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公開番号
2023038921
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-03-17
出願番号
2022138498
出願日
2022-08-31
発明の名称
計量装置
出願人
株式会社イシダ
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
G01G
11/16 20060101AFI20230310BHJP(測定;試験)
要約
【課題】物品を搬送しながら、搬送中の物品を計量する計量装置であって、知識や経験を有する技術者ではなくても、容易に適切なフィルタの設定が可能な計量装置を提供する。
【解決手段】計量装置100は、第2コンベア14と、ロードセル28と、取得部86と、制御部84と、を備える。第2コンベアは、物品を受け取り搬送する。ロードセルは、第2コンベアの重量、又は、第2コンベアが物品を搬送している場合には、第2コンベアの重量及び第2コンベア上の物品の重量、を検出して計量信号を出力する。取得部は、第2コンベアにより搬送される物品の規定重量又は第2コンベアにより搬送される物品の搬送速度と、第2コンベアによる搬送方向における物品の長さと、を取得する。制御部は、取得部が取得した、物品の規定重量又は物品の搬送速度と、物品の長さと、に基づき、ロードセルが検出する計量信号のフィルタリングに使用するフィルタの設定を決定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
物品を受け取り搬送する搬送部と、
前記搬送部の重量、又は、前記搬送部が前記物品を搬送している場合には、前記搬送部の重量及び前記搬送部上の前記物品の重量、を検出して計量信号を出力する検出部と、
前記搬送部により搬送される物品の規定重量又は前記搬送部による物品の搬送速度と、前記搬送部による搬送方向における物品の長さと、を取得する取得部と、
前記取得部が取得した、前記物品の規定重量又は前記物品の搬送速度と、前記物品の長さと、に基づき、前記検出部が検出する前記計量信号のフィルタリングに使用するフィルタの設定を決定する制御部と、
を備える計量装置。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記物品の規定重量又は前記物品の搬送速度と、前記物品の長さと、前記フィルタの設定と、が関連付けられた情報が記憶されている記憶部、を更に備え、
前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記情報に更に基づいて、前記フィルタの設定を決定する、
請求項1に記載の計量装置。
【請求項3】
前記取得部は、前記計量装置の構成部品の振動特性に関する情報を更に取得し、
前記制御部は、前記取得部が取得した前記計量装置の構成部品の振動特性に関する情報に更に基づいて、前記フィルタの設定を決定する、
請求項1又は2に記載の計量装置。
【請求項4】
前記計量装置の構成部品の振動特性に関する情報には、前記搬送部の前記搬送方向における長さの情報及び前記搬送部の前記搬送方向に直交する方向の長さの情報の少なくとも一方を含む、
請求項3に記載の計量装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、計量装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
物品を搬送しながら、搬送中の物品の重量を計量する計量装置が知られている。このような計量装置では、例えば、物品が搬送部に受け渡される際の衝撃により生じるノイズが、検出部の計量信号に含まれ得る。ノイズが計量に与える悪影響を低減するため、計量装置では、フィルタを使用して計量信号に含まれるノイズが低減されることがある。
【0003】
計量信号に含まれるノイズの周波数は、計量される物品の性状や物品の搬送条件によって変化する場合がある。そのため、計量装置が、常に同一特性のフィルタを用いる場合、計量信号に含まれるノイズを十分に低減できず、計量装置の計量精度が低下するおそれがある。このような課題に対し、例えば特許文献1(特開2012-199692号公報)では、フィルタ特性の変更を可能とする技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1(特開2012-199692号公報)に開示されているようなフィルタを用いる場合、使用するフィルタの設定のために実際に計量装置の試運転が必要となる。また、特許文献1(特開2012-199692号公報)に開示されているようなフィルタを用いる場合、知識や経験を有する技術者でなければ、高い計量精度を実現可能なフィルタの設定は容易ではない。
【0005】
本発明の課題は、搬送中の物品を計量する計量装置であって、知識や経験を有する技術者ではなくても、容易に適切なフィルタの設定が可能な計量装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1観点の計量装置は、搬送部と、検出部と、取得部と、制御部と、を備える。搬送部は、物品を受け取り搬送する。検出部は、搬送部の重量、又は、搬送部が物品を搬送している場合には、搬送部の重量及び搬送部上の物品の重量、を検出して計量信号を出力する。取得部は、搬送部により搬送される物品の規定重量又は搬送部による物品の搬送速度と、搬送部による搬送方向における物品の長さと、を取得する。制御部は、取得部が取得した、物品の規定重量又は搬送部による物品の搬送速度と、搬送部による搬送方向における物品の長さと、に基づき、検出部が検出する計量信号のフィルタリングに使用するフィルタの設定を決定する。
【0007】
第1観点の計量装置は、取得した、物品の規定重量又は物品の搬送速度と、搬送方向における物品の長さと、に基づいて計量信号のフィルタリングに使用するフィルタの設定を決定する。そのため、第1観点の計量装置では、知識や経験を有する技術者ではなくても、高い計量精度を実現可能な適切なフィルタの設定を決定できる。
【0008】
第2観点の計量装置は、第1観点の計量装置であって、記憶部を更に備える。記憶部には、物品の規定重量又は物品の搬送速度と、物品の長さと、フィルタの設定と、が関連付けられた情報が記憶されている。制御部は、記憶部に記憶されている情報に更に基づいて、フィルタの設定を決定する。
【0009】
第2観点の計量装置では、記憶部に、物品の規定重量又は物品の搬送速度と、物品の長さと、適切なフィルタの設定とが関連付けて記憶されているため、計量装置の実運転を行わなくても、適切なフィルタの設定を決定できる。
【0010】
第3観点の計量装置は、第1観点又は第2観点の計量装置であって、取得部は、計量装置の構成部品の振動特性に関する情報を更に取得する。制御部は、取得部が取得した計量装置の構成部品の振動特性に関する情報に更に基づいて、フィルタの設定を決定する。
(【0011】以降は省略されています)
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