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公開番号
2023040869
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-03-23
出願番号
2021148056
出願日
2021-09-10
発明の名称
撚線導体
出願人
三洲電線株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01B
5/08 20060101AFI20230315BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】圧縮することなく、若しくは、低い圧縮率で、撚線導体の断面形状を真円状に近い形状に製造できる撚線導体を提供する。
【解決手段】
中心部に配設した1本の中心線11で構成された内層2を有し、内層2の外側に、複数本の第1外層線12で構成した第1外層4を配設し、第1外層4の外側に、第1外層線12の本数と同じ本数の外細径線13と、第1外層線12の本数と同じ本数で、かつ、外細径線13より太い外太径線14で構成した最外層5を配設し、第1外層線12を周方向に離間して配設し、周方向に隣り合う第1外層線12,12間の外側に外太径線14を配設し、周方向に隣り合う外太径線14,14間に1本の外細径線15を配設した。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
中心部に配設した1本の中心線で構成された内層、又は、中心部に配設した1本の中心線と、該中心線の外側に複数本の第1内層線を周方向に配設して形成した第1内層で構成された内層を有し、
該内層の外側に、複数本の第1外層線で構成した第1外層を配設し、
該第1外層の外側に、第1外層線の本数と同じ本数の外細径線と、第1外層線の本数と同じ本数で、かつ、前記外細径線より太い外太径線で構成した最外層を配設し、
前記第1外層線を周方向に離間して配設し、
周方向に隣り合う第1外層線間の外側に前記外太径線を配設し、周方向に隣り合う外太径線間に1本の外細径線を配設したことを特徴とする撚線導体。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
中心部に配設した1本の中心線で構成された内層、又は、中心部に配設した1本の中心線と、該中心線の外側に複数本の第1内層線を周方向に配設して構成した内層を有し、
該内層の外側に、複数本の第1外層線で構成した第1外層を配設し、
該第1外層の外側に、前記第1外層線の本数と同じ本数の第2外層線で構成した第2外層を配設し、
該第2外層の外側に、第1外層線の本数と同じ本数の外細径線と、第1外層線の本数と同じ本数で、かつ、前記外細径線より太い外太径線で構成した最外層を配設し、
前記第1外層線を周方向に離間して配設し、
周方向に隣り合う第1外層線間の外側に前記第2外層線を配設し、
周方向に隣り合う第2外層線間の外側に前記外太径線を配設し、周方向に隣り合う外太径線間に1本の外細径線を配設したことを特徴とする撚線導体。
【請求項3】
前記撚線導体の中心から、前記最外層を構成する外細径線の外縁端までの距離と、
前記撚線導体の中心から、前記最外層を構成する外太径線の外縁端までの距離が同じであることを特徴とする請求項1又は2記載の撚線導体。
【請求項4】
前記最外層を構成する素線は、外側から圧縮変形されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の撚線導体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撚線導体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電線等に使用される撚線導体を構成する各々の素線は、一般的に、全て断面円形の丸線で、かつ、同一径である。該素線として銅線が主として用いられ、その銅線に、錫、ニッケル、銀、或いはアルミ、各種合金をメッキしたものが使用されている。
【0003】
例えば、同心撚り構成で、かつ、19本の素線で構成される撚線導体は、一般的に、図15に示すように、撚線導体101における中心の1本の素線102を核として、その周囲を6本の素線103が覆い囲んで内層を形成し、更に、その外周を12本の素線104が覆い囲んで外層を形成し、それを同一方向に撚ることで形成されている。
【0004】
素線102、103、104が全て、断面円形で、かつ、同一径であることから、素線102、103、104を標準心線配列で配列して撚線導体101を形成すると、その外周形状は図15に示すように、六角形状に近似した形状となり、丸形状に近似した形状とはならない。以下、これを従来技術1とする。
【0005】
一般的に、撚線導体101は、図15に示すように、外周部に絶縁材106が被覆されて、電線(被覆線)等107として使用される。絶縁材106の減量化は、資源の有効活用の観点から重要であり、そのために、撚線導体の断面形状は真円であることが望まれる。
【0006】
しかし、同じ径の素線で、かつ、19本の同心撚り配列で撚線導体を構成すると、例えば、図15に示すように、撚線導体101の断面形状の外形は、六角形状でとなり、絶縁材106の厚みは、頂点部の近傍は薄く、頂点部から辺部に至るほど厚くなり、絶縁材106の厚みは不均一となる。また、耐圧不良を防止するためには、頂点部の絶縁材106の厚みが基準となり、辺部の絶縁材106の厚みは余剰で無駄となり、この点からも、撚線導体の断面形状は真円であることが望まれる。
【0007】
また、撚線導体101の断面形状が六角形状であるため、被覆線の端末加工等において、絶縁材106をストリップする際に撚線導体101を傷つける虞があるという問題がある。
【0008】
同心撚り配列以外の一括集合撚線においても、同様に、撚線導体の断面形状が真円であることが望まれている。
【0009】
撚線導体の断面形状を真円とする方法として、例えば、特許文献1記載のように、断面円形で、かつ、全て同一径の素線202を、一方向に撚りながら圧縮ダイスを通すことにより、図16に示すように、撚線導体201の断面形状を略真円とする方法が提案されている。以下、これを従来技術2とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開平11-25758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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