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公開番号
2023038918
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-03-17
出願番号
2022135023
出願日
2022-08-26
発明の名称
電磁波伝送構造体
出願人
稜研科技股ふん有限公司
,
TMY TECHNOLOGY INC.
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01Q
3/36 20060101AFI20230310BHJP(基本的電気素子)
要約
【目的】電磁波のエネルギー損失を改善する電磁波伝送構造体を提供する。
【解決手段】電磁波伝送構造体は、基板と、少なくとも1つの伝送線と、複数のアンテナと、複数の調整可能な誘電体ユニットとを含む。伝送線は、第1延伸部および複数の第2延伸部を含む。第1延伸部は、第1方向に延伸する。第2延伸部は、それぞれ第1延伸部の2つの対向する縁部から延伸し、その延伸方向は、第2方向に対して平行である。第2延伸部は、第1方向に沿って配列される。アンテナは、少なくとも1つの伝送線付近に配置される。調整可能な誘電体ユニットは、アンテナ間に設置された少なくとも1つの伝送線の部分と重なる。各調整可能な誘電体ユニットは、重なる第1電極層および制御可能な誘電体層を有する。制御可能な誘電体層は、第1電極層と少なくとも1つの伝送線の間に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板に配置され、それぞれが、
第1方向に延伸する第1延伸部と、
前記第1延伸部の2つの対向する縁部からそれぞれ延伸する複数の第2延伸部であって、前記第2延伸部の延伸方向が、第2方向に対して平行であり、前記第2延伸部が、前記第1方向に沿ってピッチPに配列され、前記第1方向に沿って配列された前記第2延伸部のうちの任意の2つの隣接する延伸部が、間隔Sを有し、前記第2延伸部のそれぞれが、前記第2方向に沿って長さLを有する前記複数の第2延伸部と、
を含む少なくとも1つの伝送線と、
前記基板に配置され、前記少なくとも1つの伝送線に隣接する複数のアンテナと、
前記アンテナ間に設置された前記少なくとも1つの伝送線の複数の部分において重なる複数の調整可能な誘電体ユニットと、
を含み、各前記調整可能な誘電体ユニットが、互いに重なる第1電極層および制御可能な誘電体層を有し、前記制御可能な誘電体層が、前記第1電極層と前記少なくとも1つの伝送線の間に配置され、前記ピッチP、前記間隔S、および前記長さLが、以下の関係を満たし:
JPEG
2023038918000004.jpg
24
166
k
sspp
が、前記少なくとも1つの伝送線を介して伝送された電磁波信号の波数であり、ε
r
が、前記制御可能な誘電体層の有効誘電定数であり、ωが、前記少なくとも1つの伝送線を介して伝送された前記電磁波信号の角周波数であり、cが、光の速度である電磁波伝送構造体。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
各前記少なくとも1つの伝送線が、伝送部、受信部、送信部を有し、前記伝送部が、前記受信部と前記送信部の間に接続され、前記調整可能な誘電体ユニットが、前記送信部および前記受信部のうちの一方と重なる複数の第1調整可能な誘電体ユニットを含み、前記送信部および前記受信部のうちの前記一方に隣接する複数の前記アンテナの一部と前記第1調整可能な誘電体ユニットが、前記少なくとも1つの伝送線の延伸方向に沿って交互に配列された請求項1に記載の電磁波伝送構造体。
【請求項3】
前記調整可能な誘電体ユニットが、さらに、前記送信部および前記受信部のうちの他方と重なる複数の第2調整可能な誘電体ユニットを含み、前記送信部および前記受信部のうちの前記他方に隣接する前記アンテナの別の部分と前記第2調整可能な誘電体ユニットが、前記少なくとも1つの伝送線の延伸方向に沿って交互に配列された請求項2に記載の電磁波伝送構造体。
【請求項4】
前記少なくとも1つの伝送線が、前記第1方向に延伸する複数の伝送線であり、複数の前記伝送線が、前記第2方向に沿って配列され、複数の前記アンテナが、それぞれ各前記伝送線の複数の前記受信部および複数の前記送信部に隣接し、前記調整可能な誘電体ユニットが、さらに、複数の前記伝送線の複数の前記伝送部と重なる複数の第3調整可能な誘電体ユニットを含み、複数の前記第3調整可能な誘電体ユニットが、それぞれ前記第1方向および前記第2方向に沿って、複数の列および複数の行に配列された請求項3に記載の電磁波伝送構造体。
【請求項5】
各前記調整可能な誘電体ユニットの前記第1電極層が、前記基板に対して平行な底部および前記底部から屈曲して延伸する側壁部を有し、前記側壁部が、前記制御可能な誘電体層を取り囲み、前記第1電極層および前記少なくとも1つの伝送線が、前記制御可能な誘電体層の有効誘電定数を変更するよう構成された電場を生成するのに適した請求項4に記載の電磁波伝送構造体。
【請求項6】
前記第1方向に沿って配列された複数の前記第3調整可能な誘電体ユニットのうちに、任意の2つの隣接する前記第3調整可能な誘電体ユニットの中の2つの前記第1電極層の2つの前記側壁部の間に、絶縁層が提供された請求項5に記載の電磁波伝送構造体。
【請求項7】
各前記少なくとも1つの伝送線が、伝送部、受信部、および送信部を有し、前記伝送部が、前記受信部と前記送信部の間に接続され、前記少なくとも1つの伝送線が、前記第1方向に延伸する複数の伝送線であり、複数の前記伝送線が、前記第2方向に沿って配列され、複数の前記アンテナが、それぞれ各前記伝送線の複数の前記受信部および複数の前記送信部に隣接し、複数の前記調整可能な誘電体ユニットの少なくとも一部が、複数の前記伝送線の複数の前記伝送部と重なり、それぞれ前記第1方向および前記第2方向に沿って、複数の列および複数の行に配列された請求項1に記載の電磁波伝送構造体。
【請求項8】
各前記調整可能な誘電体ユニットの前記第1電極層が、前記基板に対して平行な底部および前記底部から屈曲して延伸する側壁部を有し、前記側壁部が、前記制御可能な誘電体層を取り囲み、前記第1電極層および前記少なくとも1つの伝送線が、前記制御可能な誘電体層の有効誘電定数を変更するよう構成された電場を生成するのに適した請求項1に記載の電磁波伝送構造体。
【請求項9】
前記少なくとも1つの伝送線が、1つの伝送線であり、各前記アンテナと前記伝送線の間の距離が、同じであり、複数の前記アンテナが、前記伝送線の延伸方向に沿って配列され、対称軸を有し、各前記アンテナの直径が、前記対称軸から離れるのに連れて減少または増加する請求項1に記載の電磁波伝送構造体。
【請求項10】
前記少なくとも1つの伝送線が、1つの伝送線であり、各前記アンテナの幾何学中心が、前記伝送線から同じ距離であり、複数の前記アンテナが、前記伝送線の延伸方向に沿って配列され、対称軸を有し、各前記アンテナの直径が、前記対称軸から離れるのに連れて減少または増加する請求項1に記載の電磁波伝送構造体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁波伝送構造体に関するものであり、特に、RF信号またはミリ波信号を誘導するよう構成された電磁波伝送構造体に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
モバイル通信の分野では、伝送経路における電磁波のエネルギー損失をいかにして減らすかが重要な課題になっている。電磁波がコンクリート壁、樹木、家具、看板等の障害に直面することによって生じるエネルギー損失は、電磁波の周波数が増えるにつれてより深刻になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのため、デッドスポット、暗領域、または信号の弱いエリアが適用空間に容易に生成される。この問題は、基地局やブースターを追加することによって緩和されるが、工事費用、エネルギー消費、またはその後のハードウェアメンテナンスを考慮しなければならない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、障害物の妨げによって生じる電磁波のエネルギー損失を改善するのに適し、その受信端および送信端における電磁波の受信方向および送信方向を調整することができる電磁波伝送構造体を提供する。
【0005】
本発明の電磁波伝送構造体は、基板と、少なくとも1つの伝送線と、複数のアンテナと、複数の調整可能な誘電体ユニットとを含む。少なくとも1つの伝送線は、基板に配置される。伝送線は、第1延伸部および複数の第2延伸部を含む。第1延伸部は、第1方向に延伸する。第2延伸部は、それぞれ第1延伸部の2つの対向する縁部から延伸し、その延伸方向は、第2方向に対して平行である。第2延伸部は、第1方向に沿ってピッチPに配列され、第1方向に沿って配列される任意の2つの隣接する延伸部は、間隔Sを有する。各第2延伸部は、第2方向に沿って長さLを有する。複数のアンテナは、基板に配置され、少なくとも1つの伝送線に隣接する。複数の調整可能な誘電体ユニットは、アンテナ間に設置された少なくとも1つの伝送線の複数の部分と重なる。各調整可能な誘電体ユニットは、互いに重なる第1電極層および制御可能な誘電体層を有する。制御可能な誘電体層は、第1電極層と少なくとも1つの伝送線の間に配置される。伝送線のピッチP、間隔S、および長さLは、以下の関係を満たす:
【0006】
[式1]
JPEG
2023038918000002.jpg
24
166
【0007】
式中、k
sspp
は、少なくとも1つの伝送線を介して伝送された電磁波信号の波数であり、ε
r
は、制御可能な誘電体層の有効誘電定数であり、ωは、少なくとも1つの伝送線を介して伝送された電磁波信号の角周波数であり、cは、光の速度である。
【0008】
本発明の1つの実施形態において、電磁波伝送構造体の伝送線は、伝送部、受信部、送信部を有する。伝送部は、受信部と送信部の間に接続される。複数の調整可能な誘電体ユニットは、送信部および受信部のうちの一方と重なる複数の第1調整可能な誘電体ユニットを含む。送信部および受信部のうちの一方に隣接する複数のアンテナの一部と第1調整可能な誘電体ユニットは、少なくとも1つの伝送線の延伸方向に沿って交互に配列される。
【0009】
本発明の1つの実施形態において、電磁波伝送構造体の複数の調整可能な誘電体ユニットは、さらに、送信部および受信部のうちの他方と重なる複数の第2調整可能な誘電体ユニットを含む。送信部および受信部のうちの他方に隣接するアンテナの別の部分と第2調整可能な誘電体ユニットは、少なくとも1つの伝送線の延伸方向に沿って交互に配列される。
【0010】
本発明の1つの実施形態において、電磁波伝送構造体の少なくとも1つの伝送線は、第1方向に延伸する複数の伝送線である。伝送線は、第2方向に沿って配列される。複数のアンテナは、それぞれ各伝送線の複数の受信部および複数の送信部に隣接する。調整可能な誘電体ユニットは、さらに、複数の伝送線の複数の伝送部と重なる複数の第3調整可能な誘電体ユニットを含む。第3調整可能な誘電体ユニットは、それぞれ第1方向および第2方向に沿って、複数の列および複数の行に配列される。
(【0011】以降は省略されています)
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