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公開番号
2023026226
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-02-24
出願番号
2021132030
出願日
2021-08-13
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20230216BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 排紙接着の対策を行うと不要に印刷の生産性が低下してしまう場合があった。
【解決手段】 印刷されたシートが搬送される第1搬送路を搬送されたシートが積載される第1積載部と、第2搬送路を搬送されたシートが積載される第2積載部と、連続して複数のシートに画像を形成する第1印刷動作をした後に、第1印刷動作よりも単位時間あたりの印刷枚数が少ない、連続して複数のシートに画像を形成する第2印刷動作を行うように印刷手段を制御できる制御部と、画像形成装置を有し、制御部は、第2印刷動作を開始するタイミングもしくは第2印刷動作における単位時間あたりの印刷枚数を、第1搬送路においてシートを搬送する場合と、第2シート搬送路においてシートを搬送する場合とで変更する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
熱を使ってシートに画像を定着する定着手段を含み、シートに画像を印刷する印刷手段と、
前記印刷手段によって画像が印刷されたシートが搬送される第1搬送路と、
前記第1搬送路を搬送されたシートが積載される第1積載部と、
前記印刷手段によって画像が印刷されたシートが搬送される第2搬送路と、
前記第2搬送路を搬送されたシートが積載される第2積載部と、
連続して複数のシートに画像を形成する第1印刷動作を実行した後に、前記第1印刷動作よりも単位時間あたりの印刷枚数が少ない、連続して複数のシートに画像を形成する第2印刷動作を行うように印刷手段を制御することができる制御部と、を有し、
前記制御部は、前記第1印刷動作を実行してから前記第2印刷動作を開始するタイミングもしくは前記第2印刷動作における単位時間あたりの印刷枚数を、前記第1搬送路を通過させて前記第1積載部へシートを搬送する場合と、前記第2搬送路を通過させて前記第2積載部へシートを搬送する場合とで変更することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記第2印刷動作を開始するタイミングおよび前記第2印刷動作における単位時間あたりの印刷枚数を、前記第1搬送路を通過させて前記第1積載部へシートを搬送する場合と、前記第2搬送路を通過させて前記第2積載部へシートを搬送する場合とで変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1搬送路を搬送される場合のシートの経路長さは、前記第2搬送路を搬送される場合のシートの経路長さよりも短く、
前記制御部は、前記第1搬送路を通過させて前記第1積載部へシートを搬送する場合、前記第2搬送路を通過させて前記第2積載部へシートを搬送する場合よりも、前記第2印刷動作を開始するタイミングを早くし且つ前記第2印刷動作における単位時間あたりの印刷枚数を少なくすることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第2搬送路での気流を生じさせるファンを備え、
前記制御部は、前記第1搬送路を通過させて前記第1積載部へシートを搬送する場合、前記第2搬送路を通過させて前記第2積載部へシートを搬送する場合よりも、前記第2印刷動作を開始するタイミングを早くし且つ前記第2印刷動作における単位時間あたりの印刷枚数を少なくすることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第1搬送路を通過させて前記第1積載部へシートを搬送する場合、前記第2搬送路を通過させて前記第2積載部へシートを搬送する場合よりも、前記第2印刷動作を開始するまでにシートを前記第1印刷動作において印刷する枚数を少なくすることで前記制御部は前記第2印刷動作を始めるタイミングが早くなるように制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記第1搬送路を通過させて前記第1積載部へシートを搬送する場合、前記第2搬送路を通過させて前記第2積載部へシートを搬送する場合よりも、前記制御部は前記第1印刷動作を始めてから前記第2印刷動作を始めるまでの時間を短くすることで前記第2印刷動作を始めるタイミングが早くなるように制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
熱を使ってシートに画像を定着する定着手段を含み、シートに画像を印刷する印刷手段と、
前記印刷手段によって画像が印刷されたシートが搬送される第1搬送路と、
前記第1搬送路を搬送されたシートが積載される第1積載部と、
前記印刷手段によって画像が印刷されたシートが搬送される第2搬送路と、
前記第2搬送路を搬送されたシートが積載される第2積載部と、
連続して複数のシートに画像を形成する印刷動作を実行させた後に前記印刷動作を停止時間だけ停止させるように前記印刷手段を制御することができる制御部と、を有し、
前記制御部は、前記印刷動作を前記停止時間だけ停止させるタイミングもしくは前記停止時間を、前記第1搬送路を通過させて前記第1積載部へシートを搬送する場合と、前記第2搬送路を通過させて前記第2積載部へシートを搬送する場合とで変更することを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記印刷動作を停止させるタイミングおよび前記停止時間を、前記第1搬送路を通過させて前記第1積載部へシートを搬送する場合と、前記第2搬送路を通過させて前記第2積載部へシートを搬送する場合とで変更することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第2搬送路を搬送させるシートを冷却するファンを備え、
前記制御部は、前記第1搬送路を通過させて前記第1積載部へシートを搬送する場合、前記第2搬送路を通過させて前記第2積載部へシートを搬送する場合よりも、前記印刷動作を停止させるタイミングを早く且つ前記停止時間を長くすることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第1搬送路を搬送される場合のシートの経路長さは、前記第2搬送路を搬送さえる場合のシートの経路長さよりも短く、
前記制御部は、前記第1搬送路を通過させて前記第1積載部へシートを搬送する場合、前記第2搬送路を通過させて前記第2積載部へシートを搬送する場合よりも、前記印刷動作を停止させるタイミングを早くし且つ前記停止時間を長くすることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式の画像形成装置では、感光体上に形成された静電潜像をトナーにより現像し、このトナー像を記録用紙に転写・定着させている。定着処理を行なう定着器は、トナー像を加熱することシートに画像を定着する。定着後のシートは排出部によって排出されて、積載部において積載される。
【0003】
定着器を経た直後のシートは、トナーの融点以上の高温状態である。高温状態のシート同士を接触させると、トナーの融着が発生してシート同士が張り付く現象(以後、排紙接着と呼ぶ)が積載部において発生する。
【0004】
排紙接着を防止するために、排紙されるシートを遅延させることでシートからの放熱によって排紙接着を防ぐ技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-248349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特開2003-248349号公報では排紙されるシートを遅延させることで排紙接着が防止されるもののシートを遅延させることによって生産性が低くなってしまう。
【0007】
ところで、排出されたシートが積載される第1積載部と第2積載部を備えた画像形成装置が知られている。この場合、第1積載部へ向かう搬送路を通過したシートと、第2積載部へ向かう搬送路を通過するシートとでは排出された時点でのシートの温度が異なることがある。たとえば、積載部までの距離が長い搬送路を通過してきたシートは短い搬送路を通過してきたシートよりも温度が引く、排紙接着が生じづらい。定着器から積載部に積載されるまでの搬送中にシートの温度は下がっていくためである。また、送風ファンなどの冷却装置によって冷却される搬送路を経てきたシートはファンによって冷却されるので排紙接着を生じづらい。
【0008】
本発明は、このような背景の下になされたもので、その目的は、複数の積載部を備えた画像形成装置において排紙接着を防止しつつ生産性の低下を防ぐことである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の画像形成装置は、熱を使ってシートに画像を定着する定着手段を含み、シートに画像を印刷する印刷手段と、前記印刷手段によって画像が印刷されたシートが搬送される第1搬送路と、前記第1搬送路を搬送されたシートが積載される第1積載部と、前記印刷手段によって画像が印刷されたシートが搬送される第2搬送路と、前記第2搬送路を搬送されたシートが積載される第2積載部と、 連続して複数のシートに画像を形成する第1印刷動作を実行した後に、前記第1印刷動作よりも単位時間あたりの印刷枚数が少ない、連続して複数のシートに画像を形成する第2印刷動作を行うように印刷手段を制御することができる制御部と、を有し、前記制御部は、前記第1印刷動作を実行してから前記第2印刷動作を開始するタイミングもしくは前記第2印刷動作における単位時間あたりの印刷枚数を、前記第1搬送路を通過させて前記第1積載部へシートを搬送する場合と、前記第2搬送路を通過させて前記第2積載部へシートを搬送する場合とで変更することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、排紙接着を防止しつつ生産性の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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