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公開番号2023033908
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-13
出願番号2021139861
出願日2021-08-30
発明の名称通信システム
出願人株式会社日立国際電気
代理人個人
主分類G06F 13/00 20060101AFI20230306BHJP(計算;計数)
要約【課題】 J-ALERTの緊急情報を文字情報として配信し、耳が不自由な人や音声の届きにくい場所にいる人に対しても確実に情報を伝達することができる通信システムを提供する。
【解決手段】 J-ALERTの緊急情報を受信して、当該緊急情報に基づいて文字データを生成するJ-ALERT受信機20を備え、情報配信サーバ10において、J-ALERT取得部30が、J-ALERT受信機20から取得した文字データに特定の登録番号を付してデータベース130に記憶すると共に、当該特定の登録番号を出力し、情報配信部40が、J-ALERT取得部30から出力された登録番号に基づいて文字データをデータベース130から読み出して、配信用の文字情報として出力する通信システムとしている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
入力された登録番号に基づいて、記憶部に記憶された文字情報の中から配信用の文字情報を読み出し、前記配信用の文字情報を特定の配信先に配信する配信サーバを備えた通信システムであって、
J-ALERTの緊急情報を受信して、前記緊急情報に基づいて文字データを生成する緊急情報受信機を備え、
前記配信サーバが、前記緊急情報受信機から取得した文字データに特定の登録番号を付して前記記憶部に記憶すると共に、前記特定の登録番号を出力する緊急情報取得部と、
前記緊急情報取得部から出力された登録番号に基づいて前記文字データを前記記憶部から読み出して、配信用の文字情報として出力する情報配信部とを有することを特徴とする通信システム。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記緊急情報受信機に緊急情報が入力されると、前記緊急情報受信機が、ソケット通信を用いて配信サーバに前記緊急情報を送信すると共に、前記緊急情報に基づいて文字データを生成し、前記緊急情報と前記文字データを特定のインデックス情報に対応付けて記憶しておき、
前記配信サーバの前記緊急情報取得部が、前記緊急情報を受信すると、前記緊急情報受信機に前記緊急情報に対応するインデックス情報を要求して取得し、前記取得したインデックス情報に基づいて対応する文字データを取得し、前記文字データに登録番号を付して記憶部に記憶することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
【請求項3】
前記配信サーバが、取得した前記緊急情報を解析して、前記緊急情報に関連する監視カメラを特定し、前記監視カメラで撮影される画像にアクセスするURLの情報を配信用の文字情報に付して配信することを特徴とする請求項1又は2記載の通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防災情報等を配信する通信システムに係り、特にJ-ALERT(全国瞬時警報システム)により配信される緊急情報を文字情報として配信し、耳の不自由な人や音声が届きにくい地域の人にも確実に伝達することができる通信システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
[先行技術の説明:図4]
防災情報を配信する通信システムには、災害に関する情報を文字情報として配信する情報配信サーバを備えたテキスト配信システムがある。情報配信サーバは、予めデータベースに登録してある配信内容を各種SNS(Social Networking Service)や、メールサービス等の文字情報を表示するメディア(以降、連携先)にテキスト配信する。
また、テキスト配信システムとは別に、J-ALERTの緊急情報を音声配信する音声配信システムがある。
【0003】
従来の通信システムについて図4を用いて説明する。図4は、従来の通信システムの概略説明図である。
図4に示すように、従来の通信システムは、上述したように2系統に分かれており、上段がテキスト配信システム、下段が音声配信システムである。
【0004】
テキスト配信システムは、操作端末2と、情報配信サーバ10とを備え、複数の連携先3にテキスト情報の配信内容を配信するものである。
操作端末2は、情報配信サーバ10に各種指示を入力する。
情報配信サーバ1は、予め各種の配信情報を記憶しており、操作端末2からの指示に基づいて、適切な配信情報を読み出し、各連携先3に配信する。
連携先3としては、各種SNS、CATVテロップ、防災情報システム、メールFAX等がある。
【0005】
また、音声配信システムは、J-ALERT受信機200と、自動起動機21と、操作卓22と、無線送受信装置23と、屋外子局24と、戸別受信機25とを備えている。
J-ALERT受信機200は、市町村の庁舎等に設けられ、消防庁から送信される緊急情報を受信して出力する。緊急情報としては、例えば津波警報や各種気象警報がある。
【0006】
自動起動機21は、J-ALERT受信機200から緊急情報が入力されると、当該緊急情報を解析して、その内容に基づいて、予め作成され記憶されている音声信号の中から適切なものを選択して、操作卓22へ出力する。
【0007】
操作卓22は、自動起動機21からの音声信号や、備え付けのマイクから入力された音声信号を音声データとして出力する。
無線送受信装置23は、受信した音声データを、電波として屋外子局24や戸別受信機25に無線又は有線で送信する。
屋外子局24及び戸別受信機25は、音声データを受信すると、音声として出力する。
【0008】
[従来の情報配信サーバの構成:図5]
次に、従来の情報配信サーバ1の構成について図5を用いて説明する。図5は、従来の情報配信サーバの構成ブロック図である。
図5に示すように、従来の情報配信サーバ1は、画面部11と、情報配信部12と、データベース13と、情報出力部14と、複数の連携先接続部15とを備えている。
画面部11は、操作端末2から入力された操作指示から登録番号を取得して、当該登録番号を出力する。
データベース13は、登録番号に対応付けてテキスト配信用の文字情報を記憶している。
【0009】
情報配信部12は、画面部11からの登録番号を入力して、当該登録番号をキーとしてデータベース13を検索し、配信用の文字情報を取得して配信内容として出力する。
情報出力部14は、情報配信部から出力される配信用の文字情報を複数の連携先接続部15に出力する。
連携先接続部15は、連携先のテキストメディア毎に設けられ、対応する連携先に文字情報の配信内容を出力する。図5の例では、SNS-a接続部、SNS-b接続部、CATVテロップ接続部、防災情報システム接続部、メールFAX接続部が設けられているが、サーバの処理能力の範囲であれば、より多くの連携先接続部15を設けることが可能である。
【0010】
このように、従来の通信システムでは、文字情報を配信するテキスト配信システムと、J-ALERTの緊急情報を音声で配信する音声配信システムは、それぞれ独立しており、J-ALERTの緊急情報を文字情報として配信することはできなかった。
(【0011】以降は省略されています)

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