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公開番号2023034346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-13
出願番号2021140538
出願日2021-08-30
発明の名称調理装置
出願人アイリスオーヤマ株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20230306BHJP(計算;計数)
要約【課題】調理メニューに係る料理を食した場合の摂取カロリー量を手軽かつ適正に把握可能な調理装置の提供を目的とした。
【解決手段】調理装置10は、収容部20と、収容部20の内部環境を調整するための出力が可能な出力部30と、複数種の調理メニューを記憶したメニュー記憶部と、メニュー記憶部に記憶されている複数の調理メニューから一の調理メニューを選択するための処理を行うメニュー選択処理部と、メニュー選択処理部によって選択された調理メニューにおいて規定されている調理条件に応じて出力部30の出力制御を行う調理制御部と、を有する。調理装置10においては、調理メニュー毎に摂取単位数量が規定されると共に、摂取単位数量当たりの摂取カロリーが調理メニュー毎に対応付けて規定されている。メニュー選択処理部は、摂取カロリーを基準として調理メニューを選択可能とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
調理対象である食材を収容する収容部と、
調理条件にあわせて前記収容部の内部環境を調整するための出力が可能な出力部と、
複数種の調理メニューを記憶したメニュー記憶部と、
前記メニュー記憶部に記憶されている複数の前記メニューから一の前記調理メニューを選択するための処理を行うメニュー選択処理部と、
前記メニュー選択処理部によって選択された前記調理メニューに対応して規定されている調理条件に応じて前記出力部の出力制御を行う調理制御部と、
を有し、
前記調理メニュー毎に摂取単位数量が規定されると共に、摂取単位数量当たりの摂取カロリーが前記調理メニュー毎に対応付けて規定されており、
前記メニュー選択処理部が、摂取カロリーを基準として前記調理メニューを選択可能なものであること、を特徴とする調理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
情報を表示可能な表示部を有し、
前記メニュー選択部において前記調理メニューの選択を受け付ける選択受付状態において、選択対象となる前記調理メニューのタイトルと、当該調理メニューに係る摂取単位数量当たりの摂取カロリーとを対応付けて前記表示部に表示可能であること、を特徴とする請求項1に記載の調理装置。
【請求項3】
情報を表示可能な表示部を有し、
前記摂取単位数量を示す文字、図形あるいは記号を、前記摂取カロリーを表す文字、図形あるいは記号と共に前記表示部に表示可能であること、を特徴とする請求項1又は2に記載の調理装置。
【請求項4】
複数の前記調理メニューが、摂取単位数量当たりの摂取カロリーを基準として、所定のカロリー範囲毎に複数の調理メニュー群に分類可能なものであり、
前記メニュー選択処理部において前記調理メニューの選択を受け付ける選択受付状態において、複数の前記調理メニュー群から一の前記調理メニュー群が選択されることを条件として、選択された前記調理メニュー群に含まれる前記調理メニューの範囲において、一の前記調理メニューが選択可能とされること、を特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の調理装置。
【請求項5】
情報を表示可能な表示部を有し、
前記選択受付状態において、複数の前記調理メニュー群から一の前記調理メニュー群が選択されることを条件として、選択された前記調理メニュー群に含まれる前記調理メニューが前記表示部においてリスト表示され、
前記メニュー選択処理部が、
リスト表示された複数の前記調理メニューから一の前記調理メニューを指し示す指示表示体を前記表示部に表示させると共に、前記リスト表示に沿って前記指示表示体を移動させる表示体移動操作と、
前記指示表示体により指し示された一の前記調理メニューを選択されたものとして確定するメニュー確定操作と、を受け付け可能なものであり、
前記表示体移動操作を受け付け可能な状態において、リスト表示された前記調理メニュー群から外れる方向に前記指示表示体を移動させる操作が行われることを条件として、前記リスト表示されている前記調理メニューが含まれる前記調理メニュー群とは異なる他の前記調理メニュー群に係る前記調理メニューが前記表示部に表示され、前記メニュー選択処理部において前記表示体移動操作及び前記メニュー確定操作を受け付け可能となること、を特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の調理装置。
【請求項6】
前記収容部が、本体側圧力容器を備える本体、及び蓋側圧力容器を備える蓋部を備え、前記本体側圧力容器及び前記蓋側圧力容器により圧力容器が形成されるものであること、を特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の調理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、調理装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されている調理レシピ供給方法のようなものが提供されている。この調理レシピ供給方法は、ホスト装置、及びホスト装置とインターネットを介して通信自在な携帯電話機や情報端末装置を用いて調理レシピ(調理に際してやるべきことをまとめたもの)をユーザに提供するものとされている。特許文献1の調理レシピ供給方法においては、ホスト装置に調理レシピに係る調理レシピデータが調理メニュー(調理レシピに則って調理することによって作られる料理)ごとに複数記憶されており、ユーザが携帯電話機や情報端末装置を用いて検索条件を入力することにより、ホスト装置において調理レシピデータを検索可能とされている。特許文献1の調理レシピ供給方法においては、検索された調理レシピデータを携帯電話機や情報端末装置に送信することにより、調理レシピがユーザに提供される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-063178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、本発明者らは、調理装置において予め調理メニューを複数記憶させておき、その中からユーザが選択した調理メニューに係る料理を自動調理できる調理装置の提供を検討した。その結果、調理対象である食材が収容されている収容部の温度等(内部環境)を調整するための出力部(例えばヒータ等)の出力を制御すれば、自動調理を行える調理装置が提供できるとの知見に至った。また、本発明者らは、調理メニューの選択方法についても検討を行った。その結果、本発明者らは、五十音順やカテゴリー毎に分けて表示された複数の調理メニューから任意のものを選択可能としたり、調理メニューに割り当てられた番号を指定することによって調理メニューの選択を可能とすることについては、複数の調理メニューを記憶させておくことによって実現できることを見いだした。
【0005】
その一方で、本発明者らは、近年の健康志向を考慮すれば、ユーザがカロリーを基準として調理メニューを選択可能なものとすることにより、より一層利便性が向上するとの知見に至った。しかしながら、上述した特許文献1の調理レシピ供給方法等においては、調理メニューごとにカロリー量が定義されているものの、このカロリー量の数値だけではどのような基準(単位)で定義されたものなのかをユーザは適確に知ることができない。例えば、従来技術においては、調理メニュー毎に規定されているカロリー量が、一人前当たりの摂取カロリー量であるのか、あるいは調理した料理の全量を食した場合の摂取カロリー量なのかが不明確になる懸念がある。
【0006】
すなわち、特許文献1に係る従来技術は、ユーザ自らが調理を行うことを想定したものである。そのため、特許文献1に係る従来技術においては、調理メニューに規定されているカロリー量が、どのような基準で定義されたものであったとしても、ユーザが調理メニューを参照して調理量を調整する等、ユーザによる人為的行為によって摂取カロリー量の調整を行うことができる。しかしながら、本発明者らが検討している調理装置は、食材をセットすることによって調理メニューに対応する調理プログラムに則って自動的に調理を行うものであるため、前述したような人為的行為を介在させることができない。そのため、本発明者らは、特許文献1に係る従来技術等を自動調理可能な調理装置に対して単純に適用するだけでは、調理メニューに係る料理を食した場合の摂取カロリー量をユーザが手軽に把握することができないという問題が生じるとの知見に至った。
【0007】
そこで本発明は、調理メニューに係る料理を食した場合の摂取カロリー量を手軽かつ適正に把握可能な調理装置の提供を目的とした。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)上述した本発明の調理装置は、調理対象である食材を収容する収容部と、調理条件にあわせて前記収容部の内部環境を調整するための出力が可能な出力部と、複数種の調理メニューを記憶したメニュー記憶部と、前記メニュー記憶部に記憶されている複数の前記調理メニューから一の前記調理メニューを選択するための処理を行うメニュー選択処理部と、前記メニュー選択処理部によって選択された前記調理メニューに対応して規定されている調理条件に応じて前記出力部の出力制御を行う調理制御部と、を有し、前記調理メニュー毎に摂取単位数量が規定されると共に、摂取単位数量当たりの摂取カロリーが前記調理メニュー毎に対応付けて規定されており、前記メニュー選択処理部が、摂取カロリーを基準として前記調理メニューを選択可能とするものであること、を特徴とするものであると良い。
【0009】
本発明の調理装置は、調理条件にあわせて出力部の出力調整を行うことにより、食材が収容されている収容部の内部環境を調整して調理を行えるものである。また、本発明の調理装置は、メニュー記憶部に記憶されている複数の調理メニューから、メニュー選択処理部によって一の調理メニューを選択する処理が行われることにより、調理制御部が選択された調理メニューにおいて規定されている調理条件に応じて出力部の出力制御を行うものとされている。そのため、本発明の調理装置は、食材を収容部に収容させつつ、調理メニューを選択することにより、ユーザが出力部の出力調整等を行わなくても調理を行うことができる。
【0010】
ここで、本発明の調理装置は、調理メニュー毎に摂取単位数量が規定されると共に、摂取単位数量当たりの摂取カロリーが調理メニュー毎に対応付けて規定されたものとされている。また、本発明の調理装置は、メニュー選択処理部が、摂取カロリーを基準として調理メニューを選択可能とするものとされている。そのため、本発明によれば、調理メニューに係る料理を食した場合の摂取カロリー量を、ユーザが手軽かつ適正に把握可能な調理装置を提供できる。
(【0011】以降は省略されています)

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