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公開番号2023042001
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-27
出願番号2021149046
出願日2021-09-14
発明の名称殺菌装置および殺菌方法
出願人個人
代理人個人
主分類A61L 9/015 20060101AFI20230317BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】弾力的に外気を殺菌することができる殺菌装置および殺菌方法を提供することを目的とする。
【解決手段】外気を殺菌する自動走行型殺菌装置1(殺菌装置)は、外気を取り込むファン部6と、オゾンを発生させるオゾン発生部10と、オゾンからヒドロキシラジカルを発生させるヒドロキシラジカル発生部20と、オゾン発生部10、ヒドロキシラジカル発生部20を制御する制御部7と、を備える。オゾン発生部10は、真空紫外線を照射する真空紫外線照射部を有する。ヒドロキシラジカル発生部20は、近紫外線を照射する近紫外線照射部を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
外気を殺菌する殺菌装置であって、
外気を取り込むファン部と、
オゾンを発生させるオゾン発生部と、
オゾンからヒドロキシラジカルを発生させるヒドロキシラジカル発生部と、
前記オゾン発生部、前記ヒドロキシラジカル発生部を制御する制御部と、を備える、殺菌装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記オゾン発生部は、真空紫外線を照射する真空紫外線照射部を有する、請求項1に記載の殺菌装置。
【請求項3】
前記ヒドロキシラジカル発生部は、近紫外線を照射する近紫外線照射部を有する、請求項1または2に記載の殺菌装置。
【請求項4】
前記制御部は、外部に放出するオゾンの濃度に応じて、前記近紫外線照射部が照射する近紫外線の照射量を制御する、請求項3に記載の殺菌装置。
【請求項5】
オゾン濃度を計測するオゾンセンサを、さらに備える、請求項1から4のいずれかに記載の殺菌装置。
【請求項6】
周囲の環境を計測しながら自走する自動走行部を、さらに備える、請求項1から5のいずれかに記載の殺菌装置。
【請求項7】
複数の前記オゾン発生部と、複数の前記ヒドロキシラジカル発生部を備える、請求項6に記載の殺菌装置。
【請求項8】
外気を殺菌する殺菌装置による殺菌方法であって、
前記殺菌装置に取り込んだ外気からオゾンを発生させるオゾン発生工程と、
発生させた前記オゾンを前記殺菌装置の外部に放出するオゾン放出工程と、
外部に放出した前記オゾンで前記殺菌装置の外部空間を殺菌する外部殺菌工程と、
前記殺菌装置に取り込んだ殺菌した外気に残留する前記オゾンからヒドロキシラジカルを発生させて、オゾンを分解するオゾン分解工程と、を含む、殺菌方法。
【請求項9】
前記殺菌装置が殺菌するエリアを移動しながら前記オゾン発生工程、前記オゾン放出工程、前記外部殺菌工程を実行し、
その後、前記殺菌装置が前記エリアを移動しながら前記オゾン分解工程を実行する、請求項8に記載の殺菌方法。
【請求項10】
前記オゾン発生工程、前記オゾン放出工程、前記外部殺菌工程を実行し、所定時間経過後に前記オゾン分解工程を実行する、請求項8に記載の殺菌方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、外気を殺菌する殺菌装置および殺菌方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
食品や衣類などを保管する倉庫、穀物などを貯蔵する貯蔵庫、食品や穀物などを運搬するコンテナや運搬船、病院、役所、ホテルなどの屋内空間に浮遊する浮遊菌や、保管物、壁などに付着した付着菌を、オゾン(O

)やヒドロキシラジカル(OHラジカル)を用いて殺菌することが知られている。オゾンは強い殺菌効果を有する一方で、人体にも悪影響を及ぼす危険性がある。そのため、人が存在する空間のオゾン濃度を0.1ppm以下にすることや、10ppm程度の高濃度のオゾンで倉庫内を殺菌する際には人の立ち入りを禁止するなどの各種基準が設けられている。また、ヒドロキシラジカルは高い反応性を有する一方で寿命が10
-6
秒程度と非常に短いという特徴がある。
【0003】
特許文献1には、放電によりオゾンとヒドロキシラジカルを同時に発生させる機能成分発生器を駆動部により移動させながらエリア内を殺菌する自走型機能成分発生装置が開示されている。この装置は、エリア内の所定箇所のオゾン濃度が所定値(例えば、0.05ppm)を超えないように移動速度が調整される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-188950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の装置は移動速度により空間のオゾン濃度を制御するものであるため屋内に固定して設置することができず、また、用途に応じてオゾン濃度を自在に変更することも困難であるため、用途に応じて弾力的に殺菌するにはさらなる改善の余地があった。
【0006】
そこで本発明は、弾力的に外気を殺菌することができる殺菌装置および殺菌方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の殺菌装置は、外気を殺菌する殺菌装置であって、外気を取り込むファン部と、オゾンを発生させるオゾン発生部と、オゾンからヒドロキシラジカルを発生させるヒドロキシラジカル発生部と、前記オゾン発生部、前記ヒドロキシラジカル発生部を制御する制御部と、を備える。
【0008】
本発明の殺菌方法は、外気を殺菌する殺菌装置による殺菌方法であって、前記殺菌装置に取り込んだ外気からオゾンを発生させるオゾン発生工程と、発生させた前記オゾンを前記殺菌装置の外部に放出するオゾン放出工程と、外部に放出した前記オゾンで前記殺菌装置の外部空間を殺菌する外部殺菌工程と、前記殺菌装置に取り込んだ殺菌した外気に残留する前記オゾンからヒドロキシラジカルを発生させて、オゾンを分解するオゾン分解工程と、を含む。
【0009】
本発明の他の殺菌方法は、外気を殺菌する殺菌装置による殺菌方法であって、前記殺菌装置に取り込んだ外気からオゾンを発生させるオゾン発生工程と、前記殺菌装置の内部で前記外気を前記オゾンで殺菌する内部殺菌工程と、殺菌後に残留する前記オゾンからヒドロキシラジカルを発生させるヒドロキシラジカル発生工程と、を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、弾力的に外気を殺菌することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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