置された状態で柱状物側とは反対側で索体を受ける索体受具と、
該索体受具を柱状物に固定する固定具と、を備える。
【0007】
上記構成の牽引作業用の巻掛具では、固定具によって柱状物に固定されている索体受具が柱状物側とは反対側で索体を受けるように構成されているため、索体が索体受具から外れたとしても柱状物に掛かって止まるようになっている。そのため、上記構成の牽引作業用の巻掛具は、索体受具から外れた索体が作業者に危険を及ぼしにくくすることができる。
【0008】
また、本発明の牽引作業用の巻掛具において、
前記索体受具は、転動体によって前記索体を受ける転がり受部を有するようにしてもよい。
【0009】
このようにすれば、索体と索体を受ける転動体との間に生じる摩擦力が抑えられるため、索体が扱いやすくなる。
【0010】
また、本発明の牽引作業用の巻掛具において、
前記索体受具は、平滑面によって前記索体を受ける滑り受部を有するようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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