TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2023034405
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-13
出願番号2021140637
出願日2021-08-31
発明の名称農作業機
出願人株式会社ササキコーポレーション
代理人
主分類A01B 59/043 20060101AFI20230306BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】機体サイズが大型化しても、スタンドの取り外しが容易な農作業機を提供すること。
【解決手段】 農作業機2は走行機体1に取り付けるための装着部4と、装着部4の後方に位置する作業部50と、装着部4と作業部50を連結するとともに、作業部50を到着部に対して側方に揺動可能にさせるオフセット機構部20と、を備える。農作業機は、地面に接地することで支えることができる複数のスタンド6と、複数のスタンド6を農作業機に取り付けるための複数の取付部と、複数のスタンド6は取付部の数より多い複数の接地点と、有する。複数の取付部のうち少なくとも1つはオフセット機構部に備え、オフセット機構部の取付部に取る付けるスタンド6が有する接地点は、他の取付部に取り付けるスタンドの接地点と同数である。
【選択図】 図6


特許請求の範囲【請求項1】
走行機体に取り付けるための装着部と、
前記装着部の後方に位置する作業部と、
前記装着部と前記作業部を連結するとともに、前記作業部を前記装着部に対して側方に揺動可能にさせるオフセット機構部と、を備えた農作業機であって、
前記農作業機は、地面に接地することで支えることができる複数のスタンドと、
前記複数のスタンドを前記農作業機に取り付けるための複数の取付部と、
前記複数のスタンドは前記取付部の数より多い複数の接地点と、を備え、
前記複数の取付部のうち少なくとも1つは前記オフセット機構部に備え、前記オフセット機構部の取付部に取る付けるスタンドが有する接地点は、他の取付部に取り付けるスタンドの接地点と同数である、
ことを特徴とする農作業機。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
走行機体に取り付けるための装着部と、
前記装着部の後方に位置する作業部と、
前記装着部と前記作業部を連結するとともに、前記作業部を前記到着部に対して側方に揺動可能にさせるオフセット機構部と、を備え、
前記作業部は、地面に接地することで前記作業部を支える複数の後部スタンドと、
前記オフセット機構部は、地面に接地することで前記オフセット機構部及び前記装着部を支える前部スタンドと、
前記後部スタンド及び前部スタンドは地面に接地する接地点と、を備え、
前記前部スタンドが有する接地点は前記後部スタンドの内のいずれか1つの後部スタンドが有する接地点より数が多い、
ことを特徴とする農作業機。
【請求項3】
前記接地点は前記取付部の数より1つ多い、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の農作業機。
【請求項4】
前記作業部は前記オフセット機構部に対して上下方向に旋回させる進行方向に向けた旋回軸と、を備え、
前記前部スタンドが有する接地点は、前記旋回軸を基準にして進行方向左右のそれぞれに配置する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の農作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、走行機体に装着され、走行機体側方に作業部を位置させて草刈作業を行う農作業機に関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
走行機体に装着して作業をする農作業機において、作業時以外に走行機体から装着状態を解除して農作業機単独で保管する場合、特許文献1に記載のようなスタンドを取り付けできる農作業機の構成が挙げられる。この構成の農作業機は、スタンドを作業者が農作業機に着脱することによって、走行機体から取り外して、単独で保管が可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-220070号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
農作業機にスタンドを装着して、このスタンドを地面に接地させる場合、平面視において、スタンドの接地点で囲まれた面の内側に、農作業機の重心を位置させなければ、安定させることができない。当然、農作業機が前後左右に大きくなるにつれて、スタンドの接地点で囲まれた面を大きく確保しなければならない。特許文献1に記載の構成の場合、スタンドの構成は、機体前方の連結フレームに設けたアーム部にスタンドを取り付けている。このため機体の寸法が大きくなると、スタンド自体も大きくする必要があり、スタンドの重量も増加することとなる。作業者にとってスタンドの重量が増加すると、取り外しの作業が容易ではなくなり、作業者の負担となる問題がある。
【0005】
したがって、本発明は上記課題に着眼してなされたものであり、機体サイズが大型化しても、スタンドの取り外しが容易な農作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
目的を達成するための本発明の一態様は、走行機体に取り付けるための装着部と、装着部の後方に位置する作業部と、装着部と作業部を連結するとともに、作業部を装着部に対して側方に揺動可能にさせるオフセット機構部と、を備えた農作業機であって、農作業機は、地面に接地することで支えることができる複数のスタンドと、複数のスタンドを農作業機に取り付けるための複数の取付部と、複数のスタンドは取付部の数より多い複数の接地点と、を備え、複数の取付部のうち少なくとも1つはオフセット機構部に備え、オフセット機構部の取付部に取る付けるスタンドが有する接地点は、他の取付部に取り付けるスタンドの接地点と同数である、農作業機である。また、目的を達成するための本発明の他の態様は、走行機体に取り付けるための装着部と、装着部の後方に位置する作業部と、装着部と作業部を連結するとともに、作業部を装着部に対して側方に揺動可能にさせるオフセット機構部と、を備え、作業部は、地面に接地することで作業部を支える後部スタンドと、オフセット機構部は、地面に接地することでオフセット機構部及び装着部を支える前部スタンドと、後部スタンド及び前部スタンドは地面に接地する接地点と、を備え、前部スタンドが有する接地点は後部スタンドが有する接地点より数が多い、農作業機である。
【発明の効果】
【0007】
この発明によれば、機体サイズが大型化しても、スタンドの取り外しが容易な農作業機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明を実施した農作業機へクイックヒッチを係合させる直前を示した側面図である。
本発明を実施した農作業機へクイックヒッチと係合後に上昇させた状態を示した側面図である。
本発明を実施した農作業機へクイックヒッチを係合後に上昇させ、スタンドを取り外して連結フレーム回動調整部を操作した状態の側面図である。
本発明を実施した農作業機を上昇させ移動状態を示した側面図である。
本発明を実施した農作業機を下降させ地面に接地させた作業状態の側面図である。
本発明を実施した農作業機の平面図であり、格納位置の状態を示す。
本発明を実施した農作業機の作業部を正面図である。
本発明を実施した農作業機の作業部を背面図である。
本発明を実施した農作業機の連結フレーム回動調整部の要部平面図である。
本発明を実施した農作業機の回動調整レバーガイドを説明するための平面図である。
本発明を実施した農作業機をクイックヒッチと係合させる直前の連結フレーム回動調整部の要部側面図である。
本発明を実施した農作業機をクイックヒッチと係合後に上昇させた状態の連結フレーム回動調整部の要部側面図である。
本発明を実施した農作業機を移動させるときの連結フレーム回動調整部の要部側面図である。
本発明を実施した農作業機の作業状態時の連結フレーム回動調整部の要部側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施した例を図1乃至図14の図面に基づいて説明する。図1乃至図6、図11乃至図14において、走行機体1側である右方向を進行方向または前方側とし、左側を後方側として説明する。また、図9において進行方向は誌面手前側であり、進行方向右側は誌面左側を示し、図10において進行方向は誌面奥側であり、進行方向右側は誌面右側を示す。また、説明において特に記載がない限り、上方向とは作業面である地面側から重力方向に反して離れる方向を指し、下方向とは重力方向に沿って地面側に近づく方向を指す。図面の記載において、同一または類似の部分には同一又は類似の符号を付して、その説明を省略することがある。加えて、説明に用いる図面は模式的なものであり、各部の寸法との関係等は現実のものとは異なることがある。また、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0010】
例示する農作業機2は、作業部50を進行方向左右にオフセットすることが可能、且つ、作業部50を上下に回動させることが可能な草刈作業機であり、この形態を用いて説明をおこなう。農作業機2は、トラクタ等の走行機体1の後方に設けた三点リンク機構にクイックヒッチ3を介して装着し、走行機体1からの動力により農作業機2の後部に位置する作業部50に設けた刈取り刃56を水平軸55周りに回転駆動して、草刈作業に使用される。また、作業部50は、走行機体1に対して左右に移動可能に設けられていて、走行機体1の後方片側側方に位置させて作業が可能である。また、作業部50は、進行方向と平行な軸を支点にして上下に回動可能に設けられていて、走行機体1の側方側が傾斜している法面での草刈作業を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
水稲直播方法
5日前
個人
活魚輸送装置
10日前
個人
水稲栽培方法
16日前
個人
園芸用支柱
5日前
個人
振出し式釣竿
18日前
井関農機株式会社
作業車両
18日前
個人
閉域塗り潰し移動機械
5日前
井関農機株式会社
コンバイン
5日前
有限会社エース産業
ダニ対策品
2日前
井関農機株式会社
苗植機
4日前
個人
オタネニンジンの栽培方法
22日前
有限会社芹沢製作所
ルアー
18日前
株式会社大貴
動物用トイレ
8日前
井関農機株式会社
作業車両
9日前
井関農機株式会社
苗移植機
23日前
株式会社内山商会
育苗装置
11日前
有限会社タカハマ緑幸
拾集機
19日前
井関農機株式会社
コンバイン
18日前
日本精機株式会社
植物育成光源装置
16日前
井関農機株式会社
散布作業車
23日前
井関農機株式会社
コンバイン
18日前
大日本除蟲菊株式会社
塩素系組成物
15日前
みのる産業株式会社
移植装置
9日前
井関農機株式会社
コンバイン
19日前
個人
全方位クリアな生きもの観察用具
9日前
井関農機株式会社
圃場用散布機
18日前
井関農機株式会社
根菜類収穫機
23日前
井関農機株式会社
根菜類収穫機
4日前
井関農機株式会社
根菜類収穫機
22日前
株式会社クボタ
扱胴
18日前
株式会社サニープレイス
抗菌方法
3日前
イワフジ工業株式会社
樹木処理装置
23日前
個人
捕虫器
15日前
グローブライド株式会社
釣竿
23日前
株式会社三洋
ジャンボタニシ駆除器
3日前
株式会社ゆふ・は
消毒剤
16日前
続きを見る