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公開番号2023037544
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-15
出願番号2021165092
出願日2021-09-03
発明の名称ペットサークル
出願人株式会社グリーンライフ
代理人
主分類A01K 15/02 20060101AFI20230308BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】脚力が弱ったペットの歩行を補助できるペットサークルを提供する。
【解決手段】ペットサークル1は、円筒状の側壁112と、側壁112の筒軸J1方向における一端部を閉塞する底壁111と、底壁111の中央部から側壁112の内側において筒軸J1方向に沿って突出するように配置され底壁111に面ファスナ21、22を介して着脱自在に固定された柱12と、を備える。そして、側壁112、底壁111および柱12の柱本体121は、ウレタンゴムから形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
筒状の側壁と、
前記側壁の筒軸方向における一端部を閉塞する底壁と、
前記底壁の中央部から前記側壁の内側において前記筒軸方向に沿って突出するように配置され前記底壁に面ファスナを介して着脱自在に固定された柱と、を備え、
少なくとも前記側壁の内側、前記底壁の内側および前記柱における前記側壁に対向する部分は、弾性材料から形成されている、
ペットサークル。
続きを表示（約 190 文字）【請求項２】
前記側壁の内壁と前記柱の外壁との間の距離は、２０ｃｍ以上３０ｃｍ以下に設定されている、
請求項１に記載のペットサークル。
【請求項３】
前記側壁、前記底壁は、ウレタンゴムから形成され、
前記柱は、ウレタンゴムから箱状に形成された柱本体と、前記柱本体の内側に充填されたクッション材と、を有する、
請求項１に記載のペットサークル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ペットサークルに関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
フレームと、当該フレームを包み込むと共にペット飼育用空間の壁体を構成する軟質シート部材と、を備えるペット飼育用空間形成具が提案されている（例えば特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１６－２１９３９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、例えば後脚の脚力が弱った犬等のペットは、ペットサークル内で歩き回る場合、２本の前脚をペットサークルの壁体に引っ掛けて前脚で推進力を得る場合が多く見られる。この場合、特許文献１に記載されたペット飼育用空間形成具の場合、２本の前脚のうちの片方のみしか壁体に引っ掛けることができず、ペットをペット飼育用空間内で歩き回らせることが難しい。
【０００５】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、脚力が弱ったペットの歩行を補助できるペットサークルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するために、本発明に係るペットサークルは、
筒状の側壁と、
前記側壁の筒軸方向における一端部を閉塞する底壁と、
前記底壁の中央部から前記側壁の内側において前記筒軸方向に沿って突出するように配置され前記底壁に面ファスナを介して着脱自在に固定された柱と、を備え、
少なくとも前記側壁の内側、前記底壁の内側および前記柱における前記側壁に対向する部分は、弾性材料から形成されている。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、柱が、底壁の中央部から側壁の内側において筒軸方向に沿って突出するように配置され、少なくとも側壁の内側、底壁の内側および柱における側壁に対向する部分が、弾性材料から形成されている。これにより、ペットが脚先を側壁、底壁の内側または柱の表面を押圧すると側壁、底壁の内側または柱の表面が弾性変形して凹んだ状態となるので、ペットがペットサークル内を歩行する際、脚先を側壁、底壁の内側または柱の表面に引っ掛けながら歩行することができる。従って、脚力が弱ったペットの歩行を補助することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施の形態に係るペットサークルの斜視図である。
実施の形態に係るペットサークルを示し、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）のＡ―Ａ線における断面矢視図である。
変形例に係るペットサークルの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の一実施の形態に係るペットサークルについて図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態に係るペットサークルは、筒状の側壁と、側壁の筒軸方向における一端部を閉塞する底壁と、底壁の中央部から側壁の内側において筒軸方向に沿って突出するように配置され底壁に面ファスナを介して着脱自在に固定された柱と、を備える。そして、少なくとも側壁の内側、底壁の内側および柱における側壁に対向する部分は、弾性材料から形成されている。
【００１０】
図１に示すように、本実施の形態に係るペットサークル１は、サークル本体１１と、柱１２と、を備える。サークル本体１１は、図２（Ａ）および（Ｂ）に示すように、円筒状の側壁１１２と、側壁１１２の筒軸Ｊ１方向における一端部を閉塞する底壁１１１と、を有する。底壁１１１の中央部の領域Ａ１には、面ファスナ２１が配設されている。サークル本体１１の側壁１１２および底壁１１１は、例えばウレタンゴムのような弾性材料から形成されている。なお、側壁１１２および底壁１１１を形成する弾性材料としては、ウレタンゴムに限定されるものではなく、例えばシリコーンゴム、天然ゴム、フッ素ゴム等から形成されていてもよい。また、側壁１１２の厚さＴ１および底壁の厚さＴ２は、それぞれ、例えば厚さ３ｃｍ以上５ｃｍ以下に設定されている。更に、側壁１１２の筒軸Ｊ１方向から見たときの側壁１１２の内側の半径Ｒ１は、例えば５０ｃｍ以上６０ｃｍ以下に設定される。また、側壁１１２の高さＨ１は、例えば４５ｃｍ以上５５ｃｍ以下に設定される。なお、半径Ｒ１および高さＨ１は、ペットサークル１内で飼われると想定されるペットの大きさに応じて適宜変更してもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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