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公開番号2023042119
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-27
出願番号2021149240
出願日2021-09-14
発明の名称シート搬送装置、自動原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 7/02 20060101AFI20230317BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】装置の大型化や装置のコストアップを抑えることができるシート搬送装置、自動原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】金属検知手段は、磁力発生手段たる電磁石801と、電磁石801により引き寄せられたシートなどの原稿MSに付されたステイプル針やクリップなどの金属片mが接触する接触部材802とを備えている。また、接触部材802と金属片mとが接触したときの音を集音可能な集音手段たる集音マイク803を有し、この集音マイク803が集音した音に基づいて、金属片mの有無を検知する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
シートを載置するシート載置部と、
前記シート載置部に載置されたシートを搬送するシート搬送手段と、
前記シートに付いている金属を検知する金属検知手段とを備えたシート搬送装置において、
前記金属検知手段は、
磁力発生手段と、
前記磁力発生手段により引き寄せられた前記シートに付された金属が接触する接触部材と、
前記接触部材と前記金属とが接触したときの音を集音可能な集音手段とを備え、
前記集音手段が集音した音に基づいて、前記金属を検知することを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記シート搬送手段は、前記シート載置部に載置されたシートを給送する給送部材と、前記給送部材により給送された複数枚のシートを一枚に分離する分離部とを有し、
前記接触部材を、前記分離部よりもシート搬送方向上流に配置したことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項3】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記接触部材を、前記シート載置部に載置されたシートに対向するように配置したことを特徴するシート搬送装置。
【請求項4】
請求項3に記載のシート搬送装置において、
前記シート搬送手段は、前記シート載置部に載置されたシートを給送する給送部材を有し、
前記接触部材と前記磁力発生手段とを、前記給送部材を保持する保持部材に設けたことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項5】
請求項3に記載のシート搬送装置において、
前記シート載置部に載置されたシートの幅方向位置を規制するシート規制部材を備え、
前記接触部材と前記磁力発生手段を、前記シート規制部材に設けたことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項6】
請求項3乃至5いずれか一項に記載のシート搬送装置において、
前記金属検知手段は、シート搬送開始前に金属検知を実施することを特徴とするシート搬送装置。
【請求項7】
請求項1乃至6いずれか一項に記載のシート搬送装置において、
前記磁力発生手段が、電磁石であることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項8】
請求項1乃至6いずれか一項に記載のシート搬送装置において、
前記磁力発生手段は、永久磁石であることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項9】
請求項7または8に記載のシート搬送装置において、
前記金属検知手段は、前記シートに対して磁力が作用する状態と、磁力が作用しない状態とを繰り返し発生させて金属検知を行うことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項10】
原稿を搬送する原稿搬送部を備え、
前記原稿搬送部によって原稿を画像読取部へ搬送する自動原稿搬送装置において、
前記原稿搬送部として、請求項1乃至9いずれか一項に記載のシート搬送装置を用いたことを特徴とする自動原稿搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート搬送装置、自動原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シートを載置するシート載置部と、シート載置部に載置されたシートを搬送するシート搬送手段と、シートに付いている金属を検知する金属検知手段とを備えたシート搬送装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記シート搬送装置として、先端に磁石部材が固定され、揺動可能に支持されたアクチュエータと、アクチュエータの揺動を検出するセンサとを有する金属検知手段を備えたものが記載されている。シートにクリップやステイプル針などの金属が付いているときは、シートの金属と磁石部材との間の磁力によりアクチュエータが揺動し、その揺動をセンサが検知することで、シートに金属が付いていることを検知している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の金属検知手段の構成は、装置の大型化やコストアップを招くという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、シートを載置するシート載置部と、前記シート載置部に載置されたシートを搬送するシート搬送手段と、前記シートに付いている金属を検知する金属検知手段とを備えたシート搬送装置において、前記金属検知手段は、磁力発生手段と、前記磁力発生手段により引き寄せられた前記シートに付された金属が接触する接触部材と、前記接触部材と前記金属とが接触したときの音を集音可能な集音手段とを備え、前記集音手段が集音した音に基づいて、前記金属を検知することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、装置の大型化や装置のコストアップを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る複写機を示す概略構成図。
同複写機における画像形成部の内部構成の一部を拡大して示す部分拡大構成図。
同画像形成部における4つのプロセスユニットからなるタンデム部の一部を示す部分拡大図。
同複写機のスキャナ及びADFを示す斜視図。
同ADFの要部構成をスキャナの上部とともに示す拡大構成図。
同ADF及び同スキャナの電気回路の一部を示すブロック図。
同ADFの集音マイク、電磁石および接触部材の配置に関する説明図。
原稿に付けられた金属片の検知について説明する図。
同ADFコントローラによって実施される金属片判別処理を示すフローチャート。
同ADFの変形例1の構成を示す概略図。
同変形例1における原稿に付けられた金属片の検知について説明する図。
ADFの変形例2の構成を示す概略図。
変形例2における原稿に付けられた金属片の検知について説明する図。
ADFの変形例3の構成を示す概略図。
電磁石の鉄心を接触部材として用いた例について説明する図。
永久磁石を用いて、原稿に作用する磁力をON/OFF制御する構成の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を、電子写真方式の複写機(以下、単に複写機という)に適用した実施形態について説明する。
まず、実施形態に係る複写機の基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係る複写機を示す概略構成図である。この複写機は、画像形成部1と、白紙供給装置40と、原稿読取装置50とを備えている。原稿読取装置50は、画像形成部1の上に固定されたスキャナ150と、これに支持される原稿搬送装置たるADF51とを有している。
【0009】
白紙供給装置40は、ペーパーバンク41内に多段に配設された2つのシート載置部たる給紙カセット42を有している。また、白紙供給装置40は、給紙カセットからシートたる転写紙を送り出す給送部材たる送出ローラ43、送り出された転写紙を分離して給紙路44に供給する分離部材たる分離ローラ45等も有している。また、画像形成部1の給紙路37に転写紙を搬送する複数の搬送ローラ47等も有している。白紙供給装置40は、給紙カセット内の転写紙を画像形成部1内の給紙路37内に給紙する。
【0010】
図2は、画像形成部の内部構成の一部を拡大して示す部分拡大構成図である。画像形成手段としての画像形成部1は、光書込装置2、K,Y,M,C色のトナー像を形成する4つのプロセスユニット3K,Y,M,C、転写ユニット24を備えている。また、画像形成部1は、紙搬送ユニット28、レジストローラ対33、定着装置34、スイッチバック装置36、給紙路37等を備えている。光書込装置2は、装置内に配設されたレーザーダイオードやLED等の光源を駆動して、ドラム状の4つの感光体4K,Y,M,Cに向けてレーザー光Lを照射する。この照射により、感光体4K,Y,M,Cの表面には静電潜像が形成され、この潜像は所定の現像プロセスを経由してトナー像に現像される。なお、符号の後に付されたK,Y,M,Cという添字は、ブラック,イエロー,マゼンタ,シアン用の仕様であることを示している。
(【0011】以降は省略されています)

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