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公開番号
2023038938
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-03-17
出願番号
2022141559
出願日
2022-09-06
発明の名称
システムコンポーネント、ミニPC、及びシステムコンポーネントの作動方法
出願人
富士通クライアントコンピューティング株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
1/26 20060101AFI20230310BHJP(計算;計数)
要約
【課題】動作において高い効率を有し、動作電力を少なくとも1つの電力消費部に選択的に供給するための供給回路を有するシステムコンポーネント、その作動方法及びミニPCを提供する。
【解決手段】システムコンポーネント11は、電力消費部12と、異なる電源15a~15nからの動作電力を1以上の電力消費部に選択的に供給する供給回路13とを備える。供給回路は、第1供給路を優先される電源に選択的に接続する入力を有する第1供給路14aと、少なくとも1つの別の、夫々が対応する別の電源に各供給路を選択的に接続する入力を有する供給路14b~14nと、第1供給路の出力と別の供給路の出力とに結合され、1以上の電力消費部に動作電力を供給する供給ライン16と、第1入力が優先される電源に接続されている場合に、別の供給路を遮断するスイッチング素子18b~18nと、を含む。第1供給路の入力は、供給ラインに電気的に直接接続される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
特にミニPC用のシステムコンポーネントであり、電力消費部と、異なる電源からの動作電力を少なくとも1つの前記電力消費部に選択的に供給する供給回路とを備えているシステムコンポーネントであって、
前記供給回路は、
第1供給路を優先される電源に選択的に接続する入力を有する第1供給路と、
少なくとも1つの別の供給路であり、それぞれの別の供給路が、対応する別の電源に供給路を選択的に接続する入力を有する、少なくとも1つの別の供給路と、
前記第1供給路の出力と、少なくとも1つの前記別の供給路の出力とに結合され、少なくとも1つの前記電力消費部に動作電力を供給する供給ラインであり、前記第1供給路の前記入力は、供給ラインに電気的に直接接続される、供給ラインと、
第1入力が前記優先される電源に接続されている場合に、少なくとも1つの前記別の供給路を遮断する少なくとも1つのスイッチング素子とを含む、システムコンポーネント。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記供給回路はさらに、少なくとも1つの検出回路を含み、
少なくとも1つの前記検出回路は、前記第1供給路に結合され、少なくとも1つの前記検出回路は、前記第1入力が所定の電圧電位、特に接地電位に接続されている場合に、電源が前記第1供給路に接続されていることを示すように構成されている、請求項1記載のシステムコンポーネント。
【請求項3】
前記第1入力は、前記優先される電源を接続するための第1コネクタに接続され、
前記検出回路は、前記第1コネクタの第1接続ピンが前記第1コネクタの第2接続ピンに電気的に接続されている場合に、前記第1供給路に電源が接続されていることを示すように構成されている、請求項2記載のシステムコンポーネント。
【請求項4】
前記供給回路はさらに、少なくとも1つの制御回路を含み、少なくとも1つの前記制御回路は、前記検出回路と少なくとも1つの前記スイッチング素子とに接続され、
前記制御回路は、前記第1入力が前記優先される電源に接続されている場合に、少なくとも1つの前記スイッチング素子によって少なくとも1つの前記別の供給路を遮断するように構成される、請求項2記載のシステムコンポーネント。
【請求項5】
前記制御回路は、プルアップ抵抗器と、プルダウン抵抗器と、少なくとも1つの前記スイッチング素子を制御するための少なくとも1つのトランジスタとを含み、
前記プルアップ抵抗器は、対応する供給路の供給ラインに接続され、
前記プルダウン抵抗器は、接地電位及び/又は第1接続ピンに接続され、
前記トランジスタの制御端子は、前記プルアップ抵抗器と前記プルダウン抵抗器との間のノードに接続されている、請求項4記載のシステムコンポーネント。
【請求項6】
少なくとも1つの前記スイッチング素子、特にパワー半導体が、前記別の供給路のそれぞれに配置され、前記第1入力が前記優先される電源に接続された場合に、対応する供給路を前記スイッチング素子が遮断する、請求項1記載のシステムコンポーネント。
【請求項7】
前記供給回路はさらに、少なくとも1つの選択回路を含み、少なくとも1つの前記選択回路は、前記別の供給路の前記スイッチング素子に結合され、
前記選択回路は、前記第1入力が前記優先される電源に接続されていない場合に、前記別の供給路のうちの1つを選択するように構成され、所定のスイッチング論理の関数として動作電力を供給し、前記選択回路は、前記別の供給路を対応するスイッチング素子によって遮断するように構成される、請求項6記載のシステムコンポーネント。
【請求項8】
前記選択回路は、前記別の供給路を介して供給された電圧の大きさを比較し、最大の電圧が供給される供給路を選択するように構成されている、請求項7記載のシステムコンポーネント。
【請求項9】
前記選択回路は、所定の順序で、前記別の供給路のうちのどれが電圧を供給するかをチェックするように構成され、所定の順序で、電圧を供給する前記第1供給路を選択するように構成されている、請求項7記載のシステムコンポーネント。
【請求項10】
ハウジングと、前記ハウジングの中に配置されている請求項1ないし9のいずれか1項に記載のシステムコンポーネントとを備えている、ミニPC。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、システムコンポーネントに関し、少なくとも1つの電力消費部と、異なる電源からの動作電力を少なくとも1つの電力消費部に選択的に供給する供給回路とを備えている、特にミニPC用のシステムコンポーネントに関する。本発明はさらに、このようなシステムコンポーネントを含むミニPC、及びこのようなシステムコンポーネントの作動方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
いわゆるミニPCのような電子装置は、様々な電源から動作に必要な電流を受容することができる。例えば、そのような電子装置は、内蔵又は外部の専用電源によって、例えば動作電力、例えば動作電圧及び電流を供給することができる。又は、装置に接続された周辺装置を介して共供給することができる。特に、複数の電源が同時に電子装置に接続される場合に、通常、接続された電源のうちのどれを使用して電子装置に電力を供給するかを、選択しなければならない。
【発明の概要】
【0003】
本発明の目的は、動作電力を少なくとも1つの電力消費部に選択的に供給するための供給回路を有するシステムコンポーネントを述べることである。好ましくは、供給回路は、特に単純な構成であるべきであり、動作において高い効率を有するべきである。
【0004】
添付の図面を参照して、本発明の異なる実施形態を詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0005】
複数の電源に接続できる第1電子装置の概略図を示す。
複数の電源に接続できる第2電子装置の概略図を示す。
電子装置の、組み合わせた検出、選択及び制御回路を示す図である。
作動方法のフローチャートを示す。
電源回路の概略図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0006】
実施形態の説明では、理解に役立つ限りで、異なる実施形態の同一又は類似のコンポーネントに対して同一の参照記号が使用される。さらに、同じ又は類似のコンポーネントの異なる例は、アルファベットの接尾辞で区別される。接尾辞が省略される場合に、各コンポーネントの全ての例を参照するものとする。
【0007】
請求項に係る発明の様々な実施形態を詳細に説明する前に、図5は、まず、複数の可能な電源によって電子装置の電力消費部に選択的に供給する可能な構成を説明するために使用される。
【0008】
図5は、複数の電源55aないし55nに接続された電子装置50を備える構成を示す。原理的には、各電源55aないし55nは、電子装置50の内部電力消費部52に必要な動作電力、例えば動作電圧及び電流を供給するのに適している。
【0009】
異なる電源55aないし55n間の相互干渉を回避するために、電源55aないし55nのうちのただ1つが、常に電力消費部52に供給するように選択される。この目的のために、各電源55aないし55nに対して、電子装置50は、監視及び選択回路59aないし59nと、制御回路56aないし56nと、スイッチング素子58aないし58nとをそれぞれ備えている。監視及び選択回路59のそれぞれは、所望の動作電圧を供給するために、関連する電源55を監視する。さらに、電源55aないし55nのうちいくつかが動作電力、例えば動作電圧及び/又は電流を並列に供給する場合には、電源55aないし55nのうちのただ1つが電力消費部52に供給するように選択されるように、監視及び選択回路59のそれぞれが互いに協調する。監視及び選択回路59は、それに関連する制御回路56を制御し、それぞれのスイッチング素子58によって、それぞれのソース51と電力消費部52との間の対応する供給路54を有効化する。
【0010】
図5を参照して説明した回路は、電子装置50に供給するための機能要件を満たしているが、それを実現するために必要な回路は比較的高度である。これに加えて、供給路54に設けられたスイッチング素子58は、電力散逸を引き起こし、これは、電子装置50のエネルギー効率を低下させる。
(【0011】以降は省略されています)
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