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公開番号2023020847
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-02-09
出願番号2022016815
出願日2022-02-07
発明の名称燃料電池付電気自動車
出願人個人
代理人
主分類B60L 58/40 20190101AFI20230202BHJP(車両一般)
要約【課題】普段の近場の近距離圏内では電気自動車として、長距離移動では燃料電池を使って発電しながら走る燃料電池付電気自動車を提供する。
【解決手段】駆動モーター(1)と、二次蓄電池(3)と、給電口(8)と、を有してなる電気自動車であって、二次蓄電池(3)が低容量であり、二次蓄電池(3)を充電する一定出力で低出力の小型燃料電池(6)と、小型燃料電池(6)が発電して二次蓄電池(3)を充電しながら走行停車する燃料電池オンモードと、小型燃料電池(6)が発電せず二次蓄電池(3)を充電せずに走行停車する燃料電池オフモードと、を有し燃料電池オンモードと燃料電池オフモードを切り替えるための切替操作手段(5)と、小型燃料電池(6)の燃料を貯蔵する燃料貯蔵装置(7)と、燃料貯蔵装置(7)に燃料を充填するための充填口(9)と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
駆動モーターと、
二次蓄電池と、
給電口と、
を有してなる電気自動車であって、
前記二次蓄電池が低容量であり、
前記二次蓄電池を充電する一定出力で低出力の小型燃料電池と、
前記小型燃料電池が発電して前記二次蓄電池を充電しながら走行停車する燃料電池オンモードと、前記小型燃料電池が発電せず前記二次蓄電池を充電せずに走行停車する燃料電池オフモードと、を有し前記燃料電池オンモードと前記燃料電池オフモードを切り替えるための切替操作手段と、
前記小型燃料電池の燃料を貯蔵する燃料貯蔵装置と、
前記燃料貯蔵装置に燃料を充填するための充填口と、
を有する事を特徴とする燃料電池付電気自動車。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記二次蓄電池が複数のモジュールからなり、
前記モジュールの数を増減する事により前記二次蓄電池の容量を増減させることができる事を特徴とする請求項1に記載の燃料電池付電気自動車。
【請求項3】
前記二次蓄電池の充電率がa%以下の場合に前記切替操作手段が前記燃料電池オンモードとなり前記小型燃料電池が発電して前記二次蓄電池を充電し、
前記二次蓄電池の充電率がb%以上の場合に前記切替操作手段が前記燃料電池オフモードとなり前記小型燃料電池が発電を停止し前記二次蓄電池への充電を停止する
ことを特長とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の燃料電池付電気自動車。
(ここで、a<b)
【請求項4】
請求項3に記載の燃料電池付電気自動車であって、
前記充電率b%がb≦30であることを特長とする燃料電池付電気自動車。
【請求項5】
請求項4に記載の燃料電池付電気自動車であって、
前記充電率a%がa=5であり、
前記充電率b%がb=10である
ことを特長とする燃料電池付電気自動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
電気自動車、燃料電池車が、走行時二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギー自動車として、今後、発展していくが、そのクリーンエネルギー自動車の一形態として、電気自動車の二次蓄電池に充電する為の、小型、低出力、低価格、の燃料電池を取り付けた燃料電池付電気自動車に関する。
続きを表示(約 3,500 文字)【背景技術】
【0002】
大気中の二酸化炭素による温暖化現象の影響と思われる、気温上昇、異常気象が見られている現在、二酸化炭素の排出につながる化石燃料エンジンによる自動車が、2030年に禁止されることになり、走行時に二酸化炭素を排出しない電気自動車、燃料電池車、への置き換えが始まっている。電気自動車は、順調に販売台数を伸ばしているが、充電時間が長い、航続距離が短い、などの問題点もある。燃料電池車は、燃料の充填に時間はかからず、航続距離も十分ある。将来の水素社会の実現のために、水素燃料電池車が販売されているが、あまり販売台数が伸びていない。その原因は、車両価格が高価である事、水素ステーションの数が少ない、などのためである。車両価格が高価になるのは、燃料電池に触媒としてプラチナが使用されているからである。このプラチナの使用量を減らしたり、プラチナの代替の触媒も、研究されている。水素ステーションの数が少ないのは、水素ステーションの建築コストが高価であること、水素の需要が少ないこと、が挙げられる。水素ステーションを増やすためにも、水素燃料電池車が売れなければならないが、近くに水素ステーションが無く不便な場合、消費者は水素燃料電池車を購入しない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-191768
【非特許文献】
【0004】
実登3217694
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
(イ)本願発明の燃料電池付電気自動車を販売し、水素の需要を増やし、水素ステーションに利益があがるようにする事。
(ロ)普段の近場の近距離圏内では電気自動車として、長距離移動では燃料電池を使って発電しながら走る燃料電池付電気自動車を提供する。
(ハ)二次蓄電池の車載容量を近距離圏内の普段の走行距離に合わせて選択変更できるようにする。
(二)電気自動車の問題点である充電時間が長い、航続距離が短いのを解決した燃料電池付電気自動車を提供する。
(ホ)燃料電池車の燃料電池より小型低出力低価格の燃料電池を用いた燃料電池付電気自動車を提供する。
(へ)電気自動車の二次蓄電池より容量の小さい二次蓄電池の燃料電池付電気自動車を提供する。
(ト)環境にやさしい車を低価格で提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の発明の燃料電池付電気自動車は、
駆動モーター(1)と、
二次蓄電池(3)と、
給電口(8)と、
を有してなる電気自動車であって、
前記二次蓄電池(3)が低容量であり、
前記二次蓄電池(3)を充電する一定出力で低出力の小型燃料電池(6)と、
前記小型燃料電池(6)が発電して前記二次蓄電池(3)を充電しながら走行停車する燃料電池オンモードと、前記小型燃料電池(6)が発電せず前記二次蓄電池(3)を充電せずに走行停車する燃料電池オフモードと、を有し前記燃料電池オンモードと前記燃料電池オフモードを切り替えるための切替操作手段(5)と、
前記小型燃料電池(6)の燃料を貯蔵する燃料貯蔵装置(7)と、
前記燃料貯蔵装置(7)に燃料を充填するための充填口(9)と、
を有する事を特長とする燃料電池付電気自動車である。
【0007】
また、本発明の第2の発明の燃料電池付電気自動車は、
駆動モーター(1)と、
二次蓄電池(3)と、
給電口(8)と、
を有してなる電気自動車であって、
前記二次蓄電池(3)が低容量であり、
前記二次蓄電池(3)を充電する一定出力で低出力の小型燃料電池(6)と、
前記小型燃料電池(6)が発電して前記二次蓄電池(3)を充電しながら走行停車する燃料電池オンモードと、前記小型燃料電池(6)が発電せず前記二次蓄電池(3)を充電せずに走行停車する燃料電池オフモードと、を有し前記燃料電池オンモードと前記燃料電池オフモードを切り替えるための切替操作手段(5)と、
前記小型燃料電池(6)の燃料を貯蔵する燃料貯蔵装置(7)と、
前記燃料貯蔵装置(7)に燃料を充填するための充填口(9)と、
を有し、
前記二次蓄電池(3)が複数のモジュールからなり、
前記モジュールの数を増減する事により前記二次蓄電池(3)の容量を増減させることができる事を特長とする燃料電池付電気自動車である。
【0008】
また、本発明の第3の発明の燃料電池付電気自動車は、
駆動モーター(1)と、
二次蓄電池(3)と、
給電口(8)と、
を有してなる電気自動車であって、
前記二次蓄電池(3)が低容量であり、
前記二次蓄電池(3)を充電する一定出力で低出力の小型燃料電池(6)と、
前記小型燃料電池(6)が発電して前記二次蓄電池(3)を充電しながら走行停車する燃料電池オンモードと、前記小型燃料電池(6)が発電せず前記二次蓄電池(3)を充電せずに走行停車する燃料電池オフモードと、を有し前記燃料電池オンモードと前記燃料電池オフモードを切り替えるための切替操作手段(5)と、
前記小型燃料電池(6)の燃料を貯蔵する燃料貯蔵装置(7)と、
前記燃料貯蔵装置(7)に燃料を充填するための充填口(9)と、
を有し、
前記二次蓄電池(3)の充電率がa%以下の場合に前記切替操作手段(5)が前記燃料電池オンモードとなり前記小型燃料電池(6)が発電して前記二次蓄電池(3)を充電し、
前記二次蓄電池(3)の充電率がb%以上の場合に前記切替操作手段(5)が前記燃料電池オフモードとなり前記小型燃料電池(6)が発電を停止し前記二次蓄電池(3)への充電を停止する
ことを特長とする燃料電池付電気自動車
(ここで、a<b)
または、
駆動モーター(1)と、
二次蓄電池(3)と、
給電口(8)と、
を有してなる電気自動車であって、
前記二次蓄電池(3)が低容量であり、
前記二次蓄電池(3)を充電する一定出力で低出力の小型燃料電池(6)と、
前記小型燃料電池(6)が発電して前記二次蓄電池(3)を充電しながら走行停車する燃料電池オンモードと、前記小型燃料電池(6)が発電せず前記二次蓄電池(3)を充電せずに走行停車する燃料電池オフモードと、を有し前記燃料電池オンモードと前記燃料電池オフモードを切り替えるための切替操作手段(5)と、
前記小型燃料電池(6)の燃料を貯蔵する燃料貯蔵装置(7)と、
前記燃料貯蔵装置(7)に燃料を充填するための充填口(9)と、
を有し、
前記二次蓄電池(3)が複数のモジュールからなり、
前記モジュールの数を増減する事により前記二次蓄電池(3)の容量を増減させることができ、
前記二次蓄電池(3)の充電率がa%以下の場合に前記切替操作手段(5)が前記燃料電池オンモードとなり前記小型燃料電池(6)が発電して前記二次蓄電池(3)を充電し、
前記二次蓄電池(3)の充電率がb%以上の場合に前記切替操作手段(5)が前記燃料電池オフモードとなり前記小型燃料電池(6)が発電を停止し前記二次蓄電池(3)への充電を停止する
ことを特長とする燃料電池付電気自動車である。
(ここで、a<b)
【0009】
また、本発明の第4の発明の燃料電池付電気自動車は、
本発明の第3の発明の燃料電池付電気自動車の
前記充電率b%がb≦30であることを特長とする燃料電池付電気自動車である。
【0010】
また、本発明の第5の発明の燃料電池付電気自動車は、
本発明の第4の発明の燃料電池付電気自動車の
前記充電率a%がa=5であり、
前記充電率b%がb=10である
ことを特長とする燃料電池付電気自動車である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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