TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
DM通知
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2023023840
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-02-16
出願番号
2021129735
出願日
2021-08-06
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社三共
代理人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20230209BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】適切な乱数値の更新が可能な遊技機を提供する。
【解決手段】第1乱数値と第2乱数値と第3乱数値と第1乱数値と第2乱数値は更新方法が同じであり、第1乱数値、第2乱数値の順で電源投入後の処理により最大値の設定が行われ、第1乱数値、第2乱数値の順で更新が開始される、第3乱数値は最後に更新可能となるように構成した。
【選択図】図10-12
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技を行うことが可能な遊技機であって、
遊技の制御を行う遊技制御手段と、
第1乱数値および第2乱数値を乱数用クロック信号により更新可能な第1更新手段と、
第3乱数値を乱数更新処理により更新可能な第2更新手段と、を備え、
前記遊技制御手段は、電力供給の開始にもとづいて実行される起動時処理により格納領域に格納値を設定するときに、前記第1乱数値および前記第2乱数値の乱数最大値を設定する最大値設定処理を実行可能であり、
前記第1更新手段は、前記最大値設定処理において、前記第1乱数値の乱数最大値が設定されたことにより前記第1乱数値の更新を開始した後に、前記第2乱数値の乱数最大値が設定されたことにより前記第2乱数値の更新を開始可能であり、
前記第2更新手段は、前記第1乱数値の更新および前記第2乱数値の更新が開始された後に、第3乱数値の更新を開始可能である、
ことを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技を行うことが可能な遊技機に関する。
続きを表示(約 3,800 文字)
【背景技術】
【0002】
パチンコ遊技機等の遊技機として、ハード乱数、ソフト乱数により各種乱数を管理する遊技機がある(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6124313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の遊技機は、乱数値の更新に改善の余地があった。
【0005】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、適切な乱数値の更新が可能な遊技機の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願発明に係る遊技機は、 遊技を行うことが可能な遊技機であって、
遊技の制御を行う遊技制御手段と、
第1乱数値および第2乱数値を乱数用クロック信号により更新可能な第1更新手段と、
第3乱数値を乱数更新処理により更新可能な第2更新手段と、を備え、
前記遊技制御手段は、電力供給の開始にもとづいて実行される起動時処理により格納領域に格納値を設定するときに、前記第1乱数値および前記第2乱数値の乱数最大値を設定する最大値設定処理を実行可能であり、
前記第1更新手段は、前記最大値設定処理において、前記第1乱数値の乱数最大値が設定されたことにより前記第1乱数値の更新を開始した後に、前記第2乱数値の乱数最大値が設定されたことにより前記第2乱数値の更新を開始可能であり、
前記第2更新手段は、前記第1乱数値の更新および前記第2乱数値の更新が開始された後に、第3乱数値の更新を開始可能である。
ここで、遊技機は、例えばパチンコ遊技機1などであればよい。更新手段は、例えば乱数回路104や乱数更新処理P_RANDOMを実行するCPU103などであればよい。処理手段は、例えば特別図柄プロセス処理P_TPROCや普通図柄プロセス処理P_FPROCを実行するCPU103などであればよい。機能に関する格納領域は、例えば設定例AKA01の機能設定レジスタエリアや設定例AKA02の機能制御レジスタエリアなどであればよい。格納手段は、例えば遊技制御用マイクロコンピュータ100の内蔵レジスタなどであればよい。起動時処理は、例えば遊技制御用のメイン処理P_MAINなどであればよい。最大値設定処理は、例えば電力供給開始対応処理P_POWER_ONにおけるステップAKS11~AKS13の部分などであればよい。第1乱数値は、例えば乱数MR1-1、MR3-2などであればよい。第2乱数値は、例えば乱数MR3-3、MR3-4などであればよい。第1更新手段は、例えば16ビットの乱数回路104A、8ビットの乱数回路104Bなどであればよい。第3乱数値は、例えば乱数MR1-2、MR2-1などであればよい。乱数更新処理は、例えば乱数更新処理P_RANDOMなどであればよい。第2更新手段は、例えばステップS56の乱数更新処理P_RANDOMを実行するCPU103などであればよい。第1乱数値の更新を開始は、例えば機能設定レジスタ格納値テーブルAKT01を用いてチャネル番号「0」の16ビット乱数回路チャネルRL0、チャネル番号「2」の16ビット乱数回路チャネルRL2に最大値を設定する部分などであればよい。第2乱数値の更新を開始は、例えば機能設定レジスタ格納値テーブルAKT01を用いてチャネル番号「1」~「3」の8ビット乱数回路チャネルRS1~RS3に最大値を設定する部分などであればよい。第3乱数値の更新を開始は、例えばステップS1の電力供給開始対応処理P_POWER_ONが実行された後に遊技制御用のタイマ割込み処理P_PCTにおいてステップS56の乱数更新処理P_RANDOMを実行する部分などであればよい。
このような構成においては、遊技価値と関連度が高い乱数MR1-1などの更新を先に開始することにより不確定性が高められ、適切な乱数値の更新が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
パチンコ遊技機の正面図である。
各種の制御基板などを示す構成図である。
遊技用乱数の一例を示す図である。
遊技制御用のメイン処理を示すフローチャートである。
遊技制御用のタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄プロセス処理ジャンプテーブルの構成例を示す図である。
演出制御用のメイン処理を示すフローチャートである。
演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートなどである。
遊技制御用マイクロコンピュータの構成例を示す図である。
アドレスマップの一例を示す図である。
機能設定レジスタエリアに含まれるアドレスの主な設定例を示す図である。
機能制御レジスタエリアに含まれるアドレスの主な設定例を示す図である。
遊技用乱数についての設定例を説明するための図である。
乱数更新周期を説明するための図である。
電力供給開始対応処理の一例を示すフローチャートである。
機能設定レジスタ格納値テーブルの構成例を示す図である。
RWMアクセスプロテクトレジスタの構成例を示す図である。
電源断処理の一例を示すフローチャートである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
乱数更新処理の一例を示すフローチャートである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
初期値変更乱数更新処理の一例を示すフローチャートである。
初期値決定用乱数更新処理の一例を示すフローチャートである。
始動口スイッチ通過処理の一例を示すフローチャートである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
特別図柄通常処理の一例を示すフローチャートである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
特別図柄判定処理の一例を示すフローチャートである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
特別図柄情報設定処理の一例を示すフローチャートである。
大当り情報データ選択処理の一例を示すフローチャートである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
データ構成の使用例を説明するための図である。
変動パターン設定処理の一例を示すフローチャートである。
当り時変動パターン種別テーブル選択処理の一例を示すフローチャートなどである。
ハズレ時変動パターン種別テーブル選択処理の一例を示すフローチャートなどである。
変動パターン種別振り分けテーブルの構成例を説明するための図である。
変動パターン振り分けテーブルの構成例を説明するための図である。
変動パターン振り分けテーブルの構成例を説明するための図である。
変動パターン振り分けテーブルの構成例を説明するための図である。
普通図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートなどである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
ゲートスイッチ通過処理の一例を示すフローチャートである。
普通図柄通常処理の一例を示すフローチャートである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(基本説明)
まず、パチンコ遊技機1の基本的な構成および制御について説明する。
【0009】
(パチンコ遊技機1の構成等)
図1は、パチンコ遊技機1の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、遊技領域が形成され、この遊技領域には、遊技媒体としての遊技球が、所定の打球発射装置から発射されて打ち込まれる。
【0010】
遊技盤2の所定位置には、第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bと、が設けられている。図1に示す例では、遊技領域の右側方に設けられている。第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bとは、それぞれ、複数種類の特別識別情報としての特別図柄の可変表示を行うことができる。特別図柄は、「特図」ともいう。特別図柄の可変表示は、「特図ゲーム」ともいう。第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bとは、いずれも7セグメントのLEDなどを用いて構成される。特別図柄は、「0」~「9」を示す数字や「-」を示す記号、その他、任意の点灯パターンなどにより表される。特別図柄には、LEDを全て消灯したパターンが含まれてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社三共
遊技機
4日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
4日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
12日前
株式会社三共
遊技機
26日前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
26日前
株式会社三共
遊技機
26日前
株式会社三共
遊技機
26日前
株式会社三共
遊技機
26日前
株式会社三共
遊技機
26日前
続きを見る
他の特許を見る