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公開番号2023023726
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-02-16
出願番号2021129512
出願日2021-08-06
発明の名称組立式用容器
出願人個人
代理人
主分類B65D 5/10 20060101AFI20230209BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】飲料用の自動販売機で使用可能な包装容器を提供することである。
【解決手段】組立式包装容器は、略矩形状の板状部材を筒状に折り曲げて形成された側面部と、側面部の一部を折り返して形成され、当該側面部の上方側に設けられた上蓋と、側面部の下方側に設けられた下蓋とを備える。側面部は、上蓋を折り返すことで形成された上部開口部と、上部開口部が設けられた側面部と対向する側面部の上方端に設けられた凹形状の溝部を含む第1上蓋受部を有する。さらに、上蓋は、側面部に接続された領域と対向する領域に上蓋固定部を有し、上蓋固定部が、第1上蓋受部に嵌め込まれて、側面部に固定されるように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
組立式包装容器であって、
略矩形状の板状部材を筒状に折り曲げて形成された側面部と、
前記側面部の一部を折り返して形成され、前記側面部の上方側に設けられた上蓋と、
前記側面部の下方側に設けられた下蓋と、を備え、
前記側面部は、前記上蓋を折り返すことで形成された上部開口部と、前記上部開口部が設けられた側面部と対向する側面部の上方端に設けられた凹形状の溝部を含む第1上蓋受部を有し、
前記上蓋は、前記側面部に接続された領域と対向する領域に上蓋固定部を有し、前記上蓋固定部が、前記第1上蓋受部に嵌め込まれて、前記側面部に固定されるように構成されたことを特徴とする組立式包装容器。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記下蓋は、前記側面部の一部を折り返して形成されており、
前記側面部は、前記下蓋を折り返すことで形成された下部開口部と、前記下部開口部が設けられた側面部と対向する側面部の下方端に設けられた凹形状の溝部を含む第1下蓋受部を有し、
前記下蓋は、前記側面部に接続された領域と対向する領域に下蓋固定部を有し、
前記下蓋固定部が、前記第1下蓋受部に嵌め込まれて、前記側面部に固定されるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の組立式包装容器。
【請求項3】
前記側面部は、上方端に設けられ、凹形状を有すると共に、前記第1上蓋受部と異なる第2上蓋受部を有し、
前記上蓋は、当該上蓋の周縁部の前記第2上蓋受部と対応する位置に上蓋突起部を有し、
前記上蓋突起部が、前記第2上蓋受部に嵌め込まれて、前記側面部に固定されるように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の組立式包装容器。
【請求項4】
前記第1上蓋受部の前記溝部は、側辺が逆ハの字形状で下方にいくほど開口の幅が狭くなる開口部と、当該開口部の底面部に設けられ、前記上蓋固定部を嵌め込んで係止するための切込み部を有することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の組立式包装容器。
【請求項5】
上蓋固定部は、先端部に設けられた突起形状を有する爪部を有し、
上蓋固定部を前記第1上蓋受部の前記溝部に嵌め込んで、前記側面部に沿って折り返した状態で、前記爪部をさらに折り返して前記側面部に設けられた貫通孔を有する爪受部に差込むことにより、前記上蓋が前記側面部に固定されることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の組立式包装容器。
【請求項6】
前記側面部の裏面に、所定の重量のおもりが着脱可能に固定されていることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の組立式包装容器。
【請求項7】
前記上部開口部に、内部に収納された収納物が当該上部開口部から外部に落下するのを防止するための柵状部材が設けられていることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の組立式包装容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組立式容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来の飲料用の自動販売機では、飲料水やコーヒーなどの飲料を缶やペットボトルなどの容器に入れて販売されている。また、自動販売機で使用されている容器としては、主に、ビンやプラスチック製の容器が使用されている。
【0003】
特許文献1(特開2011-73691号公報)には、飲料用自動販売機に用いる際比重が大きく自動販売機で製品が途中で引っ掛かることが少ないようにすることが出来る、強度が強く、耐水性がある自動販売機用包装容器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-73691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
飲料用の自動販売機では、ほとんどが飲料の入った缶やペットボトルを取り扱っており、例えば、レトルトパウチに入った食品を扱うものは少なかった。また、ビニール包装された菓子パンや菓子類といった食品を扱っているものがあるが、特殊な構造の自販機を用いたものであり、高価な上、防水性や防犯性において課題があった。
【0006】
また、飲料用の自動販売機で取り扱われているペットボトルなどのプラスチック製の容器は環境負荷を大きくするなどの問題がある上、保管場所に大きなスペースが必要で輸送費なども余計なコストを要する等の課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る組立式包装容器は、略矩形状の板状部材を筒状に折り曲げて形成された側面部と、前記側面部の一部を折り返して形成され、前記側面部の上方側に設けられた上蓋と、前記側面部の下方側に設けられた下蓋とを備える。前記側面部は、前記上蓋を折り返すことで形成された上部開口部と、前記上部開口部が設けられた側面部と対向する側面部の上方端に設けられた凹形状の溝部を含む第1上蓋受部を有する。さらに、前記上蓋は、前記側面部に接続された領域と対向する領域に上蓋固定部を有し、前記上蓋固定部が、前記第1上蓋受部に嵌め込まれて、前記側面部に固定されるように構成されている。
【0008】
本発明に係る組立式包装容器では、側面部を略矩形状の板状部材を筒状に折り曲げて形成し、側面部の上方側に設けられた上蓋は側面部の一部を折り返して形成しているので、略矩形状の板状部材の面積を小さくできる。また、側面部には、上蓋を折り返すことで形成された上部開口部が設けられており、内部に収納された収納物を視認可能とすることができる。さらに、側面部には、凹形状の溝部を含む第1上蓋受部が設けられており、上蓋に形成された上蓋固定部が第1上蓋受部に嵌め込まれて、側面部に固定されるように構成されているので、上蓋を側面部に確実に固定することができる。
【0009】
また、本発明に係る組立式包装容器において、前記下蓋は、前記側面部の一部を折り返して形成されており、前記側面部は、前記下蓋を折り返すことで形成された下部開口部と、前記下部開口部が設けられた側面部と対向する側面部の下方端に設けられた凹形状の溝部を含む第1下蓋受部を有し、前記下蓋は、前記側面部に接続された領域と対向する領域に下蓋固定部を有し、前記下蓋固定部が、前記第1下蓋受部に嵌め込まれて、前記側面部に固定されるように構成されたことを特徴としてもよい。発明に係る組立式包装容器では、上蓋と同様の構造を有する下蓋を設けることができる。
【0010】
また、本発明に係る組立式包装容器において、前記側面部は、上方端に設けられ、凹形状を有すると共に、前記第1上蓋受部と異なる第2上蓋受部を有することができる。また、前記上蓋は、当該上蓋の周縁部の前記第2上蓋受部と対応する位置に上蓋突起部を有し、前記上蓋突起部が、前記第2上蓋受部に嵌め込まれて、前記側面部に固定されるように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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