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公開番号
2023037800
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-03-16
出願番号
2021144587
出願日
2021-09-06
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20230309BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】画像形成装置のダウンタイムの更なる低減を図る。
【解決手段】像担持体2用の画像形成部と、画像を中間転写体16に転写する一次転写部19と、画像を用紙に転写する二次転写部20と、中間転写体16をクリーニングするクリーニング部21と、用紙を給送する給送部と、二次転写部20に用紙を給送する給送時間が所定時間を超えるか否か判断する判断部108と、給送時間が所定時間を超えるとき、画像と用紙の位置が二次転写部で合うように画像形成と用紙給送タイミングを制御するリトライ制御部107とを有し、給送時間が所定時間を超えるとき、像担持体への画像形成が中断され、その後再開され、クリーニング部で除去される中断画像と再形成される画像間の白紙部の画像間距離が、二次転写部の離間時間とプロセス線速の積であり、中断画像の二次転写部の通過時に二次転写部が中間転写体から離間される、画像形成装置100により解決される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
像担持体に画像を形成する画像形成部と、
前記像担持体上に形成された画像を中間転写体に転写する一次転写部と、
前記中間転写体に転写された画像を記録媒体に転写する二次転写部と、
前記中間転写体をクリーニングするクリーニング部と、
前記記録媒体が収納される収納部から前記二次転写部に前記記録媒体を給送する給送部と、
前記二次転写部に前記記録媒体を給送する給送時間が所定時間を超えるか否か判断する判断部と、
前記給送時間が前記所定時間を超えるとき、前記像担持体に形成されている前記画像と前記記録媒体との位置が前記二次転写部において合うように、前記画像形成部における前記像担持体への前記画像の形成タイミングと、前記給送部における前記記録媒体の給送タイミングを制御するリトライ制御部と、を有する画像形成装置において、
前記給送時間が前記所定時間を超えるとき、前記像担持体への画像形成が中断され、その後、前記像担持体への画像形成が再開され、
前記クリーニング部において除去される中断画像と、前記中間転写体上に再形成される画像の間の白紙部の画像間距離が、前記二次転写部の前記中間転写体からの離間時間とプロセス線速の積であり、
前記中断画像が前記二次転写部を通過するとき、前記二次転写部は前記中間転写体から離間される、ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
前記給送時間が前記所定時間を超えるとき、前記像担持体への画像形成が中断され、前記中間転写体上の画像が前記クリーニング部において除去される前に、前記像担持体への画像形成が再開される、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置において用紙搬送に遅延が発生した場合、用紙の搬送を中断し、画像を再送する技術(リトライ制御)が既に知られている。
【0003】
しかし、従来のリトライ制御では、再形成し再送する画像と、先行して画像形成された中断画像の間の距離(画像間距離)を規定していなかった。
【0004】
特許文献1には、ジャム用紙の除去に要するダウンタイムの発生を防ぎ、かつ、用紙の浪費を防止するために、給送時間が所定時間を超えるときに、画像を再送するリトライ制御が開示されている。
【0005】
しかしながら、再送する画像と、先行して画像形成された中断画像との間の距離(画像間距離)を規定していないため、依然としてダウンタイムが長くなってしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで本発明は、画像形成装置のダウンタイムの更なる低減を図ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この課題は、像担持体に画像を形成する画像形成部と、前記像担持体上に形成された画像を中間転写体に転写する一次転写部と、前記中間転写体に転写された画像を記録媒体に転写する二次転写部と、前記中間転写体をクリーニングするクリーニング部と、前記記録媒体が収納される収納部から前記二次転写部に前記記録媒体を給送する給送部と、前記二次転写部に前記記録媒体を給送する給送時間が所定時間を超えるか否か判断する判断部と、前記給送時間が前記所定時間を超えるとき、前記像担持体に形成されている前記画像と前記記録媒体との位置が前記二次転写部において合うように、前記画像形成部における前記像担持体への前記画像の形成タイミングと、前記給送部における前記記録媒体の給送タイミングを制御するリトライ制御部と、を有する画像形成装置において、前記給送時間が前記所定時間を超えるとき、前記像担持体への画像形成が中断され、その後前記像担持体への画像形成が再開され、前記クリーニング部において除去される中断画像と、前記中間転写体上に再形成される画像の間の白紙部の画像間距離が、前記二次転写部の前記中間転写体からの離間時間とプロセス線速の積であり、前記中断画像が前記二次転写部を通過するとき、前記二次転写部は前記中間転写体から離間される、ことを特徴とする画像形成装置により解決される。
【発明の効果】
【0008】
画像形成装置のダウンタイムを更に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略図である。
本実施形態に係る画像形成制御装置のハードウェア構成を示す図である。
本実施形態に係る画像形成制御装置の機能構成を示す図である。
プリンタ100での通常印刷時(a)とリトライ制御時(b)のタイミングチャートを示す図である。
プリンタ100での通常印刷時(a)、リトライ制御(先行画像クリーニング後の再送)(b)及びリトライ制御(先行画像クリーニング前の再送)(c)の印刷動作を示す概略図である。
リトライ制御(先行画像クリーニング前再送)(a)、及びリトライ制御(先行画像クリーニング後の再送)(b)の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[画像形成装置の構成]
先ず、本実施形態に係る画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る画像形成装置は、紙、OHPシート、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体を「記録媒体」とし、この記憶媒体に現像剤やインクを付着させて画像形成を行う装置である。なお、以下の説明において、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を記録媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を記録媒体に付与することも該当する。また、「シート状体」とは紙(用紙)に限らず、OHPシート、布帛なども含み、現像剤やインクを付着させることができる媒体を意味し、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものも含む。以下の実施形態ではシート状体を「用紙P」として説明する。また各構成部品の説明にある寸法、材質、形状、その相対配置などは例示であって、特に特定的な記載がない限りこの発明の範囲をそれらに限定する趣旨ではない。
(【0011】以降は省略されています)
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