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公開番号2023042037
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-27
出願番号2021149101
出願日2021-09-14
発明の名称情報処理方法および情報処理装置
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類H04S 7/00 20060101AFI20230317BHJP(電気通信技術)
要約【課題】物理的な空間の形状を考慮した音像定位を実現する情報処理方法および情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理方法は、複数の論理的空間情報にそれぞれ対応する複数の物理的空間情報の設定を受け付け、前記複数の論理的空間における第1座標を用い、前記複数の論理的空間にそれぞれ定位させる音像の位置を示す複数の第1音像定位情報を受け付け、前記複数の第1音像定位情報をグループとして受け付け、前記グループ内の1つの第1音像定位情報の変更を受け付けた場合、前記1つの第1音像定位情報の変更に対応して他の第1音像定位情報の変更を行い、前記グループ化した前記複数の第1音像定位情報を、それぞれ対応する前記複数の物理的空間における第2座標を用いた複数の第2音像定位情報に変換する。
【選択図】 図11
特許請求の範囲【請求項1】
複数の論理的空間情報にそれぞれ対応する複数の物理的空間情報の設定を受け付け、
前記複数の論理的空間における第1座標を用い、前記複数の論理的空間にそれぞれ定位させる音像の位置を示す複数の第1音像定位情報を受け付け、
前記複数の第1音像定位情報をグループとして受け付け、
前記グループ内の1つの第1音像定位情報の変更を受け付けた場合、前記1つの第1音像定位情報の変更に対応して他の第1音像定位情報の変更を行い、
前記グループ化した前記複数の第1音像定位情報を、それぞれ対応する前記複数の物理的空間における第2座標を用いた複数の第2音像定位情報に変換する、
情報処理方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記グループ化した複数の第1音像定位情報のそれぞれの第1座標が同じである、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記グループ化した複数の第1音像定位情報のそれぞれの第1座標が異なり、
前記グループ内の1つの第1音像定位情報の変更を受け付けた場合、前記グループ化した前記複数の第1音像定位情報の相対的な位置関係を保持して、他の第1音像定位情報の変更を行う、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記複数の論理的空間のうち、少なくとも1つの論理的空間は、複数の音像の位置を示す複数の第1音像定位情報を含み、
前記1つの論理的空間内の前記複数の第1音像定位情報を第2グループとして規定し、
前記第2グループ内の1つの第1音像定位情報の変更を受け付けた場合、前記第2グループに含まれる前記複数の音像のそれぞれの相対的な位置関係を保持して、前記複数の第1音像定位情報の変更を行い、
前記第2グループに含まれる前記複数の第1音像定位情報を、前記1つの論理的空間に対応する1つの物理的空間における複数の前記第2音像定位情報に変換する、
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項5】
複数の論理的空間情報にそれぞれ対応する複数の物理的空間情報の設定を受け付け、
前記複数の論理的空間における第1座標を用い、前記複数の論理的空間にそれぞれ定位させる音像の位置を示す複数の第1音像定位情報を受け付け、
前記複数の第1音像定位情報をグループとして受け付け、
前記グループ内の1つの第1音像定位情報の変更を受け付けた場合、前記1つの第1音像定位情報の変更に対応して他の第1音像定位情報の変更を行い、
前記グループ化した前記複数の第1音像定位情報を、それぞれ対応する前記複数の物理的空間における第2座標を用いた複数の第2音像定位情報に変換する、
処理部を備えた情報処理装置。
【請求項6】
前記グループ化した複数の第1音像定位情報のそれぞれの第1座標が同じである、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記グループ化した複数の第1音像定位情報のそれぞれの第1座標が異なり、
前記グループ内の1つの第1音像定位情報の変更を受け付けた場合、前記グループ化した前記複数の第1音像定位情報の相対的な位置関係を保持して、他の第1音像定位情報の変更を行う、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記複数の論理的空間のうち、少なくとも1つの論理的空間は、複数の音像の位置を示す複数の第1音像定位情報を含み、
前記1つの論理的空間内の前記複数の第1音像定位情報を第2グループとして規定し、
前記第2グループ内の1つの第1音像定位情報の変更を受け付けた場合、前記第2グループに含まれる前記複数の音像のそれぞれの相対的な位置関係を保持して、前記複数の第1音像定位情報の変更を行い、
前記第2グループに含まれる前記複数の第1音像定位情報を、前記1つの論理的空間に対応する1つの物理的空間における複数の前記第2音像定位情報に変換する、
請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、情報処理方法および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の音声調整卓は、直方体形状の空間において、音像定位点の座標を受け付ける。特許文献1の音声調整卓は、受け付けた座標に音像が定位するように、空間に配置された複数のスピーカから出力される音の音量を計算する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-74280号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、コンサートホール等の物理的な空間は、直方体形状に限らない。したがって、特許文献1の音声調整卓の様な装置は、直方体空間で音像定位点の座標を受け付けても、物理的な空間の座標を考慮していないため、利用者の意図通りの位置に音像を定位させることができない場合がある。
【0005】
そこで、本発明の一実施形態の目的の一つは、物理的な空間の形状を考慮した音像定位を実現する情報処理方法および情報処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る情報処理方法は、複数の論理的空間情報にそれぞれ対応する複数の物理的空間情報の設定を受け付け、前記複数の論理的空間における第1座標を用い、前記複数の論理的空間にそれぞれ定位させる音像の位置を示す複数の第1音像定位情報を受け付け、前記複数の第1音像定位情報をグループとして受け付け、前記グループ内の1つの第1音像定位情報の変更を受け付けた場合、前記1つの第1音像定位情報の変更に対応して他の第1音像定位情報の変更を行い、前記グループ化した前記複数の第1音像定位情報を、それぞれ対応する前記複数の物理的空間における第2座標を用いた複数の第2音像定位情報に変換する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一実施形態によれば、物理的な空間の形状を考慮した音像定位を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理装置1の構成を示すブロック図である。
表示器15に表示される音像定位の設定画面の一例を示す図である。
プロセッサ12の動作を示すフローチャートである。
座標変換の概念を説明する図である。
座標変換の概念を説明する図である。
座標変換の変形例を説明する図である。
変形例1に係る情報処理装置1Aの構成を示すブロック図である。
情報処理装置1Aの動作を示すフローチャートである。
表示器15に表示される音像定位の設定画面の一例を示す図である。
情報処理装置1Aの動作を示すフローチャートである。
表示器15に表示される音像定位の設定画面の一例を示す図である。
再生情報の一例を示す図である。
再生情報の変形例を示す図である。
再生情報の変形例を示す図である。
論理的空間L1内に複数の音源55Aおよび音源55ABを配置し、音像定位置情報を編集する場合の表示器15に表示される音像定位の設定画面の一例を示す図である。
第2グループとして規定した音源55Aおよび音源55ABの音像定位置情報を編集する場合の表示器15に表示される音像定位の設定画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、情報処理装置1の構成を示すブロック図である。情報処理装置1は、通信部11、プロセッサ12、RAM13、フラッシュメモリ14、表示器15、およびユーザI/F16を備えている。
【0010】
情報処理装置1は、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、あるいはタブレット型コンピュータ等からなる。また、オーディオミキサ等の音響機器も、情報処理装置の一例である。
(【0011】以降は省略されています)

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