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公開番号2023027450
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-02
出願番号2021132544
出願日2021-08-17
発明の名称ポリエステル組成物
出願人東レ株式会社
代理人
主分類C08L 67/00 20060101AFI20230222BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】環式モノテルペン化合物に由来する優れた清涼・冷感が24時間以上持続するポリエステル組成物を提供する。
【解決手段】沸点230℃未満の環式モノテルペン化合物を0.4~20.0重量%の割合で均質に含むことを特徴とするポリエステル組成物であって、23℃、50%RH下で24時間放置した際の環式モノテルペン化合物の重量減少率が10~20%であることを特徴とするポリエステル組成物により解決される。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ポリエステル樹脂と沸点230℃未満の環式モノテルペン化合物0.4~20.0重量%含み、23℃、50%RH下で24時間放置した際の環式モノテルペン化合物の重量減少率が10~20%であることを特徴とするポリエステル組成物。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
請求項1に記載のポリエステル組成物を9.0~87.5重量%、水を12.0~90.0重量%、エタノールを0.2~10.0重量%の割合で含むことを特徴とするゲル状複合体。
【請求項3】
沸点230℃未満の環式モノテルペン化合物がメントールおよび/またはシネオールであることを特徴とする、請求項1、2に記載の組成物またはゲル状複合体。
【請求項4】
単離したポリエステル樹脂のガラス転移点が2~30℃、結晶融解熱量が0~12J/g、重量平均分子量が35,000~70,000であることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載のポリエステル組成物またはゲル状複合体。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載のポリエステル組成物またはゲル状複合体を50~100重量%の割合で含むことを特徴とする繊維。
【請求項6】
水の含有量が0.05重量%以下、エタノールの含有量が0.01重量%以下、環式モノテルペン化合物の含有量が0.01重量%以下のポリエステル樹脂を、浴比1:10~1:40にて0.01~0.1重量%の環式モノテルペン化合物および0.1~10重量%のエタノールを含む水溶液に2~40℃で10~1440分間浸漬処理することを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物、ゲル状複合体また繊維の製造方法。
【請求項7】
浸漬により環式モノテルペン化合物を吸尽率60~70%まで吸尽させることを特徴とする、請求項6に記載の組成物、ゲル状複合体または繊維の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、環式モノテルペン化合物を含むポリエステル組成物に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、猛暑に伴う肌の不快感を低減可能とする清涼・冷感剤の需要が伸びており、繊維製品においても、制汗シートやマスク等に清涼・冷感剤である環式モノテルペン化合物、例えばメントール等を添加して清涼・冷感を付与した製品が広く展開されている。
【0003】
これら製品への清涼・冷感剤の添加方法としては、繊維製品表面へ付着させる手法が主に採用(例えば、特許文献1)されている。また、清涼・冷感剤を、繊維を構成する樹脂内部へ浸透させ、清涼・冷感持続時間を表面付着させた場合と比較して延長する技術が提案されている(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭63-20966号公報
特開平11-93071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のような表面付着型の清涼・冷感付与繊維は、製品開封後から速やかに清涼・冷感剤の揮発が進行するため、実際の使用時に清涼・冷感を感じられるのはごくわずかな時間に限られており、繊維製品における清涼・冷感持続時間の延長が課題であった。
【0006】
本課題達成のため、繊維を構成しているポリエステルやポリオレフィン等の熱可塑性樹脂内に清涼・冷感剤を内部添加することで清涼・冷感剤の揮発を抑制する手法が考えらえる。しかしながら、清涼・冷感剤の主成分である環式モノテルペン化合物、例えばメントールの沸点は一般的な熱可塑性樹脂の溶融温度未満であり、清涼・冷感剤が蒸発してしまうため、溶融混練による樹脂への内部添加は困難であった。
【0007】
これを受けて、特許文献2では、結晶性を低下させた共重合ポリエステル繊維を冷感剤の高温溶液に含浸することで冷感剤を内部に浸透させ、ポリエステル繊維重量に対して0.1~10重量%の冷感剤を内部添加する手法が提案されている。しかし、特許文献2に記載のポリエステル繊維は、冷感剤の揮発抑制が過剰であったため、例えば制汗シートやマスク等に適用した場合、十分な清涼・冷感を感じられるものではなかった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決し環式モノテルペン化合物に由来する優れた清涼・冷感が24時間以上持続するポリエステル組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記問題は、沸点230℃未満の環式モノテルペン化合物を0.4~20.0重量%の割合で均質に含むことを特徴とするポリエステル組成物であって、23℃、50%RH下で24時間放置した際の環式モノテルペン化合物の重量減少率が10~20%であることを特徴とする環式モノテルペン化合物を含有するポリエステル組成物により解決される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、芳香の吸引時に得られる環式モノテルペン化合物に由来する優れた清涼・冷感が24時間以上持続するポリエステル組成物が得られる。このような組成物は、制汗シートやマスクなどに好適に用いることができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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