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公開番号
2023031186
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-03-08
出願番号
2021157262
出願日
2021-08-24
発明の名称
ベッド
出願人
個人
代理人
主分類
A61G
7/008 20060101AFI20230301BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】簡易な構造で体位変換すること
【解決手段】使用者の身体を横たえる床部と、前記床部の荷重を支える土台部と、前記床部の長手方向に配置された床回転軸と前記床回転軸に重なり前記床部から伸びる軸部と、前記土台部に設けられ、前記軸部を支える軸受部と、前記床部を前記床回転軸を軸として回転させる回転部と、を有し、前記床部は、フレーム部と体支持部を有し、前記フレーム部は長方形の枠であり、前記体支持部は柔軟性がある布状または網状の素材であり、前記体支持部の両端は前記フレーム部の両長辺に接続され、前記体支持部は前記使用者の体重により使用時に下方向にたわむ、ことを特徴とするベッド。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
使用者の身体を横たえる床部と、
前記床部の荷重を支える土台部と、
前記床部の長手方向に配置された床回転軸と
前記床回転軸に重なり前記床部から伸びる軸部と、
前記土台部に設けられ、前記軸部を支える軸受部と、
前記床部を前記床回転軸を軸として回転させる回転部と、
を有し、
前記床部は、フレーム部と体支持部を有し、
前記フレーム部は長方形の枠であり、
前記体支持部は柔軟性がある布状または網状の素材であり、
前記体支持部の両端は前記フレーム部の両長辺に接続され、
前記体支持部は前記使用者の体重により使用時に下方向にたわむ、
ことを特徴とするベッド。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記土台部に接続された固定部を有し、
前記床回転軸はフレーム部の長手方向の中心線より、フレーム部の一方の長辺側に寄せて配置され、
前記回転部は縄を巻きとる巻上部であり、
前記巻上部は、前記フレーム部より上側に前記固定部に固定され、
前記縄は前記フレーム部の他方の長辺側に接続されている、
ことを特徴とするベッド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベッドに係り、例えば、褥瘡防止用傾斜角可変ハンモックベッドに関するものである。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
自分で体を動かせない方がベッドで寝るとき、体の特定の場所に圧が集中するため褥瘡を生ずる。褥瘡を防止するために介護者は2時間おきに体位変換しなければならず、負担になっている。
うつ伏せが医療管理上好ましい場合があるが、通常のベッドだと不安定で、気管に管が接続されている場合邪魔になる。
板状のベッドが様々な機構で傾斜するものは見られました。ハンモック状のベッドが傾斜するものはありませんでした。
褥瘡防止のための体圧分散を目的とした様々なマットは見られた(例えば、特許文献1の図1参照)。
しかし、上記のような技術では大掛かりになり、簡易な構造で体位変換できるものではなかった。
板状のベッドやマットでは傾斜を強くすると転落の恐れがある。
板状のベッドやマットでは水平時でも患者の体動で転落の恐れがある。
板状のベッドやマットでは体の突起部分に体圧が集中してしまい体圧を十分に分散させることが出来ない。
板状のベッドやマットは体液やウイルスなどの病原体で汚染された場合に消毒や洗浄が困難である。交換用のマットも大きく場所を取る。
板状のベッドやマットは厚みがあるためにうつ伏せ時に顔の位置に穴を開けることも困難で、顔がベッド下部から出ないので観察や操作も困難である。
板状のベッドやマットは重く、傾斜機構は大きな動力を要し複雑になり高価となり、ベッドの移動も重さの為に困難になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-122212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、簡易な構造で体位変換することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)請求項1に記載の発明では使用者の身体を横たえる床部と、前記床部の荷重を支える土台部と、前記床部の長手方向に配置された床回転軸と前記床回転軸に重なり前記床部から伸びる軸部と、前記土台部に設けられ、前記軸部を支える軸受部と、前記床部を前記床回転軸を軸として回転させる回転部と、を有し、前記床部は、フレーム部と体支持部を有し、前記フレーム部は長方形の枠であり、前記体支持部は柔軟性がある布状または網状の素材であり、前記体支持部の両端は前記フレーム部の両長辺に接続され、前記体支持部は前記使用者の体重により使用時に下方向にたわむ、ことを特徴とするベッドを提供する。
(2)請求項2に記載の発明では前記土台部に接続された固定部を有し、前記床回転軸はフレーム部の長手方向の中心線より、フレーム部の一方の長辺側に寄せて配置され、前記回転部は縄を巻きとる巻上部であり、前記巻上部は、前記フレーム部より上側に前記固定部に固定され、前記縄は前記フレーム部の他方の長辺側に接続されている、ことを特徴とするベッドを提供する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ベッドをハンモック状にしたので、簡易な構造で体位変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
全体図
ベッドを手前側に傾けた図
ベッドを反対側に傾けた図
動力シリンダの位置が下部の例
ベッド傾斜の軸にモータの有る例
巻き上げ部の例1(水平)
巻き上げ部の例2(右側が下に傾斜)
巻き上げ部の例3(右側が上に傾斜)
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明におけるベッドの好適な実施の形態について、図1から図8を参照して詳細に説明する。
(1)実施形態の概要
ベッドは、床部、土台部、床回転軸、軸部、軸受部、巻上部、固定部を有する。
〔土台部、固定部〕
図6は巻き上げ部の例1(水平)を示した図である。
とくに断りのないときは、上下左右方向は使用者を基準として説明する。
土台部は、床部の荷重を支える。
本実施例では、土台部と固定部は鋼鉄製のパイプで構成される。なお以後特に言及しないが、本実施例のパイプはすベて鋼鉄製である。
ベッドを使用者の足方向から見るとbの字のようになっている。bの縦棒の上半分が固定部に相当し、半分から下の部分が土台部となる。
つまり、固定部は土台部に接続されている。
頭側と足側にbの形の部材が2つ平行に配置されている。
bの字の下半分のoに近い部分は、実際は、ロの字型に構成されている。
頭側のロの字下側の頂点二つと足側のロの字の下側の頂点二つを身長より長いパイプ2本で結合している。
またbの字の縦棒上端同士を同様にパイプ1本で結合し、全体として長椅子のように立体に構成している。
また、ロの字の対角線に補強のためのパイプが溶接されている。
【0009】
各パイプは溶接により結合されている。
また、土台部のロの字の上辺に軸受部を有する。軸受部は軸部の軸受である。
軸受は足側から見てロの字の上辺の中心よりやや、右側に設けられている。
軸受部は土台部に設けられ、軸部を支える。
〔床回転軸〕
床回転軸は、床部の使用者の身長方向に沿った線である。本実施形態ではフレーム部は長方形をしているので、床回転軸は床部の長手方向に沿って配置される。
また、床部の短手方向の中央を通る線に平行に配置されている。
回転軸はフレーム部の長手方向の中心線より、フレーム部の一方の長辺側に寄せて配置されている。図面では、一方の長編は、左側の長編になる。
この線は部材として実在するわけではない。この線を軸として床部を回転させ、床部を使用者の右手方向を下に、または右手方向を上に傾ける(図7、図8参照)。
これにより使用者の体位変換が可能である。
【0010】
〔軸部〕
図6に戻って説明する。
軸部はフレーム部の短辺から外側に突き出した棒状の突起である。軸部は鋼鉄製であり、十分な強度を有する。また軸部は耐摩耗性も有する。軸部は使用者の上側と下側に設けられており、床回転軸と重なる。すなわち床回転軸のある区間の線分を切り出すと床回転軸の中心軸と同じ位置に重なる。
つまり、軸部は床回転軸に重なり前記床部から伸びている。
フレーム部の短辺から内側に突き出した構成とすることもできる。
〔軸受部〕
軸受部は土台部に設けられ、軸部を支える軸受けである。本実施例では、耐摩耗性も有する。本実施例では、土台部のロの字の上辺に開けられた穴であり、軸部が貫通している。
〔巻上部〕
巻上部は巻上機である。巻上部は回転部として機能する。巻上部は本実施例では、電動であり、内部にモータ、歯車と巻き枠を有する。
巻き枠には縄に一端が結合され、巻上部は縄を巻き取る。また縄を巻き戻す動作も可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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