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公開番号2023027943
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-03
出願番号2021133320
出願日2021-08-18
発明の名称包装袋
出願人凸版印刷株式会社
代理人
主分類B65D 30/22 20060101AFI20230224BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】携帯できゴミ箱がない屋外でウェットティッシュなどの内容物を使用しても、使用済内容物を使用済み内容物収容部に収容できることで衣服やカバンなどを汚損することなく持ち帰ることができ、かつ包装袋本体に設ける使用済み内容物収容部を従来の製造ラインをそのまま用いて、一連の製造工程で製造できる包装袋を提供すること。
【解決手段】1枚の積層フィルムにより構成され、前記積層フィルムの一対の側縁同士を合掌貼りして形成される背貼りシール部を有するピロー包装袋であって、
前記背貼りシール部と、底部シール部と、連結シール部により袋内空間を形成する包装袋本体と、前記連結シール部から延出して袋状に構成される使用済み内容物収容用ポケット部からなる包装袋。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
1枚の積層フィルムにより構成され、前記積層フィルムの一対の側縁同士を合掌貼りして形成される背貼りシール部を有するピロー包装袋であって、
前記背貼りシール部と、底部シール部と、連結シール部により袋内空間を形成する包装袋本体と、前記連結シール部から延出して袋状に構成される使用済み内容物収容用ポケット部からなる包装袋。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記使用済み内容物収容用ポケット部の長さは、前記包装袋本体の長さの1/3~包装袋本体と同じ長さであることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
【請求項3】
前記使用済み内容物収容用ポケット部の天部の幅方向の一部がシール部、残りが開口部を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋。
【請求項4】
前記シール部の長さは、前記使用済み内容物収容用ポケット部の幅の1/3~1/2の長さであることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の包装袋。
【請求項5】
前記シール部は、前記使用済み内容物収容用ポケット部の天部の幅方向において片側または両側に形成されることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の包装袋。
【請求項6】
前記連結シール部には、前記包装袋本体と、使用済み内容物収容用ポケット部を分離可能なように、分離部が形成されていることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の包装袋。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装袋に関する。より詳しくは、包装袋本体と、この包装袋本体に設けられた使用済み内容物収容部と、を備える包装袋に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
最近、繊維素材にアルコールなどの清浄液を含浸したウェットティッシュが手やその他の身体の汚れを簡便に落せるものとして多用されている。携帯用として小さな袋に入ったものも市販され、広く利用されている。携帯用ウェットティッシュは汚れ落としには便利であるが、外でウェットティッシュを使用した後、ゴミ箱があればそこへ捨てることが出来るが、ゴミ箱がない時には、湿潤状態にある使用済みのウェットティッシュの処分に困る場合があった。
【0003】
そこで、使用済みのウェットティッシュを収容する使用済みウェットティッシュ収容部を設けた包装体が提案されている。例えば、特許文献1で提案された包装体は、複数のウェットティッシュが収容される包装体本体と、包装体本体の外面側に設けられる使用済みウェットティッシュ収容部とを備えるウェットティッシュ包装体であって、使用済みウェットティッシュ収容部は、包装体本体のエンドシール部が延出して形成され、使用済みウェットティッシュを包装体本体と使用済みウェットティッシュ収容部とで挟む構造となっている。
【0004】
特許文献2で提案された包装体は、ウェットティシュを収納するための扁平な袋状のウェットティシュ包装用袋体と、使用済みのウェットティシュを投入し得る投入口が形成された扁平な袋状に構成された使用済みウェットティシュ用袋体と、を備えたウェットティッシュ包装体であって、ウェットティシュ包装用袋体と、使用済みウェットティシュ用袋体とが連結している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-168323号公報
実用新案登録第3114706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1で提案された包装体では、包装体本体は、一端側と他端側が重ね合わせられた状態のシート材の長手方向の両端部が接合されて形成されており、使用済みウェットティッシュ収容部は、一端側のエンドシール部が延出して形成されており、使用済みウェットティッシュを包装体本体と使用済みウェットティッシュ収容部とで挟むことで、使用済みウェットティッシュを保持する構造となっている。そのため密閉することができず、使用済みのウェットティシュに含浸された液状物質が鞄や衣服に付着する可能性が高い。また、係止めの工程が必要となる。
【0007】
また、特許文献2で提案された包装体では、使用済みシートの収容口となる切れ目を形成する工程が別途必要となる。また切れ目から使用済みシートを収容しても常に切れ目が開口しているため、一度収容した使用済みシートがはみ出ることがあり、それを防止するにはラベル蓋のようなものが必要となる。
【0008】
従って、本発明は、携帯できゴミ箱がない屋外でウェットティッシュなどの内容物を使
用しても、使用済内容物を使用済み内容物収容部に収容できることで衣服やカバンなどを汚損することなく持ち帰ることができ、かつ包装袋本体に設ける使用済み内容物収容部を従来の製造ラインをそのまま用いて、一連の製造工程で製造できる包装袋を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、
1枚の積層フィルムにより構成され、前記積層フィルムの一対の側縁同士を合掌貼りして形成される背貼りシール部を有するピロー包装袋であって、
前記背貼りシール部と、底部シール部と、連結シール部により袋内空間を形成する包装袋本体と、前記連結シール部から延出して袋状に構成される使用済み内容物収容用ポケット部からなる包装袋である。
【0010】
また、本発明の第2の態様は、
前記使用済み内容物収容用ポケット部の長さは、前記包装袋本体の長さの1/3~包装袋本体と同じ長さであってよい。
(【0011】以降は省略されています)

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