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公開番号
2023020975
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-02-09
出願番号
2022116587
出願日
2022-07-21
発明の名称
荷役車両
出願人
極東開発工業株式会社
代理人
個人
主分類
B60Q
1/24 20060101AFI20230202BHJP(車両一般)
要約
【課題】ボディの展開時に、周囲に注意を喚起することができる車両の安全装置を備えた車両、並びに、被搬送物の円滑な積み込みと積み降ろしを実現できる車両を提供する。
【解決手段】車両部と積載装置と光線照射装置を有し、前記車両部に前記積載装置と光線照射装置とが搭載された荷役車両であって、前記積載装置は、積み降ろし装置と制御装置とを有し、前記積み降ろし装置は、被搬送物を直接的にあるいはボディに載置して間接的に積み降ろしできるように構成されており、前記積み降ろし装置が、ボディあるいは非搬送物を地面に接地する降ろし動作と、ボディあるいは被搬送物を車両部上に引き入れる積み込み動作を実施するように構成されていて、前記光線照射装置が、ボディあるいは被搬送物が接地される地面の領域に、及び/又は積み込み動作に適した位置に光線を照射できることを特徴とする荷役車両。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両部と積載装置と光線照射装置を有し、前記車両部に前記積載装置と光線照射装置とが搭載された荷役車両であって、
前記積載装置は、積み降ろし装置と制御装置とを有し、
前記積み降ろし装置は、被搬送物を直接的にあるいはボディに載置して間接的に積み降ろしできるように構成されており、
前記積み降ろし装置が、ボディあるいは被搬送物を地面に接地する降ろし動作と、ボディあるいは被搬送物を車両部上に引き入れる積み込み動作を実施するように構成されていて、
前記光線照射装置が、ボディあるいは被搬送物が接地される地面の領域に、及び/又は積み込み動作に適した位置に光線を照射できることを特徴とする荷役車両。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記荷役車両は車両運搬車であって、
前記積み降ろし装置は、リフトフレームとスライドボディとを有し、
前記リフトフレームは、傾斜姿勢に姿勢を変更することが可能であり、
前記スライドボディは、リフトフレームに沿って直線移動することが可能であって、
前記積み降ろし装置は、スライドボディを地上に降ろす降ろし動作とスライドボディを前記車両部上に引き入れる積み込み動作を行うように構成されており、
前記降ろし動作は、スライドボディの後端を接地した傾斜姿勢の状態で実施することが可能であって、
前記光線照射装置が、前記傾斜姿勢におけるリフトフレームとスライドボディとを平面視投影した際の地面上での専有領域に光線を照射できることを特徴とする請求項1に記載の荷役車両。
【請求項3】
前記荷役車両は車両運搬車であって、
前記積み降ろし装置は、リフトフレームとスライドボディとを有し、
前記リフトフレームは、傾斜姿勢に姿勢を変更することが可能であり、
前記スライドボディは、リフトフレームに沿って直線移動することが可能であって、
前記積み降ろし装置は、スライドボディを地上に降ろす降ろし動作とスライドボディを前記車両部上に引き入れる積み込み動作を行うように構成されており、
前記降ろし動作は、スライドボディを地面に略平行に接地させた平行姿勢の状態で実施することが可能であって、
前記光線照射装置が、前記平行姿勢におけるリフトフレームとスライドボディとを平面視投影した際の地面上での専有領域に光線を照射できることを特徴とする請求項1に記載の荷役車両。
【請求項4】
前記荷役車両は車両運搬車であって、
前記積み降ろし装置は、リフトフレームとスライドボディとを有し、
前記リフトフレームは、傾斜姿勢に姿勢を変更することが可能であり、
前記スライドボディは、リフトフレームに沿って直線移動することが可能であって、
前記積み降ろし装置は、スライドボディを地上に降ろす降ろし動作とスライドボディを前記車両部上に引き入れる積み込み動作を行うように構成されており、
前記降ろし動作は、スライドボディの後端を接地した傾斜姿勢の状態で実施することと、スライドボディを地面に略平行に接地させた平行姿勢の状態で実施することが可能であって、
前記光線照射装置が、前記傾斜姿勢におけるリフトフレームとスライドボディとを平面視投影した際の地面上での専有領域と、前記平行姿勢におけるリフトフレームとスライドボディとを平面視投影した際の地面上での専有領域とに光線を照射できることを特徴とする請求項1に記載の荷役車両。
【請求項5】
前記光線照射装置が、前記傾斜姿勢におけるリフトフレームとスライドボディとを平面視投影した際の地面上での専有領域あるいは、前記平行姿勢におけるリフトフレームとスライドボディとを平面視投影した際の地面上での専有領域とに、人の意思で選択的に、光線を照射できることを特徴とする請求項4に記載の荷役車両。
【請求項6】
前記光線照射装置が、前記傾斜姿勢におけるリフトフレームとスライドボディとを平面視投影した際の地面上での専有領域と、前記平行姿勢におけるリフトフレームとスライドボディとを平面視投影した際の地面上での専有領域とに同時に光線を照射することが可能な請求項4又は5に記載の荷役車両。
【請求項7】
前記光線照射装置が、前記傾斜姿勢におけるリフトフレームとスライドボディとを平面視投影した際の地面上での専有領域と、前記平行姿勢におけるリフトフレームとスライドボディとを平面視投影した際の地面上での専有領域とに異なる色の光線を同時又は選択的に照射することが可能な請求項4又は5に記載の荷役車両。
【請求項8】
前記光線照射装置が、スライドボディが接地するまでは前記傾斜姿勢におけるリフトフレームとスライドボディとを平面視投影した際の地面上での専有領域に光線を照射し、スライドボディが接地した後は前記平行姿勢におけるリフトフレームとスライドボディを平面視投影した際の地面上での専有領域に光線を照射する請求項4又は5に記載の荷役車両。
【請求項9】
前記荷役車両は、少なくとも二つのサイズのコンテナを運搬することが可能なコンテナ運搬車であって、
前記積み降ろし装置は、前記コンテナと係合する係合部を備える荷役アームを有しており、
前記荷役アームは、地上に置かれたコンテナに係合部を係合し荷役アームを駆動してコンテナを車両部上に引き入れる積み込み動作と、前記車両部上に載置されたコンテナを荷役アームによって地上に降ろす降ろし動作を行うように構成されており、
前記光線照射装置が、降ろし動作の対象であるコンテナが地上に降ろされた際に専有する地面の領域に、光線を照射できることを特徴とする請求項1に記載の荷役車両。
【請求項10】
前記光線照射装置は、前記降ろし動作を開始する前に光線の照射を開始することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、又は9に記載の荷役車両。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両運搬車やコンテナ運搬車の様に荷台部分の一部が移動したり、荷台部分の一部を地上に下ろしたりする機能を備えた荷役車両の安全装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には車両を載置できるボディを有し該ボディを地面に接地する降ろし動作と、ボディを車両部上に引き込む積み込み動作とを行う車両運搬車が開示されている。特許文献1に開示された車両運搬車は、乗用車や土木機械等の車両を運搬する際に使用されるものである。
【0003】
特許文献1に記載の車両運搬車は、リフトフレームを有しており、またボディはリフトフレーム上でスライドできるようにリフトフレーム上に搭載されている。そして特許文献1に開示された車両では、リフトフレームを傾斜させ、ボディを下方にスライドさせてボディを地上に降下させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-108768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ボディが走行時のリフトフレーム上に格納された状態から、リフトフレームを傾斜させボディを下方にスライドさせた状態あるいはボディを地上に降下させた状態に変更する際には、ボディは、車体の後方に配置されるため、周囲の人がボディの動作を予測できなかった場合、ボディに人が接触する恐れがある。また、ボディが配置される領域内に物が存在する場合があり、ボディを下方にスライドさせた状態あるいはボディを地上に降下させた状態に展開すると、ボディが当該物に接触してしまう。
【0006】
そこで本発明は、ボディの展開時に、周囲に注意を喚起することができる安全装置を備えた車両を提供することを課題としている。さらに本発明は、被搬送物の円滑な積み込みと積み降ろしを実現できる車両を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するための態様は、車両部と積載装置と光線照射装置を有し、前記車両部に前記積載装置と光線照射装置とが搭載された荷役車両であって、前記積載装置は、積み降ろし装置と制御装置とを有し、前記積み降ろし装置は、被搬送物を直接的にあるいはボディに載置して間接的に積み降ろしできるように構成されており、前記積み降ろし装置が、ボディあるいは被搬送物を地面に接地する降ろし動作と、ボディあるいは被搬送物を車両部上に引き入れる積み込み動作を実施するように構成されていて、前記光線照射装置は、ボディあるいは被搬送物が接地される地面の領域に、及び/又は積み込み動作に適した位置に光線を照射できることを特徴とする荷役車両である。
【0008】
本態様の荷役車両は、その後方で専有する地面の領域に光線を照射する光線照射装置を有するので、荷役車両の周囲の人は、光線が照射された地面を見ることによってボディ等の着地点が予想でき、この空間への侵入を避けることができる。また、車両の乗員または作業員は、照射された光線に照らされた領域内に物があるか否かを視認することができる。そして、光線が照射された領域内から当該物を移動させることができる。又は車両を移動させて光線に照らされる領域内に物が存在しない場所で、荷物の積み降ろし作業を実施することができる。
【0009】
上記した態様において、前記荷役車両は車両運搬車であって、前記積み降ろし装置は、リフトフレームとスライドボディとを有し、前記リフトフレームは、傾斜姿勢に姿勢を変更することが可能であり、前記スライドボディは、リフトフレームに沿って直線移動することが可能であって、前記積み降ろし装置は、スライドボディを地上に降ろす降ろし動作とスライドボディを前記車両部上に引き入れる積み込み動作を行うように構成されており、前記降ろし動作は、スライドボディの後端を接地した傾斜姿勢の状態で実施することが可能であって、前記光線照射装置が、前記傾斜姿勢におけるリフトフレームとスライドボディとを平面視投影した際の地面上での専有領域に光線を照射できることが望ましい。
【0010】
上記した態様において、前記荷役車両は車両運搬車であって、前記積み降ろし装置は、リフトフレームとスライドボディとを有し、前記リフトフレームは、傾斜姿勢に姿勢を変更することが可能であり、前記スライドボディは、リフトフレームに沿って直線移動することが可能であって、前記積み降ろし装置は、スライドボディを地上に降ろす降ろし動作とスライドボディを前記車両部上に引き入れる積み込み動作を行うように構成されており、前記降ろし動作は、スライドボディを地面に略平行に接地させた平行姿勢の状態で実施することが可能であって、前記光線照射装置が、前記平行姿勢におけるリフトフレームとスライドボディとを平面視投影した際の地面上での専有領域に光線を照射できることが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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