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公開番号
2023034763
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-03-13
出願番号
2021141151
出願日
2021-08-31
発明の名称
額縁箱
出願人
個人
代理人
個人
主分類
B65D
5/20 20060101AFI20230306BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 本発明は、運搬・保管時に嵩張らず、固定具がなくても容易に離脱・脱落しない額縁箱を提供する。
【解決手段】 矩形状の基板と、前記基板の前面側の周縁部沿いに形成される額縁状の周壁と、を備え、前記周壁の内側に概ね矩形板状の物品が嵌め込まれる額縁箱であって、
前記周壁は、外壁面と内壁面が隔離された二重構造に形成されており、
前記周壁において相対向する一対の内壁面が、前記基板側から前記周壁の開口縁側へ向かう途中で屈曲して開口幅を窄める方向に傾斜しており、
前記開口幅方向を水平方向として嵌め込まれた物品を立てた状態で展示するための吊り下げ部及び/又は支持脚を切り起こし可能とする切込みが形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
矩形状の基板と、前記基板の前面側の周縁部沿いに形成される額縁状の周壁と、を備え、前記周壁の内側に概ね矩形板状の物品が嵌め込まれる額縁箱であって、
前記周壁は、外壁面と内壁面が隔離された二重構造に形成されており、
前記周壁において相対向する一対の内壁面が、前記基板側から前記周壁の開口縁側へ向かう途中で屈曲して開口幅を窄める方向に傾斜しており、
前記開口幅方向を水平方向として嵌め込まれた物品を立てた状態で展示するための吊り下げ部及び/又は支持脚を切り起こし可能とする切込みが形成されていることを特徴とする額縁箱。
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【請求項2】
矩形状の基板の一対側部のそれぞれに第一外壁、第一隔離壁、及び第一内壁を連設し、
前記一対側部とは別の他対側部のそれぞれに第二外壁、第二隔離壁、及び第二内壁を連設し、
前記第一外壁を起立させて、前記第一隔離壁を介して前記第一内壁を内側へ折り返すと共に、前記第二外壁を起立させて、前記第二隔離壁を介して前記第二内壁を内側へ折り返すことにより、前記基板の前面側の周縁部沿いに額縁状の周壁を形成してなり、
前記周壁の内側に概ね矩形板状の物品が嵌め込まれる額縁箱であって、
前記周壁において前記第二内壁により形成されて相対向する一対の内壁面が、前記基板側から前記周壁の開口縁側へ向かう途中で屈曲して開口幅を窄める方向に傾斜しており、
前記開口幅方向を水平方向として嵌め込まれた物品を立てた状態で展示するための吊り下げ部及び/又は支持脚を切り起こし可能とする切込が形成されていることを特徴とする額縁箱。
【請求項3】
矩形状の基板の一対側部のそれぞれに第一外壁、第一隔離壁、及び両側端縁に二対の帯状片を有する第一内壁を連設し、
前記一対側部とは別の他対側部のそれぞれに第二外壁、第二隔離壁、及び第二内壁を連設し、
前記第一外壁を起立させて、前記第一隔離壁を介して前記第一内壁を内側へ折り返し、前記折り返しにより相対向する帯状片どうしを内側へ折り込んで連結すると共に、前記第二外壁を起立させて、前記第二隔離壁を介して前記第二内壁を前記連結された帯状片の内側に沿わせるように折り返すことにより、前記基板の前面側の周縁部沿いに額縁状の周壁を形成してなり、
前記周壁の内側に概ね矩形板状の物品が嵌め込まれる額縁箱であって、
前記連結された帯状片のうち、前記周壁の開口に近い帯状片が前記開口を窄める方向に傾斜しており、これに前記第二内壁を沿わせることにより、前記第二内壁により形成される一対の内壁面が、前記基板側から前記周壁の開口縁側へ向かう途中で屈曲して前記開口を窄める方向に傾斜しており、
前記開口幅方向を水平方向として嵌め込まれた物品を立てた状態で展示するための吊り下げ部及び/又は支持脚を切り起こし可能とする切込が形成されていることを特徴とする額縁箱。
【請求項4】
前記第二内壁は、前記内壁面が屈曲する部位に沿って折り曲げ予定線が設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載の額縁箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、書籍やケース入りCD等、厚みのある矩形状物品を展示するための額縁箱に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、書籍やケース入りCD等の厚みがある矩形状物品を正面デザインが見えるように立てて展示する場合、下端にレール状の物品受部を有するホルダーパネルと、当該ホルダーパネルを背面から支持して起立させる支持脚を備えるスタンドが一般に用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2017-532692号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記スタンドは、ホルダーパネルの前面側では下端に物品受部が出っ張っている一方、後面側では支持脚が出っ張っているため、きれいに積み重ねることができず、運搬・保管時にまとめにくく嵩張るという問題がある。
【0005】
また、上記スタンドは、物品を単に立て掛けるだけであり、展示位置を動かしたりする際に物品がスタンドから容易に離脱して、その都度、物品をセットし直す手間が必要になる。展示スペースを確保できない場合、壁に設けたフック等に吊り下げたいが、そうすると、物品の姿勢が略垂直になって容易に脱落する。
【0006】
なお、スタンドから離脱・脱落しないように、物品の前面を押さえる固定具を設けると、正面デザインが固定具で隠されて見えなくなったり、固定具の付け外しの手間が増えたりするという別の問題を生じる。
【0007】
そこで、本発明は、運搬・保管時に嵩張らず、固定具がなくても容易に離脱・脱落しない額縁箱を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の発明は、
矩形状の基板と、前記基板の前面側の周縁部沿いに形成される額縁状の周壁と、を備え、前記周壁の内側に概ね矩形板状の物品が嵌め込まれる額縁箱であって、
前記周壁は、外壁と内壁が隔離された二重壁構造に形成されており、
前記周壁において相対向する一対の内壁が、前記基板側から前記周壁の開口縁側へ向かう途中で屈曲して開口幅を窄める方向に傾斜しており、
前記開口幅方向を水平方向として嵌め込まれた物品を立てた状態で展示するための吊り下げ部及び/又は支持脚を切り起こし可能とする切込みが設けられていることを特徴とする額縁箱
を提供する。
【0009】
請求項2の発明は、
矩形状の基板の一対側部のそれぞれに第一外壁、第一隔離壁、及び第一内壁を連設し、
前記一対側部とは別の他対側部のそれぞれに第二外壁、第二隔離壁、及び第二内壁を連設し、
前記第一外壁を起立させて、前記第一隔離壁を介して前記第一内壁を内側へ折り返すと共に、前記第二外壁を起立させて、前記第二隔離壁を介して前記第二内壁を内側へ折り返すことにより、前記基板の前面側の周縁部沿いに額縁状の周壁を形成してなり、
前記周壁の内側に概ね矩形板状の物品が嵌め込まれる額縁箱であって、
前記周壁において前記第二内壁により形成されて相対向する一対の内壁が、前記基板側から前記周壁の開口縁側へ向かう途中で屈曲して開口幅を窄める方向に傾斜しており、
前記開口幅方向を水平方向として嵌め込まれた物品を立てた状態で展示するための吊り下げ部及び/又は支持脚を切り起こし可能とする切込が設けられていることを特徴とする額縁箱
を提供する。
【0010】
請求項3の発明は、
矩形状の基板の一対側部のそれぞれに第一外壁、第一隔離壁、及び両側端縁に二対の帯状片を有する第一内壁を連設し、
前記一対側部とは別の他対側部のそれぞれに第二外壁、第二隔離壁、及び第二内壁を連設し、
前記第一外壁を起立させて、前記第一隔離壁を介して前記第一内壁を内側へ折り返し、前記折り返しにより相対向する帯状片どうしを内側へ折り込んで連結すると共に、前記第二外壁を起立させて、前記第二隔離壁を介して前記第二内壁を前記連結された帯状片の内側に沿わせるように折り返すことにより、前記基板の前面側の周縁部沿いに額縁状の周壁を形成してなり、
前記周壁の内側に概ね矩形板状の物品が嵌め込まれる額縁箱であって、
前記連結された帯状片のうち、前記周壁の開口に近い帯状片が前記開口を窄める方向に傾斜しており、これに前記第二内壁を沿わせることにより、前記第二内壁により形成される一対の内壁が、前記基板側から前記周壁の開口縁側へ向かう途中で屈曲して前記開口を窄める方向に傾斜しており、
前記開口幅方向を水平方向として嵌め込まれた物品を立てた状態で展示するための吊り下げ部及び/又は支持脚を切り起こし可能とする切込が設けられていることを特徴とする額縁箱。
を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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