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公開番号
2023032382
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-03-09
出願番号
2021138493
出願日
2021-08-27
発明の名称
電子部品用のベース
出願人
株式会社大真空
代理人
主分類
H01L
23/04 20060101AFI20230302BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】 表面実装型電子部品の軽薄短小化に対応させながらベースのクラックの発生を抑制する。
【解決手段】 本発明では、電子部品素子を保持し、絶縁性の脆性材料からなる平面視矩形板状の電子部品用のベースであって、ベースの底面の4隅に外部端子を有し、各外部端子にはベースの長辺方向の中心線に最も近接する近接部を有する。ベースの長辺方向の一端側で短辺方向に並んだ外部端子の近接部どうしの最短距離をつないだ第1直線と、ベースの長辺方向の他端側で短辺方向に並んだ外部端子の近接部どうしの最短距離をつないだ第2直線と、前記ベースの長辺方向の中心線との全てが平行ではない。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電子部品素子を保持し、絶縁性の脆性材料からなる平面視矩形板状の電子部品用のベースであって、
ベースの底面の4隅に各々外部端子を有し、
各外部端子にはベースの長辺方向の中心線に最も近接する近接部を有し、
ベースの長辺方向の一端側で短辺方向に並んだ外部端子の近接部どうしの最短距離をつないだ第1直線と、ベースの長辺方向の他端側で短辺方向に並んだ外部端子の近接部どうしの最短距離をつないだ第2直線と、前記ベースの長辺方向の中心線との全てが平行ではない、
ことを特徴とする電子部品用のベース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電子機器等に用いられる電子部品用のパッケージに用いられる電子部品用のベースに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
気密封止を必要とする電子部品の例として、水晶振動子、水晶フィルタ、水晶発振器等の圧電振動デバイスが挙げられる。これら各製品では、いずれも水晶振動板の表面に金属薄膜電極が形成され、この金属薄膜電極を外気から保護するために水晶振動板(具体的には金属薄膜電極)が気密封止されている。
【0003】
これら圧電振動デバイスは部品の表面実装化の要求から、セラミック等の絶縁材料からなるパッケージ内に気密的に収納する構成が増加している。例えば、特許文献1には、水晶振動板の収納するベースと蓋とからなり、これらを気密的に封止したセラミック材料からなるパッケージを回路基板に搭載し、はんだなどの導電性接合材を介して接合する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-088766
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような電子部品用のパッケージでは、回路基板へ搭載後に落下などの衝撃が加わると、回路基板が撓むことでベースにも撓みが生じる。この時、脆性材料からなるベースにおいては、欠けやひび等のクラックを生じる問題があった。
【0006】
このようなベースのクラックは、はんだなどの導電性接合材により回路基板へ接合される外部端子が存在するベース接合領域と、外部端子が存在せず回路基板へ接合されない外部端子の間(ベースの中央部)にあるベース非接合領域との境界部分に対して応力が加わるため、この境界部分を起点としてクラックが生じやすい。
【0007】
特に、ベースの平面視形状が矩形状の場合、回路基板に接合されていないベース長辺方向の中心線にあたる部分はベースの撓みが生じる最大領域となるが、上述のベース接合領域とベース非接合領域との境界部分がベース長辺方向の中心線と平行になると、当該中心線との平行線に沿って応力も最大限に加わりやすくなり、クラックがより生じやすくなるのが現状であった。この時、平面視形状が矩形状のベースでは短辺方向にクラックが生じやすい。
【0008】
また、このようなベースのクラックの発生は、パッケージの小型化や低背化とともにベースの高さ(厚さ)が低くなることで、ベース本体の強度が低下することでより生じやすくなるため、パッケージの軽薄短小化とともにより顕著に表れる問題点となっている。
【0009】
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、表面実装型電子部品の軽薄短小化に対応させながらベースのクラックの発生を抑制することができるより耐衝撃性能の向上した電子部品用のベースを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明では、電子部品素子を保持し、絶縁性の脆性材料からなる平面視矩形板状の電子部品用のベースであって、
ベースの底面の4隅に各々外部端子を有し、
各外部端子にはベースの長辺方向の中心線に最も近接する近接部を有し、
ベースの長辺方向の一端側で短辺方向に並んだ外部端子の近接部どうしの最短距離をつないだ第1直線と、ベースの長辺方向の他端側で短辺方向に並んだ外部端子の近接部どうしの最短距離をつないだ第2直線と、前記ベースの長辺方向の中心線との全てが平行ではない、
ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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