TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
DM通知
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2023037687
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-03-16
出願番号
2021144413
出願日
2021-09-06
発明の名称
移植装置
出願人
みのる産業株式会社
代理人
個人
主分類
A01C
11/02 20060101AFI20230309BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】移植装置において、搬送不良を抑制する技術を提供する。
【解決手段】この移植装置は、ポット苗を他方側に輸送する横送りベルト51と、横送りベルト51よりも他方側かつ下方においてポット苗を下方へ輸送する縦送りベルト520と、横送りベルト51よりも他方側において縦送りベルト520に向かって下向きにポット苗を押し出す送り出し爪55と、横送りベルト51の他方側の端部付近において横送りベルト51の上方に配置される送出ローラー53と、送出ローラー53よりも他方側、かつ、送り出し爪55の移動経路よりも一方側に配置される補助部材54とを有する。補助部材54の下端部は、送出ローラー53の下端部よりも上側に配置される。これにより、送出ローラー53によってポット苗が引き寄せられた場合であっても、ポット苗が上方へ引き上げられるのを抑制できる。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
苗箱に保持された複数のポット苗を圃場に移植する移植装置であって、
前記苗箱から前記ポット苗を取り出す苗取り出し部と、
前記苗取り出し部から受け渡された前記ポット苗を水平方向一方側から他方側へ輸送する横送りベルトと、
前記横送りベルトよりも他方側かつ下方において前記ポット苗を下方へ輸送する縦送りベルトと、
前記横送りベルトよりも他方側において、前記縦送りベルトに向かって下向きに前記ポット苗を押し出す送り出し爪と、
前記横送りベルトの他方側の端部付近において、前記横送りベルトの上方に配置され、前記横送りベルトの幅方向に延びる送出ローラーと、
前記送出ローラーよりも他方側、かつ、前記送り出し爪の移動経路よりも一方側に配置される補助部材と、
前記縦送りベルトの下流側において、前記ポット苗を圃場へ植え付ける植え付け部と、
を有し、
前記補助部材の下端部は、前記送出ローラーの下端部よりも上側に配置される、移植装置。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の移植装置であって、
前記補助部材の下端部は、前記送出ローラーの中心軸よりも下側に配置される、移植装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の移植装置であって、
前記補助部材は、前記幅方向に延びる、移植装置。
【請求項4】
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の移植装置であって、
前記補助部材は、その下端面が、下方へ向かって突出する曲面状である、移植装置。
【請求項5】
請求項3に記載の移植装置であって、
前記補助部材は、円柱状である、移植装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移植装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、稲や野菜などの苗を圃場に移植する移植機として、苗箱に育成されたポット苗を圃場に移植する移植機が知られている。従来の野菜を圃場に移植する移植機については、例えば、特許文献1に記載されている。
【0003】
図13に示すように、特許文献1に記載の移植機では、ポット苗Nが横送りベルトA51上を水平方向に搬送され、横送りベルトA51の下流側端部に達すると、送り出し爪A364によって縦送りベルトA52の一対のベルトA521の間へ押し出される。ここで、図13中には、横送りベルトA51の下流側端部付近に、苗Nの根部を下流側へと送り出すための送出ローラーA90が記載されている。送出ローラーA90は、横送りベルトA51の上方、かつ、送り出し爪A364よりも上流側に設けられている。
【0004】
下流側の端部において、横送りベルトA51は下方へと落ち込むため、下流側へと苗Nを押し出す力が弱くなる。そこで、このような送出ローラーA90を配置して、図11中に矢印で示すように、苗Nの根部を送り出し爪A364の下方へと送り出すことによって、苗Nがスムーズに送り出し爪A364の下方に配置される。これにより、送り出し爪A364の動作とタイミングがずれにくく、搬送不良が抑制される。
【0005】
特開2018-174857号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、苗Nの根部の状態によって、送出ローラーA90の表面に沿って引き上げられ、苗Nが斜め上方へと浮き上がってしまう場合がある。このとき、送り出し爪A364が上方へと戻っていくタイミングで苗Nが浮き上がると、苗Nが送出ローラーA90の上方まで引き上げられ、搬送不良となってしまう。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、移植装置において、搬送不良を抑制する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、苗箱に保持された複数のポット苗を圃場に移植する移植装置であって、前記苗箱から前記ポット苗を取り出す苗取り出し部と、前記苗取り出し部から受け渡された前記ポット苗を水平方向一方側から他方側へ輸送する横送りベルトと、前記横送りベルトよりも他方側かつ下方において前記ポット苗を下方へ輸送する縦送りベルトと、前記横送りベルトよりも他方側において、前記縦送りベルトに向かって下向きに前記ポット苗を押し出す送り出し爪と、前記横送りベルトの他方側の端部付近において、前記横送りベルトの上方に配置され、前記横送りベルトの幅方向に延びる送出ローラーと、前記送出ローラーよりも他方側、かつ、前記送り出し爪の移動経路よりも一方側に配置される補助部材と、前記縦送りベルトの下流側において、前記ポット苗を圃場へ植え付ける植え付け部と、を有し、前記補助部材の下端部は、前記送出ローラーの下端部よりも上側に配置される。
【0009】
本願の第2発明は、第1発明の移植装置であって、前記補助部材の下端部は、前記送出ローラーの中心軸よりも下側に配置される。
【0010】
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の移植装置であって、前記補助部材は、前記幅方向に延びる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
活魚輸送装置
10日前
個人
水稲直播方法
5日前
個人
水稲栽培方法
16日前
個人
園芸用支柱
5日前
個人
閉域塗り潰し移動機械
5日前
井関農機株式会社
コンバイン
5日前
井関農機株式会社
苗植機
4日前
有限会社エース産業
ダニ対策品
2日前
株式会社大貴
動物用トイレ
8日前
井関農機株式会社
作業車両
9日前
株式会社内山商会
育苗装置
11日前
みのる産業株式会社
移植装置
9日前
日本精機株式会社
植物育成光源装置
16日前
大日本除蟲菊株式会社
塩素系組成物
15日前
井関農機株式会社
根菜類収穫機
4日前
個人
全方位クリアな生きもの観察用具
9日前
株式会社サニープレイス
抗菌方法
3日前
株式会社クボタ
扱胴
18日前
株式会社三洋
ジャンボタニシ駆除器
3日前
個人
捕虫器
15日前
グローブライド株式会社
魚釣用リール
16日前
グローブライド株式会社
魚釣用リール
16日前
株式会社ゆふ・は
消毒剤
16日前
井関農機株式会社
作業機装着の作業車
17日前
株式会社オート工芸社
忌避装置
2日前
株式会社鎌田スプリング
くくり罠
10日前
アース製薬株式会社
害虫防除容器
18日前
個人
忌避剤
18日前
株式会社クボタ
歩行型作業機
15日前
株式会社クボタ
歩行型作業機
15日前
花王株式会社
多孔質表面の抗菌方法
5日前
井関農機株式会社
作業車両の走行制御装置
17日前
鹿島建設株式会社
植栽ユニット
5日前
太平洋工業株式会社
カプセル投入装置
12日前
株式会社縁舞
構造体及びキット
16日前
株式会社東京ボックス
農業用シートの固定用具
16日前
続きを見る
他の特許を見る