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公開番号
2023026985
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-03-01
出願番号
2021132481
出願日
2021-08-16
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
15/16 20060101AFI20230221BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】中間転写体のクリーニング装置が3つの接触部材を有する場合に、簡素な構成で、安定したクリーニング性を得る。
【解決手段】3つの接触部材を支持する第2の支持体34に設けられた第1、第2の位置規制部38、37が、中間転写体20を介して上記3つの接触部材311、312、313が当接する3つの対向ローラ241、242、243のうち2つの対向ローラ241、242の軸受部材251、251とそれぞれ係合することで、上記第1、第2、第3の対向ローラ241、242、243を支持する第1の支持体26に対する上記第2の支持体34の位置を決める。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
トナー像を担持する像担持体と、
一次転写部で前記像担持体から一次転写されたトナー像を二次転写部で記録材に二次転写するために搬送する回転可能な中間転写体と、
前記中間転写体の回転方向に関して前記二次転写部よりも下流かつ前記一次転写部よりも上流において前記中間転写体の内周面側に配置され、前記中間転写体の表面の移動方向と略直交する幅方向に沿って前記中間転写体の内周面と接触する第1、第2及び第3のローラと、
少なくとも前記幅方向の一方の端部側で前記第1、第2及び第3のローラを回転可能に支持する第1の支持体と、
前記中間転写体の外周面側に配置され、前記幅方向に沿って前記中間転写体の外周面に接触し、前記中間転写体を介して前記第1、第2及び第3のローラとそれぞれ当接する第1、第2及び第3の接触部材と、
少なくとも前記幅方向の前記一方の端部側で前記第1、第2及び第3の接触部材を支持する第2の支持体と、
前記第1、第2及び第3の接触部材と前記第1、第2及び第3のローラとの間にそれぞれ電流を供給する電流供給手段と、
を有し、
前記第1、第2及び第3の接触部材のうち、前記第3の接触部材は画像形成動作中に前記二次転写部を通過した直後の前記中間転写体上の画像領域と接触しているときに流される電流の絶対値が最も大きく、
前記第1のローラ、前記第2のローラは、少なくとも前記幅方向の前記一方の端部側においてそれぞれ第1の軸受部材、第2の軸受部材を介して前記第1の支持体に支持され、
前記第2の支持体には、前記第1の軸受部材と係合する第1の位置規制部と、前記第2の軸受部材と係合する第2の位置規制部と、が設けられており、前記第1及び第2の位置規制部がそれぞれ前記第1及び第2の軸受部材と係合することで前記第2の支持体の前記第1の支持体に対する位置が決まることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 3,200 文字)
【請求項2】
前記第3の接触部材は、前記第1、第2及び第3の接触部材のうち前記中間転写体の表面の移動方向に関して最下流に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
トナー像を担持する像担持体と、
一次転写部で前記像担持体から一次転写されたトナー像を二次転写部で記録材に二次転写するために搬送する回転可能な中間転写体と、
前記中間転写体の回転方向に関して前記二次転写部よりも下流かつ前記一次転写部よりも上流において前記中間転写体の内周面側に配置され、前記中間転写体の表面の移動方向と略直交する幅方向に沿って前記中間転写体の内周面と接触する第1、第2及び第3のローラと、
少なくとも前記幅方向の一方の端部側で前記第1、第2及び第3のローラを回転可能に支持する第1の支持体と、
前記中間転写体の外周面側に配置され、前記幅方向に沿って前記中間転写体の外周面に接触し、前記中間転写体を介して前記第1、第2及び第3のローラとそれぞれ当接する第1、第2及び第3の接触部材と、
少なくとも前記幅方向の前記一方の端部側で前記第1、第2及び第3の接触部材を支持する第2の支持体と、
を有し、
前記第1、第2及び第3の接触部材のうち、前記第3の接触部材は前記中間転写体の表面の移動方向に関して最下流に配置されており、
前記第1のローラ、前記第2のローラは、少なくとも前記幅方向の前記一方の端部側においてそれぞれ第1の軸受部材、第2の軸受部材を介して前記第1の支持体に支持され、
前記第2の支持体には、前記第1の軸受部材と係合する第1の位置規制部と、前記第2の軸受部材と係合する第2の位置規制部と、が設けられており、前記第1及び第2の位置規制部がそれぞれ前記第1及び第2の軸受部材と係合することで前記第2の支持体の前記第1の支持体に対する位置が決まることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
トナー像を担持する像担持体と、
一次転写部で前記像担持体から一次転写されたトナー像を二次転写部で記録材に二次転写するために搬送する回転可能な中間転写体と、
前記中間転写体の回転方向に関して前記二次転写部よりも下流かつ前記一次転写部よりも上流において前記中間転写体の内周面側に配置され、前記中間転写体の表面の移動方向と略直交する幅方向に沿って前記中間転写体の内周面と接触する第1、第2及び第3のローラと、
少なくとも前記幅方向の一方の端部側で前記第1、第2及び第3のローラを回転可能に支持する第1の支持体と、
前記中間転写体の外周面側に配置され、前記幅方向に沿って前記中間転写体の外周面に接触し、前記中間転写体を介して前記第1、第2及び第3のローラとそれぞれ当接する第1、第2及び第3の接触部材と、
少なくとも前記幅方向の前記一方の端部側で前記第1、第2及び第3の接触部材を支持する第2の支持体と、
を有し、
前記第1、第2及び第3の接触部材のうち、前記第1の接触部材は前記中間転写体の表面の移動方向に関して最上流に配置され、前記第2の接触部材は前記中間転写体の表面の移動方向に関して最下流に配置されており、
前記第1のローラ、前記第2のローラは、少なくとも前記幅方向の前記一方の端部側においてそれぞれ第1の軸受部材、第2の軸受部材を介して前記第1の支持体に支持され、
前記第2の支持体には、前記第1の軸受部材と係合する第1の位置規制部と、前記第2の軸受部材と係合する第2の位置規制部と、が設けられており、前記第1及び第2の位置規制部がそれぞれ前記第1及び第2の軸受部材と係合することで前記第2の支持体の前記第1の支持体に対する位置が決まることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
前記中間転写体は、無端状のベルトで構成されており、前記第1、第2及び第3のローラは、前記中間転写体を張架するローラであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
トナー像を担持する像担持体と、
一次転写部で前記像担持体から一次転写されたトナー像を二次転写部で記録材に二次転写するために搬送する回転可能な中間転写体と、
前記中間転写体の回転方向に関して前記二次転写部よりも下流かつ前記一次転写部よりも上流において前記中間転写体の内周面側に配置され、前記中間転写体の表面の移動方向と略直交する幅方向に沿って前記中間転写体の内周面と接触する第1及び第2のローラと、
少なくとも前記幅方向の一方の端部側で前記第1及び第2のローラを回転可能に支持する第1の支持体と、
前記中間転写体の外周面側に配置され、前記幅方向に沿って前記中間転写体の外周面に接触する第1、第2及び第3の接触部材であって、該第1、第2及び第3の接触部材のうち1つは前記中間転写体を介して前記第1のローラに当接し、他の2つは前記中間転写体を介して前記第2のローラとそれぞれ当接する第1、第2及び第3の接触部材と、
少なくとも前記幅方向の前記一方の端部側で前記第1、第2及び第3の接触部材を支持する第2の支持体と、
を有し、
前記第1のローラ、前記第2のローラは、少なくとも前記幅方向の前記一方の端部側においてそれぞれ第1の軸受部材、第2の軸受部材を介して前記第1の支持体に支持され、
前記第2の支持体には、前記第1の軸受部材と係合する第1の位置規制部と、前記第2の軸受部材と係合する第2の位置規制部と、が設けられており、前記第1及び第2の位置規制部がそれぞれ前記第1及び第2の軸受部材と係合することで前記第2の支持体の前記第1の支持体に対する位置が決まることを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
前記第1、第2及び第3の接触部材のうち、前記第1の接触部材は前記中間転写体の表面の移動方向に関して最上流に配置され、前記第3の接触部材は前記中間転写体の表面の移動方向に関して最下流に配置されており、前記第1の接触部材が前記中間転写体を介して前記第1のローラに当接し、前記第2及び第3の接触部材が前記中間転写体を介して前記第2のローラに当接することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第1、第2及び第3の接触部材のうち、前記第1の接触部材は前記中間転写体の表面の移動方向に関して最上流に配置され、前記第3の接触部材は前記中間転写体の表面の移動方向に関して最下流に配置されており、前記第1及び第2の接触部材が前記中間転写体を介して前記第1のローラに当接し、前記第3の接触部材が前記中間転写体を介して前記第2のローラに当接することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記中間転写体は、無端状のベルトで構成されており、前記第1及び第2のローラは、前記中間転写体を張架するローラであることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第1及び第2の位置規制部のうち一方は、前記第1及び第2の軸受部材のうちそれが係合する方の軸受部材と、該軸受部材に支持されるローラの回転軸線を中心とした前記第2の支持体の回動を許容するように嵌合し、前記第1及び第2の位置規制部のうち他方は、前記第1及び第2の軸受部材のうちそれが係合する方の軸受部材に、前記第2の支持体の前記回動を規制し該回動の方向と交差する方向への移動を許容するように係合することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式や静電記録方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、あるいはこれらのうち複数の機能を備えた複合機など画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば電子写真方式を用いた画像形成装置として、複数の感光体に形成したトナー像を、中間転写体上に一次転写した後に紙などの記録材に二次転写する、中間転写方式のものがある。中間転写体としては、無端状のベルトで構成された中間転写ベルトが多く用いられている。
【0003】
記録材に転写されずに中間転写ベルト上に残留したトナー(二次転写残トナー)などの付着物は、クリーニング装置によって中間転写ベルト上から除去されて回収される。このクリーニング装置は、画像濃度制御などのために中間転写ベルト上に形成される試験用トナー像や、ジャム処理後に中間転写ベルト上に残留したトナー像といった、不要になったトナー像を中間転写ベルト上から除去するためにも用いられる。このクリーニング装置として、中間転写ベルト上の二次転写残トナーなどの付着物を静電的に回収する静電クリーニング方式を採用した静電クリーニング装置(静電式クリーニング装置)が知られている。静電クリーニング装置は、中間転写ベルトの表面に当接する接触部材としてのブラシローラなどのクリーニング部材(静電クリーニング部材)を有する。そして、クリーニング部材、又は中間転写ベルトを介してクリーニング部材に当接する対向部材に電圧を印加し、クリーニング部材と対向部材との間に電流を流す。これにより、中間転写ベルト上からクリーニング部材に二次転写残トナーなどの付着物を静電的に移動させて中間転写ベルト上から除去する。静電クリーニング装置は、中間転写ベルト上の正極性に帯電したトナー及び負極性に帯電したトナーを除去するように、従来一般には2つのクリーニング部材を有する構成とされる。
【0004】
昨今、画像形成装置の高速化や高画質化に伴い、静電クリーニング装置に、より高いクリーニング性が求められるようになった。そこで、静電クリーニング装置のクリーニング性の向上を図るなどのために、クリーニング部材の数を増やすことが提案されている。特許文献1、特許文献2では、3つのクリーニング部材を有する静電クリーニング装置が提案されている。そして、特許文献2では、クリーニング部材と、クリーニング部材が回収したトナーを静電的に回収する回収ローラなどとを一緒にサブユニット化し、このサブユニットをケーシング内に配置した構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5939473号公報
特許第6264650号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
静電クリーニング装置のクリーニング性を適切に発揮させるためには、クリーニング部材の中間転写ベルトの表面に対する侵入量が設定値通りになっていることが重要である。この侵入量が設定値より小さくなってしまうと、クリーニング部材と中間転写ベルトの表面との接触機会が減少したり、トナーを移動させるための静電的な力が小さくなったりする。そのため、クリーニング性が想定より低くなってしまう可能性がある。反対に、この侵入量が設定値より大きくなってしまうと、クリーニング部材と中間転写ベルトとの間に働く力が大きくなり、摩耗などにより中間転写ベルトやクリーニング部材の劣化が進んでしまう可能性がある。この侵入量が設定値通りにならない原因としては、部品のサイズのばらつきが挙げられる。
【0007】
ここで、前述のように、特許文献2の構成では、複数のクリーニング部材をそれぞれサブユニット化してケーシング内に配置している。この構成では、クリーニング部材と中間転写ベルトの表面との位置関係を決める部品数が多くなっており、クリーニング部材の中間転写ベルトに対する侵入量のばらつきが大きくなってしまう可能性がある。そして、これを抑制して安定したクリーニング性を得るためには部品精度を高める必要があり、コストアップに繋がる可能性がある。また、この構成は、装置構成の複雑化や構成部品の点数の増加によりコストアップしやすいと考えられる。
【0008】
そのため、クリーニング部材と中間転写ベルトとの位置関係をなるべく少ない部品によって決めることで、クリーニング部材の中間転写ベルトに対する侵入量のばらつきを抑制して、安定したクリーニング性を得ることが可能な構成が望まれる。
【0009】
したがって、本発明の目的は、中間転写体のクリーニング装置が3つの接触部材を有する場合に、簡素な構成で、安定したクリーニング性を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明の代表的な構成は、トナー像を担持する像担持体と、一次転写部で前記像担持体から一次転写されたトナー像を二次転写部で記録材に二次転写するために搬送する回転可能な中間転写体と、前記中間転写体の回転方向に関して前記二次転写部よりも下流かつ前記一次転写部よりも上流において前記中間転写体の内周面側に配置され、前記中間転写体の表面の移動方向と略直交する幅方向に沿って前記中間転写体の内周面と接触する第1、第2及び第3のローラと、少なくとも前記幅方向の一方の端部側で前記第1、第2及び第3のローラを回転可能に支持する第1の支持体と、前記中間転写体の外周面側に配置され、前記幅方向に沿って前記中間転写体の外周面に接触し、前記中間転写体を介して前記第1、第2及び第3のローラとそれぞれ当接する第1、第2及び第3の接触部材と、少なくとも前記幅方向の前記一方の端部側で前記第1、第2及び第3の接触部材を支持する第2の支持体と、前記第1、第2及び第3の接触部材と前記第1、第2及び第3のローラとの間にそれぞれ電流を供給する電流供給手段と、を有し、前記第1、第2及び第3の接触部材のうち、前記第3の接触部材は画像形成動作中に前記二次転写部を通過した直後の前記中間転写体上の画像領域と接触しているときに流される電流の絶対値が最も大きく、前記第1のローラ、前記第2のローラは、少なくとも前記幅方向の前記一方の端部側においてそれぞれ第1の軸受部材、第2の軸受部材を介して前記第1の支持体に支持され、前記第2の支持体には、前記第1の軸受部材と係合する第1の位置規制部と、前記第2の軸受部材と係合する第2の位置規制部と、が設けられており、前記第1及び第2の位置規制部がそれぞれ前記第1及び第2の軸受部材と係合することで前記第2の支持体の前記第1の支持体に対する位置が決まることを特徴とする画像形成装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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