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公開番号
2023039393
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-03-20
出願番号
2022045081
出願日
2022-03-22
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
15/16 20060101AFI20230313BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 3層以上の構成を有する中間転写ベルトに関して良好な一次転写性を実現しつつ、画像不良を抑制できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 像担持体と、基層と基層の外周面側に形成される表面層と基層の内周面側に形成される内面層とを備え、導電性を有する中間転写ベルトと、像担持体とで中間転写ベルトを挟むように配置され、像担持体の中心に対して中間転写ベルトの回転方向の下流側に中心が配置されている電流供給部材と、を有し、中間転写ベルトの厚み方向における体積抵抗値をRv(Ω)とし、内面層側の表面方向における第1表面抵抗値をRs1(Ω)とし、表面層側の表面方向における第2表面抵抗値をRs2(Ω)とした時、Rv>Rs1、Rs2>Rs1、Rs2/Rv≦40の関係を満たし、かつ、第2表面抵抗値Rs2は、3.00×10
7
(Ω)以上である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体からトナー像が転写される中間転写ベルトであって、基層と、前記基層の外周面側に形成される表面層と、前記基層の内周面側に形成される内面層と、を備えると共に、導電性を有する、中間転写ベルトと、
前記像担持体とで、前記中間転写ベルトを挟むように配置される電流供給部材であって、前記像担持体の中心に対して、前記中間転写ベルトの回転方向の下流側に中心が配置されている電流供給部材と、を有する画像形成装置において、
前記中間転写ベルトの厚み方向における体積抵抗値をRv(Ω)とし、
前記内面層側の表面方向における第1表面抵抗値をRs1(Ω)とし、
前記表面層側の表面方向における第2表面抵抗値をRs2(Ω)とした時、
Rv>Rs1、
Rs2>Rs1、
Rs2/Rv≦40の関係を満たし、かつ、
前記第2表面抵抗値Rs2は、3.00×10
7
(Ω)以上である、ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記体積抵抗値Rvと前記第2表面抵抗値Rs2は、
Rs2/Rv≦22の関係を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第2表面抵抗値Rs2は、7.00×10
7
(Ω)以上である、ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記体積抵抗値Rvは、2.60×10
6
(Ω)~3.51×10
7
(Ω)である、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記体積抵抗値Rvは、4.57×10
6
(Ω)~1.83×10
7
(Ω)である、ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第2表面抵抗値Rs2は、6.41×10
8
(Ω)以下である、ことを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記基層は、厚み方向において最も厚い層である、ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記表面層は、前記基層の外周面側の表面に接して設けられている、ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記内面層は、前記基層の内周面側の表面に接して設けられている、ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記電流供給部材は、前記電流供給部材が存在する側から、前記像担持体が存在する側へ前記中間転写ベルトを押し付けることによって、前記中間転写ベルトが前記像担持体の表面に巻き付くように構成されている、ことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レーザープリンタ、複写機、ファクシミリ等の電子写真方式を用いる画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、中間転写体を使用する構成を有する画像形成装置が知られている。
【0003】
このような画像形成装置は、一次転写工程において、感光ドラム表面に形成されたトナー像を、感光ドラムの対向部(一次転写部)に配置された一次転写部材に電圧を印加することにより、中間転写体上に一次転写する。また、一次転写工程を、複数色のトナー像に関して繰り返し実行することにより、中間転写体表面に複数色のトナー像を形成する。
【0004】
そして、二次転写工程において、中間転写体表面に形成された複数色のトナー像を、二次転写部材へ電圧を印加することにより、紙などの記録材表面に一括して転写する。記録材表面に転写されたトナー像は、その後、定着手段により、記録材に定着され、カラー画像が形成される。
【0005】
特許文献1では、基層と表層からなる中間転写ベルトにおいて、一次転写部上流の放電を抑制するために、基層と表層の表面抵抗の比率を規定する構成が提案されている。
【0006】
一方、特許文献2では、転写性向上のため、中間転写ベルトの基層内周面に低抵抗層を形成し、一次転写電流供給部材から、中間転写ベルトの周方向に電流が流れるように一次転写電圧を印加する構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2020-95227号公報
特開2018-36624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献2のような周方向に流れる電流によって「一次転写」を行う中間転写ベルトについて、特許文献1のように基層と表層の抵抗値の比率を規定するだけでは、良好な一次転写性が得られない場合がある。
【0009】
具体的に、特許文献2のように「基層」の内周面に「内面低抵抗層」を有し、「基層」の外周面に「表層抵抗層」を形成した3層構成のベルトにおいて、特許文献1のような「基層」と「表層」の表面抵抗の比率を規定する構成を適用すると、意図せず「表層抵抗」が低くもしくは高くなりすぎる可能性がある。
【0010】
「表層抵抗」が低くなり過ぎた場合、例えば、離散的なパッチ画像を形成する際、ベルトの周方向に流れる一次転写電流が、パッチ画像上を流れず(介さず)、直接感光ドラムから中間転写ベルトへ流れる可能性があり、一次転写性能が低下する恐れがある。
(【0011】以降は省略されています)
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