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公開番号
2023023835
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-02-16
出願番号
2021129730
出願日
2021-08-06
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社三共
代理人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20230209BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】適切な乱数値の更新が可能な遊技機を提供する。
【解決手段】当り図柄用の乱数と普通図柄当り図柄用の乱数とを、乱数更新処理P_RANDOMにより呼び出して実行可能な初期値変更乱数更新処理P_RANCPといった、共通となる更新処理によりそれぞれの更新範囲において更新可能である。普通図柄当り図柄用の乱数は、更新範囲に含まれる乱数値の総数が素数になる。したがって、共通となる更新処理により更新可能な少なくとも一方の乱数値は、更新範囲に含まれる乱数値の総数が素数であり、さらには乱数更新処理における最初の処理として、比較加算命令が用いられる。
【選択図】図10-12
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
乱数値を更新可能な更新手段と、
前記乱数値には、第1乱数値と、該第1乱数値とは異なる第2乱数値と、が含まれ、
前記更新手段は、
前記第1乱数値および前記第2乱数値を共通となる更新処理によりそれぞれの更新範囲において更新可能であり、
前記乱数値を乱数最大値と比較すること、比較の結果が乱数最大値未満であれば前記乱数値を1加算すること、比較の結果が乱数最大値以上であれば前記乱数値を乱数最小値に変更すること、を含む単一の比較加算命令が前記第1乱数値における更新処理および前記第2乱数値における更新処理の最初の処理であり、
前記第1乱数値が前記乱数最小値である場合は、前記第1乱数値が前記乱数最小値以外である場合よりも有利度が高い決定結果とならず、
前記第2乱数値が前記乱数最小値である場合は、前記第2乱数値が前記乱数最小値以外である場合よりも有利度が高い決定結果とならない、
ことを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技を行うことが可能な遊技機に関する。
続きを表示(約 3,500 文字)
【背景技術】
【0002】
パチンコ遊技機等の遊技機として、乱数値が同期しないように更新するとともに、乱数値の初期値を変更する遊技機がある(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-75657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の遊技機は、乱数値の更新に改善の余地があった。
【0005】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、適切な乱数値の更新が可能な遊技機の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願発明に係る遊技機は、 遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
乱数値を更新可能な更新手段と、
前記乱数値には、第1乱数値と、該第1乱数値とは異なる第2乱数値と、が含まれ、
前記更新手段は、
前記第1乱数値および前記第2乱数値を共通となる更新処理によりそれぞれの更新範囲において更新可能であり、
前記乱数値を乱数最大値と比較すること、比較の結果が乱数最大値未満であれば前記乱数値を1加算すること、比較の結果が乱数最大値以上であれば前記乱数値を乱数最小値に変更すること、を含む単一の比較加算命令が前記第1乱数値における更新処理および前記第2乱数値における更新処理の最初の処理であり、
前記第1乱数値が前記乱数最小値である場合は、前記第1乱数値が前記乱数最小値以外である場合よりも有利度が高い決定結果とならず、
前記第2乱数値が前記乱数最小値である場合は、前記第2乱数値が前記乱数最小値以外である場合よりも有利度が高い決定結果とならない。
ここで、有利度が高い表示結果に決定されないことは、例えば大入賞口開放回数決定例AKD01や大入賞口開放態様決定例AKD02などであればよい。また、図10-37(D)の普通電動役物開放時間決定例における普通電動役物開放時間は、通常状態(時短作動指定値×)において一律16ms、特別状態(時短作動指定値〇)において一律5000msといったように有利不利がないように設計されているが、図10-37(D)の普通電動役物開放時間決定例における普通図柄当り図柄指定値「00」の普通電動役物開放時間は16ms、5000msとなっているが、他の開放時間と比べ、相対的に不利とするために、10ms、3000msとするようにしてもよい。そのようにすることで、第1乱数値(当り図柄用乱数(MR1-2))による結果である大入賞口開放回数、第2乱数値(普通図柄当り図柄用乱数(MR2-1))による結果である普通電動役物開放時間、のいずれも乱数最小値(00H)となった場合に、有利な決定結果(大入賞口開放回数であれば10回、普通電動役物開放時間であれば5000ms)とならないようにすることができる。
このような構成においては、比較加算命令を最初に実行することにより、不具合の発生を抑制して、適切な乱数値の更新が可能になり、仮に不具合が発生した場合には、乱数値が最小乱数値に若干偏ってしまうことになるが、その際にも、有利度が高い決定結果とならない設計であるため、不具合をあえて誘発させることを防止することができ、結果として、適切な乱数値の更新が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
パチンコ遊技機の正面図である。
各種の制御基板などを示す構成図である。
遊技用乱数の一例を示す図である。
遊技制御用のメイン処理を示すフローチャートである。
遊技制御用のタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄プロセス処理ジャンプテーブルの構成例を示す図である。
演出制御用のメイン処理を示すフローチャートである。
演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートなどである。
遊技制御用マイクロコンピュータの構成例を示す図である。
アドレスマップの一例を示す図である。
機能設定レジスタエリアに含まれるアドレスの主な設定例を示す図である。
機能制御レジスタエリアに含まれるアドレスの主な設定例を示す図である。
遊技用乱数についての設定例を説明するための図である。
乱数更新周期を説明するための図である。
電力供給開始対応処理の一例を示すフローチャートである。
機能設定レジスタ格納値テーブルの構成例を示す図である。
RWMアクセスプロテクトレジスタの構成例を示す図である。
電源断処理の一例を示すフローチャートである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
乱数更新処理の一例を示すフローチャートである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
初期値変更乱数更新処理の一例を示すフローチャートである。
初期値決定用乱数更新処理の一例を示すフローチャートである。
始動口スイッチ通過処理の一例を示すフローチャートである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
特別図柄通常処理の一例を示すフローチャートである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
特別図柄判定処理の一例を示すフローチャートである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
特別図柄情報設定処理の一例を示すフローチャートである。
大当り情報データ選択処理の一例を示すフローチャートである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
データ構成の使用例を説明するための図である。
変動パターン設定処理の一例を示すフローチャートである。
当り時変動パターン種別テーブル選択処理の一例を示すフローチャートなどである。
ハズレ時変動パターン種別テーブル選択処理の一例を示すフローチャートなどである。
変動パターン種別振り分けテーブルの構成例を説明するための図である。
変動パターン振り分けテーブルの構成例を説明するための図である。
変動パターン振り分けテーブルの構成例を説明するための図である。
変動パターン振り分けテーブルの構成例を説明するための図である。
普通図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートなどである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
ゲートスイッチ通過処理の一例を示すフローチャートである。
普通図柄通常処理の一例を示すフローチャートである。
データ構成の使用例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(基本説明)
まず、パチンコ遊技機1の基本的な構成および制御について説明する。
【0009】
(パチンコ遊技機1の構成等)
図1は、パチンコ遊技機1の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、遊技領域が形成され、この遊技領域には、遊技媒体としての遊技球が、所定の打球発射装置から発射されて打ち込まれる。
【0010】
遊技盤2の所定位置には、第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bと、が設けられている。図1に示す例では、遊技領域の右側方に設けられている。第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bとは、それぞれ、複数種類の特別識別情報としての特別図柄の可変表示を行うことができる。特別図柄は、「特図」ともいう。特別図柄の可変表示は、「特図ゲーム」ともいう。第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bとは、いずれも7セグメントのLEDなどを用いて構成される。特別図柄は、「0」~「9」を示す数字や「-」を示す記号、その他、任意の点灯パターンなどにより表される。特別図柄には、LEDを全て消灯したパターンが含まれてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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