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公開番号2023037764
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-16
出願番号2021144530
出願日2021-09-06
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/16 20060101AFI20230309BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】センサのフラグを被覆する金属が帯電することで発生する放電を抑制する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、記録材Sを搬送する搬送ベルトユニット35と、搬送ベルトユニット35により搬送される記録材Sを検知するループセンサ4と、を備える。ループセンサ4は、先端に金属が被覆され、記録材Sに先端が押されることで回動するセンサフラグ40と、フォトインタラプタ42と、センサフラグ40の回動によりフォトインタラプタ42の光路を遮光するフラグ部41と、を備える。搬送ベルトユニット35は、記録材Sを搬送するための駆動ローラ44を有し、駆動ローラ44は、ローラ軸51の全周を覆うように絶縁部材52設けられ、記録材Sとの接触により帯電した金属がセンサフラグ40の回動で絶縁部材52に接触しても電荷の放電を制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
記録材を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される前記記録材を検知するセンサと、を備えており、
前記センサは、
先端に金属が被覆され、前記記録材に前記先端が押されることで回動するセンサフラグと、
フォトインタラプタと、
前記センサフラグの回動により前記フォトインタラプタの光路を遮光するフラグ部と、を備え、
前記搬送手段は、前記記録材を搬送するためのローラを有し、
前記ローラは、ローラ軸の全周を覆うようにノイズ抑制部材が設けられ、前記記録材との接触により帯電した前記金属が前記センサフラグの回動で前記ノイズ抑制部材に近接或いは接触しても電荷の放電を制御するようになっていることを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記ノイズ抑制部材は、絶縁部材であることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記ノイズ抑制部材は、前記ローラ軸よりも抵抗値が高い高抵抗部材であることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記高抵抗部材は、抵抗値が10^12[Ω]以上であることを特徴とする、
請求項3記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記高抵抗部材は、導電性樹脂であることを特徴とする、
請求項3又は4記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記センサフラグは、回動することで前記ノイズ抑制部材に3[mm]以下の距離まで近接することを特徴とする、
請求項1~5のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記記録材に前記画像を転写する転写手段と、
前記画像を前記記録材に定着させる定着手段と、をさらに備え、
前記搬送手段は、前記記録材を前記転写手段から前記定着手段へ搬送することを特徴とする、
請求項1~6のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項8】
転写ベルトに画像を形成する画像形成手段と、
コントローラと、をさらに備え、
前記転写手段は、2つのローラで形成される第1ニップ部で前記転写ベルトと前記記録材とを挟持搬送することで、前記記録材に前記画像を転写し、
前記定着手段は、2つのローラで形成される第2ニップ部で前記記録材を挟持搬送することで、前記記録材に前記画像を定着させ、
前記コントローラは、前記センサが前記記録材を検知すると、前記第2ニップ部による前記記録材の搬送速度を低下させて、前記記録材にループを形成させることを特徴とする、
請求項7記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記搬送手段は、前記記録材を搬送するための搬送ベルトを備え、前記ローラにより前記搬送ベルトに駆動力を伝達することを特徴とする、
請求項1~8のいずれか1項記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンタ、複合機等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、画像を記録材に転写し、記録材に転写した画像を定着させることで、印刷物を生成する。記録材への画像の転写は、2つのローラで形成される転写ニップ部で行われる。記録材への画像の定着は、定着装置内の2つのローラで形成される定着ニップ部で行われる。記録材は、転写ニップ部と定着ニップ部とで挟持搬送される際に、定着ニップ部による搬送速度が定着ニップ部による搬送速度よりも速ければ、定着ニップ部に引っ張られることになる。これは、転写ニップ部による転写時の搬送速度の変動を引き起こすために、画像のズレや擦れの原因となる。
【0003】
画像のズレや擦れを防止するために、記録材は、転写ニップ部と定着ニップ部との間で定着ニップ部側にループを形成しながら搬送される。記録材のループは、定着装置内のローラの回転速度を可変制御することで形成される。転写ニップ部と定着ニップ部との間には記録材を検知するセンサが設けられる。このセンサの検知結果に基づいて定着装置内のローラの回転速度が可変制御されることで、記録材のループ量が調整される。特許文献1には、記録材のループ量を検知し、検知結果に基づいてループ量を所定範囲の量に維持する画像形成装置が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-234604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
記録材のループ量を検知するセンサには、記録材に接触するフラグを有する機械的なセンサが用いられることがある。センサのフラグに記録材が接触することで、記録材の搬送上の問題が発生することがある。例えば、近年、印刷速度が高速化することで記録材の搬送速度も速くなっている。そのために、記録材がセンサに突入する際の衝撃が大きくなり、フラグの摩耗が大きくなる。フラグの摩耗を抑制し且つ耐久性を高くするために、フラグは金属等で被覆される。
【0006】
フラグを金属で被覆する場合、記録材の搬送によりフラグの金属部分と記録材とに摩擦が生じる。そのためにフラグを被覆する金属部分が帯電する。フラグは、記録材の接触により回動する。金属部分が帯電したフラグは、回動することで接地された他の金属に接触或いは接近すると、接触放電或いは気中放電を起こす。このような放電が発生すると、その際のスパイクノイズが画像形成装置の誤動作の原因となり、周辺部品へ影響を与える。
【0007】
本発明は、上記のような問題に鑑み、センサのフラグを被覆する金属が帯電することで発生する放電を抑制する画像形成装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の画像形成装置は、記録材を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記記録材を検知するセンサと、を備えており、前記センサは、先端に金属が被覆され、前記記録材に前記先端が押されることで回動するセンサフラグと、フォトインタラプタと、前記センサフラグの回動により前記フォトインタラプタの光路を遮光するフラグ部と、を備え、前記搬送手段は、前記記録材を搬送するためのローラを有し、前記ローラは、ローラ軸の全周を覆うようにノイズ抑制部材が設けられ、前記記録材との接触により帯電した前記金属が前記センサフラグの回動で前記ノイズ抑制部材に近接或いは接触しても電荷の放電を制御するようになっていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、センサのフラグを被覆する金属が帯電することで発生する放電を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成装置の構成図。
(a)~(c)は、記録材のループ制御の説明図。
(a)~(c)は、ループセンサの詳細な説明図。
センサフラグと高抵抗部材との等価回路図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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