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公開番号2023038906
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-17
出願番号2022116880
出願日2022-07-22
発明の名称コンピュータ実装方法、システム、およびコンピュータプログラム製品(Kubernetesのリモートポッドにおける新しいコンテナストレージシステム)
出願人インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション,INTERNATIONAL BUSINESS MACHINES CORPORATION
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06F 3/06 20060101AFI20230310BHJP(計算;計数)
要約【課題】Kubernetes(登録商標)のリモートポッドにおける新しいコンテナストレージシステムのためのコンピュータ実装方法、システム及びコンピュータプログラム製品を提供する。
【解決手段】リモートポッドにおけるコンテナストレージシステムであって、ワーカーノード仮想マシンは、ボリュームがワーカーノード仮想マシンにアタッチするために利用可能であることを決定し、ワーカーノード仮想マシンの中間ソフトウェアは、ポッドコンテナストレージインターフェースに、ボリュームをポッド仮想マシンにアタッチさせ、ポッド仮想マシンにボリュームをアタッチすることに応じて、ワーカーノード仮想マシンの中間ソフトウェアを使用して、ポッド仮想マシンによってボリュームが使用可能となるように、ボリュームをポッドコンテナストレージインターフェースにマウントさせる。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
ワーカーノード仮想マシンによって、ボリュームが前記ワーカーノード仮想マシンにアタッチするために利用可能であることを決定することと、
ポッドコンテナストレージインターフェースに前記ボリュームをポッド仮想マシンにアタッチさせるよう、前記ワーカーノード仮想マシンの中間ソフトウェアを使用することと、
前記ポッド仮想マシンに前記ボリュームをアタッチすることに応じて、前記ポッド仮想マシンによって前記ボリュームが使用可能になるように、前記ポッドコンテナストレージインターフェースに前記ボリュームを前記ポッド仮想マシンにマウントさせるよう、前記ワーカーノード仮想マシンの前記中間ソフトウェアを使用することと、を含む、コンピュータ実装方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ボリュームは永続ボリュームである、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項3】
前記ボリュームはファイルストレージを含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項4】
前記ボリュームはブロックストレージを含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項5】
前記ワーカーノード仮想マシンは、前記ボリュームをアタッチする要求を受信するように構成され、
前記ワーカーノード仮想マシンに前記ボリュームをアタッチする代わりに、前記要求をきっかけとして、前記中間ソフトウェアに、前記ボリュームを前記ポッド仮想マシンにアタッチさせる、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項6】
前記ワーカーノード仮想マシンは、前記ボリュームをマウントする要求を受信するように構成され、
前記ワーカーノード仮想マシンに前記ボリュームをマウントする代わりに、前記要求をきっかけとして、前記中間ソフトウェアに、前記ボリュームを前記ポッド仮想マシンにマウントさせる、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項7】
前記中間ソフトウェアは、前記ワーカーノード仮想マシン上の孤立したコンピューティング環境を、前記ポッド仮想マシン上に前記ボリュームをマウントするためのプロキシとして使用するように構成される、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項8】
コンピュータ可読命令を有するメモリと、
前記コンピュータ可読命令を実行するための1つまたは複数のプロセッサを有し、前記コンピュータ可読命令は、前記1つまたは複数のプロセッサに、
ワーカーノード仮想マシンによって、ボリュームが前記ワーカーノード仮想マシンにアタッチするために利用可能であることを決定することと、
ポッドコンテナストレージインターフェースに前記ボリュームをポッド仮想マシンにアタッチさせるよう、前記ワーカーノード仮想マシンの中間ソフトウェアを使用することと、
前記ポッド仮想マシンに前記ボリュームをアタッチすることに応じて、前記ポッド仮想マシンによって前記ボリュームが使用可能になるように、前記ポッドコンテナストレージインターフェースに前記ボリュームを前記ポッド仮想マシンにマウントさせるよう、前記ワーカーノード仮想マシンの前記中間ソフトウェアを使用することと、を含む動作を実行させる、システム。
【請求項9】
前記ボリュームは永続ボリュームである、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記ボリュームはファイルストレージを含む、請求項8に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は一般に、コンピュータシステムに関し、より具体的には、Kubernetesのリモートポッドにおける新しいコンテナストレージシステム用に構成および配置されたコンピュータ実装方法、コンピュータシステム、およびコンピュータプログラム製品に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
Kubernetesは、一般的にK8sと呼ばれ、コンピュータアプリケーションのデプロイ、スケーリング、および管理を自動化するためのオープンソースのコンテナオーケストレーションシステムである。特に、ホストのクラスタにまたがるアプリケーションコンテナのデプロイメント、スケーリング、および操作を自動化するためのプラットフォームを提供することを目的としている。Kubernetesは、さまざまなコンテナツールと連携し、しばしば、Dockerを使用して構築したイメージでコンテナをクラスタ内で実行する。Dockerは、オペレーティングサービス(OS)レベルの仮想化を使用して、コンテナと呼ばれるパッケージでソフトウェアを提供するPaaS(Platform as a Service)製品の一連である。コンテナは互いに孤立し、独自のソフトウェア、ライブラリ、および構成ファイルをバンドルしている。すなわち、コンテナは、明確に定義されたチャネルを通じて互いに通信することができる。全てのコンテナは、単一のオペレーティングシステムカーネルのサービスを共有することができる。Kubernetesの基本的なスケジューリング単位は「ポッド」である。ポッドとは、コンテナ化されたコンポーネントのグループ化である。ポッドには、同じノードに共存することが保証された1つまたは複数のコンテナが含まれる。多くのクラウドサービスでは、Kubernetesベースのプラットフォームやインフラストラクチャをサービスとして提供し、その上にKubernetesをプラットフォーム提供サービスとしてデプロイすることができる。スケジューラは、非スケジュール型ポッド(スケジューラが管理する基本エンティティ)がどのノードで実行されるかを、リソースの可用性に基づいて選択するプラグ可能なコンポーネントである。スケジューラは、各ノードのリソース使用状況を追跡し、利用可能なリソースを超えるワークロードがスケジュールされないようにする。クラウド内のノード上でソフトウェアアプリケーションを起動し実行するように構成されたコンテナを有するポッドの既存の技術は、その意図する目的に適しているが、必要とされているのは、本発明の実施形態の特定の特徴を有するシステムである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
Kubernetesのリモートポッドにおける新しいコンテナストレージシステムのためのコンピュータ実装方法、システム、およびコンピュータプログラム製品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の実施形態は、Kubernetesのリモートポッドにおける新しいコンテナストレージシステムのためのコンピュータ実装方法に向けられている。非限定的な例示的コンピュータ実装方法は、ワーカーノード仮想マシンによって、ボリュームがワーカーノード仮想マシンにアタッチするために利用可能であることを決定することを含む。コンピュータ実装方法は、ポッドコンテナストレージインタフェースに、ボリュームをポッド仮想マシンにアタッチさせるよう、ワーカーノード仮想マシンの中間ソフトウェアを使用することを含む。また、コンピュータ実装方法は、ポッド仮想マシンにボリュームをアタッチすることに応じて、ポッド仮想マシンによってボリュームが使用可能になるように、ポッドコンテナストレージインターフェースにボリュームをポッド仮想マシンにマウントさせるよう、ワーカーノード仮想マシンの中間ソフトウェアを使用することを含む。
【0005】
これにより、ワーカーノードとは別の仮想マシンで動作するリモートポッドにボリュームをアタッチしてマウントすることで、ワーカーノードとは別の仮想マシンでリモートポッドが動作する場合、ワーカーノードにアタッチしたボリュームをリモートポッドにマウントできないという課題を克服し、既知の方法に対する改善策を提供できる。
【0006】
上述または後述の1つまたは複数の特徴に加えて、または代替案として、本発明のさらなる実施形態では、ボリュームは、永続ボリュームである。したがって、これは、ワーカーノードとは別の仮想マシンで動作するリモートポッドに永続ボリュームをマウントする技術を有利に提供する。
【0007】
上述または後述の1つまたは複数の特徴に加えて、または代替案として、本発明のさらなる実施形態では、ワーカーノード仮想マシンは、ボリュームをアタッチする要求を受信し、ボリュームをワーカーノード仮想マシンにアタッチする代わりに、要求が中間ソフトウェアをトリガーして、ボリュームをポッド仮想マシンにアタッチさせるように構成される。したがって、これは、ワーカーノードとは別の仮想マシンで実行されているリモートポッドにボリュームをアタッチする技術を有利に提供する。
【0008】
上述または後述の1つまたは複数の特徴に加えて、または代替案として、本発明のさらなる実施形態では、ワーカーノード仮想マシンは、ボリュームをマウントする要求を受信し、ボリュームをワーカーノード仮想マシンにマウントする代わりに、要求が中間ソフトウェアをトリガーして、ボリュームをポッド仮想マシンにマウントさせるように構成される。したがって、これは、ワーカーノードとは別の仮想マシンで実行されているリモートポッドにボリュームをマウントする技術を有利に提供する。
【0009】
本発明の他の実施形態は、上述した方法の特徴をコンピュータシステムおよびコンピュータプログラム製品に実装するものである。
【0010】
追加の技術的特徴および利点は、本発明の技術によって実現される。本発明の実施形態および態様は、本明細書で詳細に説明され、請求された主題の一部とみなされる。より良い理解のために、詳細な説明および図面を参照されたい。
(【0011】以降は省略されています)

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