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公開番号2023038932
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-17
出願番号2022141209
出願日2022-09-06
発明の名称シグモイド曲線を用いて投影された電気生理学的波速度の重み付け
出願人バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッド,Biosense Webster (Israel), Ltd.
代理人個人,個人
主分類A61B 5/367 20210101AFI20230310BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】心臓電気生理学的マップを可視化すること。
【解決手段】方法は、心臓の少なくとも一部分の解剖学的マップの少なくともある領域について、位置、及びそれぞれの電気生理学的(EP)波伝播速度ベクトルを受信することを含み、ベクトルは、それぞれの振幅を有する。振幅は、非線形にスケーリングされる。スケーリングされた振幅を有するスケーリングされたベクトルは、解剖学的マップ上に重ね合わされることによって提示される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
システムであって、
インターフェースであって、心臓の少なくとも一部分の解剖学的マップの少なくともある領域について、位置、及びそれぞれの電気生理学的(EP)波伝播速度ベクトルを受信するように構成されており、前記ベクトルが、それぞれの振幅を有する、インターフェースと、
プロセッサであって、
前記振幅を非線形にスケーリングすることと、
前記解剖学的マップ上に重ね合わされた、前記スケーリングされた振幅を有する、スケーリングされたベクトルを提示することと、を行うように構成されている、プロセッサと、を備える、システム。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記プロセッサが、
前記振幅の範囲を、低振幅領域、高振幅領域、及び前記低振幅領域と前記高振幅領域との間の中間振幅領域に分割することと、
前記低振幅領域及び前記高振幅領域に対して、前記中間振幅領域内の振幅の差を強調することと、によって、前記振幅を非線形にスケーリングするように構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記プロセッサが、シグモイド関数を前記振幅に適用することによって、前記振幅を非線形にスケーリングするように構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記プロセッサが、前記スケーリングされたベクトルを矢印として可視化することによって、前記スケーリングされたベクトルを提示するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
方法であって、
心臓の少なくとも一部分の解剖学的マップの少なくともある領域について、位置、及びそれぞれの電気生理学的(EP)波伝播速度ベクトルを受信することであって、前記ベクトルが、それぞれの振幅を有する、受信することと、
前記振幅を非線形にスケーリングすることと、
前記解剖学的マップ上に重ね合わされた、前記スケーリングされた振幅を有する、スケーリングされたベクトルを提示することと、を含む、方法。
【請求項6】
前記振幅を非線形にスケーリングすることが、
前記振幅の範囲を、低振幅領域、高振幅領域、及び前記低振幅領域と前記高振幅領域との間の中間振幅領域に分割することと、
前記低振幅領域及び前記高振幅領域に対して、前記中間振幅領域内の振幅の差を強調することと、を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記振幅を非線形にスケーリングすることが、シグモイド関数を前記振幅に適用することを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記スケーリングされたベクトルを提示することが、前記スケーリングされたベクトルを矢印として可視化することを含む、請求項5に記載の方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、電気生理学的マッピングに関し、特に、心臓電気生理学的マップの可視化に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
心臓電気生理学的(electrophysiological、EP)マップの可視化方法は、EPマップの解釈を容易にするために、特許文献において以前にも提案された。例えば、米国特許出願公開第2017/0049348号は、不整脈を分類するために心臓組織のEP特性を判定するための方法を説明している。局所伝導速度の均一性を反映する偏心パラメータ、及び局所速度ベクトルと関連付けられた発散及びカール様の合計又は閉鎖経路積分パラメータが提供され、カテーテルの運動に応答するリズム分類が表示され、それにより、不整脈障害のタイプ及び原因の識別を容易にする。一実施形態では、伝導速度ベクトルマップは、局所活性化時間(local activation time、LAT)マップと結合される。
【0003】
別の例として、米国特許第6,301,496号は、心臓などの生物学的構造における異常状態を診断する方法であって、生物学的構造の表面上の少なくとも3つのサンプリングポイント内の生理学的反応を測定する工程と、その反応に関連するベクトル関数を計算する工程と、そのベクトル関数の表現を表示する工程と、その表現から異常状態を推測する工程と、を含む、方法を説明している。この方法は、心臓の不整脈の診断に有用であるとして出願内で考えられ、この場合の生理学的反応は、電圧であり、そこから局所活性化時間が推定され、ベクトル関数は局所活性化時間の勾配、具体的には伝導速度である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
以下に説明される本発明の実施形態は、心臓の少なくとも一部分の解剖学的マップの少なくともある領域について、位置、及びそれぞれの電気生理学的(EP)波伝播速度ベクトルを受信することを含む、方法を提供し、ベクトルは、それぞれの振幅を有する。振幅は、非線形にスケーリングされる。スケーリングされた振幅を有するスケーリングされたベクトルは、解剖学的マップ上に重ね合わされることによって提示される。
【0005】
いくつかの実施形態では、振幅を非線形にスケーリングすることは、振幅の範囲を、低振幅領域、高振幅領域、及び低振幅領域と高振幅領域との間の中間振幅領域に分割することを含む。中間振幅領域内の振幅の差は、低振幅領域及び高振幅領域に対して強調される。
【0006】
いくつかの実施形態では、振幅を非線形にスケーリングすることは、シグモイド関数を振幅に適用することを含む。
【0007】
他の実施形態では、スケーリングされたベクトルを提示することは、スケーリングされたベクトルを矢印として可視化することを含む。
【0008】
本発明の別の実施形態によれば、インターフェースと、プロセッサと、を含むシステムが追加的に提供される。インターフェースは、心臓の少なくとも一部分の解剖学的マップの少なくともある領域について、位置、及びそれぞれの電気生理学的(EP)波伝播速度ベクトルを受信するように構成され、ベクトルは、それぞれの振幅を有する。プロセッサは、振幅を非線形にスケーリングし、解剖学的マップ上に重ね合わされた、スケーリングされた振幅を有する、スケーリングされたベクトルを提示するように構成される。
【0009】
本発明は、以下の「発明を実施するための形態」を図面と併せて考慮することで、より完全に理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態による、心臓の三次元(three-dimensional、3D)ナビゲーション及び電気生理学的(EP)マッピングシステムの概略的な描写図である。
本発明の一実施形態による、図1に示されるEPマップを生成するために、図1のマッピングシステムのプロセッサによって使用されるシグモイド関数のグラフである。
本発明の一実施形態による、図2のシグモイド関数を使用するEPマップ内に提示される非線形スケーリング波伝播に関する方法及びアルゴリズムを概略的に例解するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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