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公開番号2023038916
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-17
出願番号2022133816
出願日2022-08-25
発明の名称ゲート装置
出願人株式会社アサップ
代理人個人,個人
主分類E04H 6/42 20060101AFI20230310BHJP(建築物)
要約【課題】ゲート本体の上下方向の移動をスムーズに行えるとともに、入出庫口閉鎖位置においてゲート本体の揺れやがたつきを防止してゲート本体を垂直に停止させることができるゲート装置を提供すること。
【解決手段】本発明のゲート装置は、ゲート本体10が、ヒトの通過を阻止する柵部11と、柵部11の両側にそれぞれ配置する縦框部12とを有し、縦框部12が、入出庫口閉鎖位置で、地表面Tより上方に位置する縦框地上部12aと、地表面T以下に位置する縦框地下部12bとからなり、縦框部12を上下方向に摺動させる一対のゲートガイドレール20を、地表面T以下に配置し、それぞれの縦框地下部12bに、縦框地下部12bの入出庫方向幅Wよりも広いゲートガイドシュー16を設け、縦框地下部12bでは、ゲートガイドシュー16がゲートガイドレール20を摺動することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
駐車エリアの入出庫口に設置され、ゲート本体による入出庫口閉鎖位置よりも下方に前記ゲート本体を格納するゲート装置であって、
前記ゲート本体が、
ヒトの通過を阻止する柵部と、
前記柵部の両側にそれぞれ配置する縦框部と
を有し、
前記縦框部が、前記入出庫口閉鎖位置で、
地表面より上方に位置する縦框地上部と、
前記地表面以下に位置する縦框地下部と
からなり、
前記縦框部を上下方向に摺動させる一対のゲートガイドレールを、前記地表面以下に配置し、
それぞれの前記縦框地下部に、前記縦框地下部の入出庫方向幅よりも広いゲートガイドシューを設け、
前記縦框地下部では、前記ゲートガイドシューが前記ゲートガイドレールを摺動する
ことを特徴とするゲート装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記ゲートガイドシューの上端角部と下端角部とをテーパー部とした
ことを特徴とする請求項1に記載のゲート装置。
【請求項3】
前記ゲートガイドシューとして、
第1ゲートガイドシューと第2ゲートガイドシューとを有し、
前記第1ゲートガイドシューを、前記縦框地下部の上端側に配置し、
前記第2ゲートガイドシューを、前記縦框地下部の下端側に配置した
ことを特徴とする請求項1に記載のゲート装置。
【請求項4】
前記ゲートガイドシューを前記縦框地上部にも設けた
ことを特徴とする請求項1に記載のゲート装置。
【請求項5】
それぞれの前記縦框地上部に、前記縦框地下部の前記入出庫方向幅よりも大径のゲートガイドローラを設け、
前記ゲートガイドローラが前記ゲートガイドレールを摺動する
ことを特徴とする請求項1に記載のゲート装置。
【請求項6】
駐車エリアの入出庫口に設置され、ゲート本体による入出庫口閉鎖位置よりも下方に前記ゲート本体を格納するゲート装置であって、
前記ゲート本体が、
ヒトの通過を阻止する柵部と、
前記柵部の両側にそれぞれ配置する縦框部と
を有し、
前記縦框部が、前記入出庫口閉鎖位置で、
地表面より上方に位置する縦框地上部と、
前記地表面以下に位置する縦框地下部と
からなり、
前記縦框部を上下方向に摺動させる一対のゲートガイドレールを、前記地表面以下に配置し、
それぞれの前記縦框地下部に、前記縦框地下部の入出庫方向幅よりも大径のゲートガイドローラを設け、
前記縦框地下部では、前記ゲートガイドローラが前記ゲートガイドレールを摺動する
ことを特徴とするゲート装置。
【請求項7】
前記ゲートガイドローラを前記縦框地上部にも設けた
ことを特徴とする請求項6に記載のゲート装置。
【請求項8】
前記ゲート本体を移動させる昇降用モータと、
前記昇降用モータの回転によって昇降チェーンを移動させる昇降チェーン用駆動体と、
前記ゲート本体の左右バランスをとるバランスチェーン及び一対のバランスチェーン用駆動体と
を備え、
一対の前記縦框地下部を連結する地下桟に、
一対の前記バランスチェーン用駆動体と、
前記昇降チェーンの端部接続部と
を配置した
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のゲート装置。
【請求項9】
前記地下桟を、前記縦框地下部の下端の間に配置した
ことを特徴とする請求項8に記載のゲート装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、特に立体駐車場に利用されるゲート装置に関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1から特許文献3には、駐車エリアの入出庫口に設置され、ゲート本体による入出庫口閉鎖位置よりも下方にゲート本体を格納するゲート装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-248767号公報
特開2002-167995号公報
特開2016-188527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1や特許文献2では、ゲート本体の上下方向の移動が必ずしもスムーズに行えるとは言えず、入出庫口閉鎖位置においてゲート本体の揺れやがたつきを生じてしまう。また、特許文献3では、具体的な昇降機構を開示していない。
【0005】
本発明は、ゲート本体の上下方向の移動をスムーズに行えるとともに、入出庫口閉鎖位置においてゲート本体の揺れやがたつきを防止してゲート本体を垂直に停止させることができるゲート装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の本発明のゲート装置は、駐車エリアSの入出庫口に設置され、ゲート本体10による入出庫口閉鎖位置よりも下方に前記ゲート本体10を格納するゲート装置であって、前記ゲート本体10が、ヒトの通過を阻止する柵部11と、前記柵部11の両側にそれぞれ配置する縦框部12とを有し、前記縦框部12が、前記入出庫口閉鎖位置で、地表面Tより上方に位置する縦框地上部12aと、前記地表面T以下に位置する縦框地下部12bとからなり、前記縦框部12を上下方向に摺動させる一対のゲートガイドレール20を、前記地表面T以下に配置し、それぞれの前記縦框地下部12bに、前記縦框地下部12bの入出庫方向幅Wよりも広いゲートガイドシュー16を設け、前記縦框地下部12bでは、前記ゲートガイドシュー16が前記ゲートガイドレール20を摺動することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のゲート装置において、前記ゲートガイドシュー16の上端角部16uと下端角部16dとをテーパー部としたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1に記載のゲート装置において、前記ゲートガイドシュー16として、第1ゲートガイドシュー16Aと第2ゲートガイドシュー16Bとを有し、前記第1ゲートガイドシュー16Aを、前記縦框地下部12bの上端側に配置し、前記第2ゲートガイドシュー16Bを、前記縦框地下部12bの下端側に配置したことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1に記載のゲート装置において、前記ゲートガイドシュー16を前記縦框地上部12aにも設けたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1に記載のゲート装置において、それぞれの前記縦框地上部12aに、前記縦框地下部12bの前記入出庫方向幅Wよりも大径のゲートガイドローラ17を設け、前記ゲートガイドローラ17が前記ゲートガイドレール20を摺動することを特徴とする。
請求項6記載の本発明のゲート装置は、駐車エリアSの入出庫口に設置され、ゲート本体10による入出庫口閉鎖位置よりも下方に前記ゲート本体10を格納するゲート装置であって、前記ゲート本体10が、ヒトの通過を阻止する柵部11と、前記柵部11の両側にそれぞれ配置する縦框部12とを有し、前記縦框部12が、前記入出庫口閉鎖位置で、地表面Tより上方に位置する縦框地上部12aと、前記地表面T以下に位置する縦框地下部12bとからなり、前記縦框部12を上下方向に摺動させる一対のゲートガイドレール20を、前記地表面T以下に配置し、それぞれの前記縦框地下部12bに、前記縦框地下部12bの入出庫方向幅Wよりも大径のゲートガイドローラ17を設け、前記縦框地下部12bでは、前記ゲートガイドローラ17が前記ゲートガイドレール20を摺動することを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項6に記載のゲート装置において、前記ゲートガイドローラ17を前記縦框地上部12aにも設けたことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のゲート装置において、前記ゲート本体10を移動させる昇降用モータ31と、前記昇降用モータ31の回転によって昇降チェーン32を移動させる昇降チェーン用駆動体33、34と、前記ゲート本体10の左右バランスをとるバランスチェーン41及び一対のバランスチェーン用駆動体42、43とを備え、一対の前記縦框地下部12bを連結する地下桟15に、一対の前記バランスチェーン用駆動体42、43と、前記昇降チェーン32の端部接続部32aとを配置したことを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項8に記載のゲート装置において、前記地下桟15を、前記縦框地下部12bの下端の間に配置したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、それぞれの縦框地下部にゲートガイドシューを設け、縦框地下部では、ゲートガイドシューがゲートガイドレールを摺動することで、ゲート本体の上下方向の移動をスムーズに行えるとともに、入出庫口閉鎖位置においてゲート本体の揺れやがたつきを防止してゲート本体を垂直に停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施例によるゲート装置の主要構成を示す正面図
図1の要部拡大正面図
図2のX-X方向側面図
ゲートガイドシューを示す要部上面図
ゲートガイドシューの位置を示す概略図
図5に示すYの個所の拡大図
他の実施例によるゲートガイドシューを示す拡大図
更に他の実施例によるゲートガイドローラの位置を示す概略図
図8に示すゲートガイドローラを示す要部上面図
更に他の実施例によるゲートガイドローラの位置を示す概略図
更に他の実施例によるゲートガイドシューとゲートガイドローラの位置を示す概略図
更に他の実施例によるゲートガイドシューの位置を示す概略図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の第1の実施の形態によるゲート装置は、ゲート本体が、ヒトの通過を阻止する柵部と、柵部の両側にそれぞれ配置する縦框部とを有し、縦框部が、入出庫口閉鎖位置で、地表面より上方に位置する縦框地上部と、地表面以下に位置する縦框地下部とからなり、縦框部を上下方向に摺動させる一対のゲートガイドレールを、地表面以下に配置し、それぞれの縦框地下部に、縦框地下部の入出庫方向幅よりも広いゲートガイドシューを設け、縦框地下部では、ゲートガイドシューがゲートガイドレールを摺動するものである。
本実施の形態によれば、それぞれの縦框地下部にゲートガイドシューを設け、縦框地下部では、ゲートガイドシューがゲートガイドレールを摺動することで、ゲート本体の上下方向の移動をスムーズに行えるとともに、入出庫口閉鎖位置においてゲート本体の揺れやがたつきを防止してゲート本体を垂直に停止させることができる。
【0010】
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるゲート装置において、ゲートガイドシューの上端角部と下端角部とをテーパー部としたものである。
本実施の形態によれば、ゲートガイドシューの上端角部と下端角部とをテーパー部とすることで、ゲートガイドレールに対してゲートガイドシューが抵抗なく滑ることができ、ゲート本体の上下方向の移動をスムーズに行える。
(【0011】以降は省略されています)

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