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公開番号
2023039137
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-03-20
出願番号
2021146152
出願日
2021-09-08
発明の名称
操作装置、光学装置、および撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G02B
7/08 20210101AFI20230313BHJP(光学)
要約
【課題】 操作性の点で有利な操作装置を提供する。
【解決手段】 光学装置における可動の光学部材を操作するための操作装置(10)は、操作部材(101)と、操作部材の操作量を検出する検出部(102)と、操作部材の操作量に基づいて指令値を生成する処理部(103-105、107)を有する。処理部は、操作量と指令値の関係と、光学部材の制御量に基づいて、操作量と、操作量の範囲とを設定する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光学装置における可動の光学部材を操作するための操作装置であって、
操作部材と、
前記操作部材の操作量を検出する検出部と、
前記操作部材の操作量に基づいて指令値を生成する処理部を有し、
前記処理部は、前記操作量と前記指令値の関係と、前記光学部材の制御量に基づいて、操作量と、操作量の範囲とを設定することを特徴とする操作装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記処理部は、前記制御量に対応する指令値が生成されるように、前記操作量の初期値と前記操作量の範囲とを設定することを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
【請求項3】
前記操作量および前記指令値のうち少なくとも一方の範囲は可変であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の操作装置。
【請求項4】
前記操作量と前記指令値の関係を設定するためのユーザインタフェースを有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載の操作装置。
【請求項5】
前記制御量は、前記光学部材の位置を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項に記載の操作装置。
【請求項6】
前記光学部材は、前記光学装置の物体距離、焦点距離、開口径のうち少なくとも1つを変更するために可動であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちいずれか1項に記載の操作装置。
【請求項7】
前記処理部は、前記指令値と、前記指令値の範囲と、前記操作量と、前記操作量の範囲とを互いに関連づけて表示部に表示させることを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちいずれか1項に記載の操作装置。
【請求項8】
前記表示部を有することを特徴とする請求項7に記載の操作装置。
【請求項9】
請求項1ないし請求項8のうちいずれか1項に記載の操作装置と、
前記操作装置により操作される可動の光学部材とを有することを特徴とする光学装置。
【請求項10】
請求項9に記載の光学装置と、
前記光学装置により形成された像を撮る撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作装置、光学装置、および撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
レンズ装置における光学部材の駆動を操作するための操作装置において、操作部材の操作量と駆動操作のための指令値との関係を可変にするともに当該関係を表示部に表示させることにより、操作性を向上させたものが知られている(特許文献1)。当該操作装置(デマンドともいう)は、当該指令値と、当該指令値が取りうる値の範囲としての第1範囲と、当該操作量と、当該操作量が取りうる値の範囲としての第2範囲とを関連付けて表示するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6672225号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された操作装置は、操作部材の機械的な端によって操作量の範囲が制限されている端あり操作装置である。ところが、操作部材が機械的な端を有しないことから当該端によっては操作量の範囲が制限されない端なし操作装置(エンドレスデマンドともいう)も存在する。当該端なし操作装置は、操作量の範囲が制限されていないため、当該指令値と、当該指令値の取りうる範囲と、当該操作量と、当該操作量の取りうる範囲とを関連付けて表示することはできない。よって、当該端なし操作装置は、操作性の点で不利となりうる。本発明は、例えば、操作性の点で有利な操作装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一側面は、光学装置における可動の光学部材を操作するための操作装置であって、
操作部材と、
前記操作部材の操作量を検出する検出部と、
前記操作部材の操作量に基づいて指令値を生成する処理部を有し、
前記処理部は、前記操作量と前記指令値の関係と、前記光学部材の制御量に基づいて、操作量と、操作量の範囲とを設定することを特徴とする操作装置である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、例えば、操作性の点で有利な操作装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1に係る操作装置の構成例を示す図
操作部材の外観を例示する図
操作量範囲の変化を例示する図
操作部材の回転角と検出部出力との関係を例示する図
操作装置の入出力特性(操作量と指令値との関係)を例示する図
本実施形態に係る操作量生成処理の流れを例示する図
本実施形態に係る表示処理の流れを例示する図
操作量と指令値との関係を例示する図
表示部における表示例(Standardモード)を示す図
表示部における表示例(Nearモード)を示す図
表示部における表示例(Farモード)を示す図
実施形態2に係る操作装置の構成例を示す図
操作装置の入出力特性(操作量と指令値との関係)を例示する図
本実施形態に係る操作量生成処理の流れを例示する図
本実施形態に係る表示処理の流れを例示する図
表示部における表示例(指令値範囲が制限される場合)を示す図
表示部における表示例(操作量範囲が制限される場合)を示す図
表示部における表示例(操作量の取りうる範囲が0ないし540、指令値の取りうる範囲が0ないし100の場合)を示す図
指令値の取りうる範囲の設定処理の流れを例示する図
指令値の取りうる範囲の設定例を示す図
指令値の取りうる範囲の設定例を示す図
指令値の取りうる範囲の設定例を示す図
指令値の取りうる範囲の設定例を示す図
指令値の取りうる範囲が設定されている場合の表示部における表示例を示す図
操作量の取りうる範囲の設定例を示す図
操作量の取りうる範囲の設定例を示す図
操作量の取りうる範囲が設定されている場合の表示部における表示例を示す図
光学装置・撮像装置の構成例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、実施形態を説明するための全図を通して、原則として(断りのない限り)、同一の部材等には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0009】
〔実施形態1〕
まず、図1ないし図11を参照して実施形態1が説明される。ここで、図1は、実施形態1に係る操作装置の構成例を示す図である。また、図2は、フォーカス(物体距離)操作のための操作部材101(ノブともいう)の外観を例示する図である。例えば、テレビカメラの撮影者(ユーザ)は、図2に例示された無端の操作部材を時計回り方向(CW方向)または反時計回り方向(CCW方向)に回転操作して、光学装置の光学特性を変更する。光学装置の有する可動の光学部材は、操作部材をCW方向に回転操作するとCW方向に対応する方向(無限遠に向かう方向)に、操作部材をCCW方向に回転操作するとCCW方向に対応する方向(至近に向かう方向)に駆動される。光学部材の駆動範囲は有限なのに対し、操作部材の回転量(回転角)の範囲(操作範囲)は無限(-∞°ないし+∞°)である。
【0010】
ここで、図3は、操作量範囲の変化を例示する図である。図3の(a)において、有限な駆動範囲を有する光学部材の位置は、操作部材の回転角が-180°を超えて-270°になっても、至近端(NEAR端またはMOD端)にとどまっている。同様に、当該光学部材の位置は、操作部材の回転角が+180°を超えて+270°になっても、無限遠端(FAR端またはINF端)にとどまる。光学部材を駆動できる操作部材の操作量の範囲を操作量の有効範囲ともいう。無端の操作部材を有する操作装置は、操作量の有効範囲外へ操作部材が操作された後に操作部材が反対方向に操作された場合、直ちに光学部材を反対方向に駆動する指令を出力する。無端の操作部材を有する操作装置は、操作量の有効範囲の変更が可能であるため、操作部材の操作方向を反転した場合に操作量の有効範囲外における無用な操作を省くことが可能である。そのため、図3の(b)に示されるように、光学部材の位置が至近端で変化しなくなった後、操作部材を図3の(a)とは反対の方向に回転すると指令値(光学部材の位置)が直ちに変化し、操作量の有効範囲も変化する。このように、従来の無端の操作部材を有する操作装置では、操作量の有効範囲は頻繁に変化しうる。よって、操作量と光学部材の位置との間の関係を常に把握することはユーザにとって困難となる。それゆえ、操作装置は、当該関係に関する情報を提供する、例えば、当該情報を感覚的(例えば視覚的)に示す(例えば表示する)ことができれば、操作性の点で有利となりうる。
(【0011】以降は省略されています)
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