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公開番号2023029018
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-03
出願番号2021135076
出願日2021-08-20
発明の名称洗車機
出願人エムケー精工株式会社
代理人
主分類B60S 3/06 20060101AFI20230224BHJP(車両一般)
要約【課題】電子ミラーを破損することなく車体側面をブラシ洗浄可能な洗車機を提供する。
【解決手段】洗車機は、被洗浄車両が送信する車種、車体の高さ、全長、全幅、電子ミラーの形状や取り付け位置などのデータを通信によって取得可能な通信部と、前記通信部により取得した被洗浄車両のデータをもとに洗浄ブラシの接離動作を制御する制御部と、前記制御部からの制御信号によって被洗浄車両に対して洗浄ブラシを接離動作し、該車両の前後面および側面を形状に沿って洗浄する洗浄ブラシ駆動部と、を備える
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
洗車機本体と被洗浄車両とが相対移動し、移動に伴い洗車機本体内に回動可能に備えられた洗浄ブラシを被洗浄車両に接離させて洗車する洗車機であって、
前記洗車機は、
被洗浄車両が送信するデータを通信によって取得可能な通信部と、
前記通信部により取得した被洗浄車両のデータをもとに前記洗浄ブラシの接離動作を制御する制御部と、
前記制御部からの制御信号によって被洗浄車両に対して洗浄ブラシを接離動作し、該車両の前後面および側面を形状に沿って洗浄する洗浄ブラシ駆動部と、
を備えることを特徴とする洗車機。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記通信部が被洗浄車両との通信によって取得可能な前記データは、被洗浄車両の幅方向に設けられている後方確認装置の形状情報、および前記後方確認装置の取付位置情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の洗車機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラシを車体面に接触させて洗浄処理する機能を備えた洗車機に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、道路運送車両法の改正により、サイドミラーの代わりに電子ミラー(カメラモニタリングシステム)を用いた自動車が日本国内でも公道を走行可能となった。このような電子ミラーは、一般的なサイドミラーよりも高価であるため、ブラシを車体面に接触させて自動車を洗浄する洗車機には、自動車側面の洗浄に際し、電子ミラーを破損しないように確実なブラシ制御が求められている。
【0003】
ところが、一般的に電子ミラーはサイドミラーよりも小型で、かつデザインの自由度も高いため、従来の車体検出装置では検出が難しい場合がある。
【0004】
自動車側面の形状を検出する車体検出装置の一例として、本出願人が先に提案した特許文献1が知られている。この車体検出装置は、自動車の車体側面に向けて超音波を発信する発信器と、車体側面に反射した反射波を受信する受信器とからなる超音波センサを上下方向に複数配置して構成され、発信器から発信した超音波が、受信器で受信されるまでの時間を計測することによって、車体面との距離を検出するものである。そして、この車体検出装置を洗車機に取り付け、洗車機が所定距離走行する毎にサンプリングしていき、車体の側面形状を検出している。
【0005】
しかし、超音波は湿度や気温によって空気中の伝搬速度が変化するため検出結果に誤差が生じやすく、電子ミラーのような小さい装備品の形状を検出するには不向きである。また、車体側面のデザインによっては超音波が車体面で乱反射する恐れがあり、そもそも電子ミラーを検出できないことも想定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平10-203321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで本発明の目的は、電子ミラーを備えた自動車であっても、その自動車側面を問題なくブラシ洗浄することが可能な洗車機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような課題を解決するため、本発明は、洗車機本体と被洗浄車両とが相対移動し、移動に伴い洗車機本体内に回動可能に備えられた洗浄ブラシを被洗浄車両に接離させて洗車する洗車機であって、前記洗車機は、被洗浄車両が送信するデータを通信によって取得可能な通信部と、前記通信部により取得した被洗浄車両のデータをもとに前記洗浄ブラシの接離動作を制御する制御部と、前記制御部からの制御信号によって被洗浄車両に対して洗浄ブラシを接離動作し、該車両の前後面および側面を形状に沿って洗浄する洗浄ブラシ駆動部と、を備えることを特徴とする。
【0009】
さらに前記通信部が被洗浄車両との通信によって取得可能な前記データは、被洗浄車両の幅方向に設けられている後方確認装置の形状情報、および前記後方確認装置の取付位置情報を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、洗車機は自動車との通信により、自動車側であらかじめ設定されている電子ミラーの形状に関するデータを取得し、洗浄ブラシの制御に活用できるため、自動車に備えられている電子ミラーがどのような形状であっても、電子ミラーを破損することなく自動車側面を洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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