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公開番号2023031177
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-08
出願番号2021136733
出願日2021-08-24
発明の名称ルアー
出願人株式会社やまと社
代理人個人
主分類A01K 85/02 20060101AFI20230301BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】ルアー本体に沿わせるようにダブルフックを安定して維持できるので、障害物に当たってもダブルフックの着脱防止、根掛かり等を図れるルアーを提供する。
【解決手段】図1a)及び図1b)に示すように、前後を有するルアー本体2と、ルアー本体2の外殻13から突出して設けられた1以上のフックアイ4と、フックアイを貫通して設けられた貫通孔3と、該貫通孔3と環状連結部5とが針部を該貫通孔3に挿通して連結されるダブルフック9とを備え、フックアイ4は、前記一対の基部7,7’で挟持される挟持部8,8’を有しており、かつ、該フックアイ4に、後方に向かって前記貫通孔3と該挟持部10とが、この順番で連続して配置されているとともに、該貫通孔3が前記環状連結部5の孔6よりも大きく形成された構成とするものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
前後を有するルアー本体と、
前記ルアー本体の外殻から突出して設けられた1以上のフックアイと、
前記フックアイを貫通して設けられた貫通孔と、
一本の線状部材からなり、該中央を弧状に曲げられて一つの環状連結部が形成され、両端が曲げられて二つの針部が形成され、該環状連結部から二つの針部との間に伸びる互いに平行となる一対の基部が形成され、前記貫通孔と前記環状連結部とが前記針部を該貫通孔に挿通して連結されるダブルフックと、
を備え、
前記フックアイは、前記一対の基部で挟持される挟持部を有しており、
かつ、該フックアイに、後方に向かって前記貫通孔と該挟持部とがこの順番で連続して配置されているとともに、
該貫通孔が前記環状連結部の孔よりも大きく形成されたことを特徴とするルアー。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記貫通孔が、前記ダブルフックの環状連結部の孔よりも前後に大きく形成されたことを特徴とした請求項1に記載のルアー。
【請求項3】
前記ルアー本体に、後ろに向かって括れた段差を設けて、括れた部分に請求項1又は請求項2のフックアイを設けたことを特徴とするルアー。
【請求項4】
前記針部が側面視でルアー本体に重なることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項に記載のルアー。
【請求項5】
芯に剛性を有する金属板芯材を用い、該芯からフックアイが延設され、該芯を軟質材で覆って外殻としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載のルアー。
【請求項6】
芯が、フックアイと錘と一体として鋳造され、該芯を軟質材で覆って外殻としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載のルアー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ルアーに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1にあるように、ルアー本体に設けられるフックアイとリングとフックの環状部分を順に連結して、フックの釣り針の向きが自在に変化できるよう互いの環状部分を連結して垂下させる構成等が一般に知られている。
釣り針がその向きを自在に変化できるように構成する目的は、ルアー本体のアクション時に水の中でフックに受ける水の抵抗により、当該フックにリングを介して連結されているルアー本体自体の予定するアクションに影響を与えないためであるのと、水の中でルアー本体のアクション時にフックが受ける水の抵抗によりフックの針先がルアー本体が引かれる方に凡そ向かせるためで、これにより対象魚が後方から捕食行動をとった際には口等に刺さり易く、また刺さった際には逃さないためである。
【0003】
しかし、対象魚は水底の水草、倒木や漁礁等を隠れ蓑又は捕食場としていることが多く、そのような所でルアーをアクションさせれば、ルアー本体が水の抵抗を受けて揺れる動き等をするので、その影響によりルアー本体に連結されているフック自体も自然にあとから揺れ動かされることになり、水草や漁礁等で根掛かりする原因となっていた。
そこで下記特許文献2に於いて、フックを水中に投入して使用する際にルアー本体に一時的に係止させる構成が提案された。このルアーは、ルアー本体の表面から突出して設けられた板状部材と、この板状部材の一部に貫設されたフック取付孔と、このフック取付孔に挿通して装着されるダブルフックとを備えたもので、水中に投入して使用する際、一時的にダブルフックにより板状部材を挟持させることで、ダブルフックの釣り針の向きが自在に変化しないように係止できるようにしていた。
これにより、水中に投入して使用する際、ダブルフックがルアー本体に係止されるので根掛かりし難く、後方から捕食行動をする対象魚の口に刺さったときには、ダブルフックの係止が解除されるので、ダブルフックの釣り針をルアー本体が引かれる方向に完全に向けて、対象魚を逃し難くできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-165048号公報
特開2009-178115号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献2のような従来のルアーは、水中に投入して使用する際、ダブルフックにより板状部材を挟持させていても、障害物等に当たった場合にはダブルフックの係止が外れやすく、根掛かりし易いなどの問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は、ルアー本体に連結されたダブルフックを、水中に投入して使用する際に、ルアー本体に安定して係止でき、根掛かりし難いルアーを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決する本発明のルアーは、前後を有するルアー本体と、前記ルアー本体の外殻から突出して設けられた1以上のフックアイと、前記フックアイを貫通して設けられた貫通孔と、一本の線状部材からなり、該中央を弧状に曲げられて一つの環状連結部が形成され、両端が曲げられて二つの針部が形成され、該環状連結部から二つの針部との間に伸びる互いに平行となる一対の基部が形成され、前記貫通孔と前記環状連結部とが前記針部を該貫通孔に挿通して連結されるダブルフックと、を備え、前記フックアイは、前記一対の基部で挟持される挟持部を有しており、かつ、該フックアイに、後方に向かって前記貫通孔と該挟持部とが、この順番で連続して配置されているとともに、該貫通孔が前記環状連結部の孔よりも大きく形成されたことを特徴とするルアーである。
【0008】
本件発明のルアーは、前記貫通孔が、前記ダブルフックの環状連結部の孔よりも前後に大きく形成されたことを特徴としてもよい。
【0009】
本件発明のルアーは、前記ルアー本体に、後ろに向かって括れた段差を設けて、括れ部分に前記フックアイを設けてもよい。
【0010】
本件発明のルアーは、前記針部が側面視でルアー本体に重なる構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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