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公開番号
2023037958
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-03-16
出願番号
2021144806
出願日
2021-09-06
発明の名称
画像形成システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20230309BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 記録材の両面にニスコートを施す場合、プリンタ本体とニスコーターとの間に接続される可能性のある各オプション機器に、ニスコーターからプリンタ本体に用紙を戻す搬送路が必要となってしまう。また、片面にニス塗布処理が施された記録材に対して再度トナー画像を転写させる際に画像ムラが発生する可能性がある。
【解決手段】 ニス塗布装置に、記録材を反転搬送する反転搬送路を備え、画像形成装置で用紙の両面に画像形成を施した後で、ニス塗布装置で用紙の両面にニスコートを施す。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
記録材に対して画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって第1面に画像が形成された記録材を反転し、前記第1面と反対側の第2面に画像が形成されるよう前記画像形成部へ記録材を搬送する第1反転搬送路と、を有する画像形成装置と、
前記画像形成装置により画像形成された記録材の表面にニスを塗布するニス塗布部と、前記ニス塗布部によって第1面に画像が形成された記録材を反転し、該記録材の第1面と反対側の第2面にニスが塗布されるように前記ニス塗布部へ記録材を搬送する第2反転搬送路と、を有するニス塗布装置と、
を備えることを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記ニス塗布部は、前記記録材に対してニスを塗布する塗布ローラと、前記塗布ローラと共に前記記録材を搬送するバックアップローラを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記ニス塗布部は、前記記録材に対してニスを射出するラインヘッドを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記ニス塗布装置は、前記ニス塗布部によって記録材に塗布されたニスを硬化する硬化ユニットを有する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
【請求項5】
記録材の搬送方向において前記画像形成装置と前記ニス塗布装置の間に設けられ、前記画像形成装置から排出された記録材に形成された画像を読み取る読取ユニットと、前記読取ユニットを通過した記録材を前記ニス塗布装置へ搬送する搬送ローラと、を備える読取装置と、
前記読取ユニットによって読み取った画像データと基準となる画像データとを比較し、異常画像を検出する制御部と、を備える、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記読取装置は、前記制御部によって異常画像が検出された記録材を排出する排出トレイを有する、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トナー像が形成された記録材上にニス塗布処理を施す画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、一般に、記録材を搬送可能な複数の給紙カセットを備えており、サイズや種類の異なる様々な記録材を任意に選択して印刷することができる。そのため、近年では、小ロットへの対応性とバリアブル印刷の特長を生かし、これまでオフセット印刷機が主流であったプロダクション市場へ参入してきている。
【0003】
また、電子写真方式の画像形成装置によりトナー像が定着された出力物に対し、出力物への光沢付与や表面保護あるいは加飾などを目的として、出力物の表面にニス塗布処理を施すニス塗布装置による表面加工が注目されている。
【0004】
例えば、特許文献1にはニス塗布装置に関する技術が開示されている。また、特許文献2には、電子写真方式の画像形成装置で出力した出力物に対してニス塗布装置を用いて後加工を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-176044号公報
特開2011-145314号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
両面印刷可能な電子写真方式の画像形成装置は、画像形成装置から出力した出力物に対してさまざまな後処理を行うための、各種オプション機器が接続される。例えば、冊子などを出力する際の表紙ページなどを挿入するインサータ、大量の出力物を収容するスタッカー、出力物に対してV折りやZ折り、C折りなどを行う折り機、出力物に対してステイプルソートなどを行うフィニッシャー等が接続されうる。
【0007】
この他、出力物に対してパンチ穴加工を行うパンチャー、出力物の小口裁断を行うトリマー、印刷物の画像を読み取ることによって印刷不良を検知する検品装置、および上述の各オプション機器をインラインで接続するためのバッファーユニットなどが挙げられる。これらのオプション機器は、それぞれ単独で画像形成装置に接続されるだけでなく、さまざまな組み合わせで同時に接続可能である。
【0008】
上述のような種々のオプション機器が接続された画像形成装置において、記録材の両面にインラインでニス塗布処理する場合、記録材の一方の表面に画像形成処理とニス塗布処理を施した記録材を反転させる必要があった。そして、ニス塗布処理後にニス塗布装置から画像形成装置に記録材を戻す搬送路が必要となる。
【0009】
ところが、上述のように、画像形成装置とニス塗布装置との間にさまざまなオプション機器が配置される可能性があることから、それらのオプション機器のすべてに、ニス塗布装置から画像形成装置に記録材を戻す搬送パスが必要となってしまう。そのため、画像形成装置本体やオプション機器が大型化およびコストアップとなる。
【0010】
また、電子写真方式の画像形成装置においては、トナー像を静電的に記録材に転写させることから、ニス塗布処理された領域とニス塗布処理されていない領域とにおいて記録材の電気抵抗が異なる。従って、片面にニス塗布処理が施された記録材に対して再度トナー画像を転写させる際に画像ムラが発生する可能性がある。特に、記録材の任意の領域にニス塗布処理を行うスポットニスコートの場合には、この課題が顕著となる。
(【0011】以降は省略されています)
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