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公開番号2023032774
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-09
出願番号2021139084
出願日2021-08-27
発明の名称車両用荷室
出願人有限会社ツカサオート
代理人個人
主分類B60P 3/34 20060101AFI20230302BHJP(車両一般)
要約【課題】副荷室を引き出したときに、その上に上開き扉等を配置して、副荷室が雨や露等で濡れることを抑制する。
【解決手段】車両の荷室2の外郭を構成するとともに開口部11を備える主荷室10と、前記開口部11から前記主荷室10の内側に収納される副荷室30と、前記副荷室30を前記開口部11から外側へ引き出して前記荷室2を拡張可能にするスライド機構31と、前記開口部11に設けられ、前記副荷室30が引き出されたときに前記副荷室30の上面を覆う上開き扉16と、前記上開き扉16を開いた状態でその両側端から垂下されて、前記副荷室30が引き出されたときに前記副荷室30の側面の少なくとも一部を覆う雨よけ板17と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項１】
車両の荷室の外郭を構成するとともに開口部を備える主荷室と、
前記開口部から前記主荷室の内側に収納される副荷室と、
前記副荷室を前記開口部から外側へ引き出して前記荷室を拡張可能にするスライド機構と、
前記開口部に設けられ、前記副荷室が引き出されたときに前記副荷室の上面を覆う上開き扉と、
を備えることを特徴とする車両用荷室。
続きを表示（約 250 文字）【請求項２】
前記上開き扉が開かれた状態でその側端から垂下されて、前記副荷室が引き出されたときに前記副荷室の側面の少なくとも一部を覆う雨よけ板を備える請求項１に記載の車両用荷室。
【請求項３】
前記上開き扉が閉じられたとき、前記雨よけ板が前記主荷室外側面に設けられるカバーに収納される請求項１又は２に記載の車両用荷室。
【請求項４】
前記上開き扉が閉じられたとき、前記雨よけ板が前記主荷室の外側面と内側面との間に収納される請求項１又は２に記載の車両用荷室。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、キャンピングカーやキッチンカー等に用いることができる、室内空間を拡張可能とする車両用荷室に関する。
続きを表示（約 960 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、例えば実開昭６２－４４８０号公報に、本体に補助箱を挿入して伸縮自在にしたカーハウスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
実開昭６２－４４８０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、特許文献１に開示されている技術では、外に出した補助箱が雨や露等で濡れてしまい、その後に本体に収納したときに本体内が補助箱に付着した水で濡れてしまう恐れがあった。
【０００５】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、副荷室を引き出したときに、その上に上開き扉等を配置して、副荷室が雨や露等で濡れることを抑制する車両用荷室を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の車両用荷室は、
車両の荷室の外郭を構成するとともに開口部を備える主荷室と、
前記開口部から前記主荷室の内側に収納される副荷室と、
前記副荷室を前記開口部から外側へ引き出して前記荷室を拡張可能にするスライド機構と、
前記開口部に設けられ、前記副荷室が引き出されたときに前記副荷室の上面を覆う上開き扉と、
を備えることを特徴とする。
【０００７】
本発明の車両用荷室によれば、副荷室が引き出されたときに、副荷室の上面を覆う上開き扉を備えるため、雨や露等で副荷室が濡れるのを抑制することができる。
【０００８】
本発明の車両用荷室の好ましい例は、
前記上開き扉が開かれた状態でその側端から垂下されて、前記副荷室が引き出されたときに前記副荷室の側面の少なくとも一部を覆う雨よけ板を備える。
【０００９】
本発明の車両用荷室の好ましい例によれば、雨よけ板によって、副荷室の側面が濡れることを効果的に抑制することができる。
【００１０】
本発明の車両用荷室の好ましい例は、
前記上開き扉が閉じられたとき、前記雨よけ板が前記主荷室外側面に設けられるカバーに収納される。
（【００１１】以降は省略されています）

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