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公開番号2023019226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-02-09
出願番号2021123768
出願日2021-07-29
発明の名称カップ保持具
出願人個人
代理人個人
主分類B65D 67/02 20060101AFI20230202BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】飲み物を注いだカップを保持しつつ指を使うことが可能なカップ保持具を提供すること。
【解決手段】中央部にカップ100を挿入しかつカップ100保持可能な円形の孔部12を有する板状の本体10と、本体における孔部12の両側部に配置される一対の把持部材20と、を備え、把持部材20は、棒状部材からなり、本体10に対して一端部が回転自在に取り付けられ、他端部が前記孔部の上方に向かって回動可能な回動部21b、22bと、使用者が把持可能であり、回動部の他端部から延びる把持部21a、22aと、を有し、一対の把持部材20の把持部21a、22aは、孔部12の上部において使用者が把持部21a、22aを同時に把持可能な部位に位置付けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
中央部にカップ体を挿入しかつ当該カップ体を保持可能な円形の孔部を有する板状の本体と、
当該本体に取り付けられる一対の把持手段と、を備え、
前記把持手段は、棒状に延びる使用者が把持可能な把持部と、当該把持部の端部から直角方向に棒状に延びる回動部と、前記回動部の先端部に形成され、前記本体に回転自在に支持される軸部と、を有し、
前記本体は、前記孔部の両側部に、前記一対の把持手段の前記軸部を支持する軸受け部を有し、
前記一対の把持部材の前記回動部の回動軸は互いに平行であり、
前記一対の把持部材の前記把持部は、前記一対の把持部材の前記回動部を互いに反対方向に回動させて、前記孔部の上部でかつ使用者が同時に把持可能な部位に位置付けられることを特徴とするカップ保持具。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記把持部材は、略U字形に形成された第1把持部材及び第2把持部材とからなり、
前記第1把持部材は、使用者が把持可能な第1把持部と当該第1把持部の両端部から直角方向に延びる第1回動部と、当該第1回動部の先端部から前記第1回動部に沿った方向に外側に延びる第1軸部と、を有し、
前記第2把持部材は、使用者が把持可能であり前記第1把持部よりも短い第2把持部と、当該第2把持部の両端部から垂直方向に延びる第2回動部と、当該第2回動部の先端部から前記第2回動部に沿った方向に内側に延びる第2軸部と、を有し、
前記本体は、
裏面側の前記孔部の両側部における一方の側部に配置され、前記第1軸部を回転自在に軸支する一対の第1軸受け部と、他方の側部に配置され、前記第2軸部を回転自在に軸支する一対の第2軸受け部と、を有し、
前記一対の第1軸受け部の内側近傍に形成され、前記第1回動部を回動させた場合に前記第1回動部の先端部がそれぞれ通過可能な第1切り欠き部と、前記一対の第2軸受け部の外側近傍に形成され、前記第2回動部を回動させた場合に前記回動部の先端部がそれぞれ通過可能な第2切り欠き部と、を有し、
前記第1把持部及び前記第2把持部は、前記本体の裏面に当接した状態から前記第1回動部及び第2回動部を回動させることによって表面側に移動可能であり、前記孔部の上部において使用者が同時に把持可能な部位に位置付けられることを特徴とする請求項1記載のカップ保持具。
【請求項3】
前記本体は、矩形に形成されており、
前記把持部材は、前記回動部と前記把持部とによって前記本体における隣合う2つの側面にそれぞれ対向配置されるL字形に形成され、
前記一対の把持部材の前記軸受け部は、前記本体の側面の端部でかつ互いに点対称の位置に設けられ、
前記一対の把持部材は、前記回動部と前記把持部とが互いに対向するように、前記本体の側方に配置され、前記一対の把持部材の回動部がそれぞれ回動することによって、前記一対の把持部材の前記把持部が、前記孔部の上部において使用者が同時に把持可能な部位に位置付けられることを特徴とする請求項1記載のカップ保持具。
【請求項4】
前記孔部の内部に挿入される円筒部と、当該円筒部の一方の端部から、前記円筒部の中心軸に対して半径方向に延びるつば部と、有し、前記円筒部の他方の端部から前記孔部の内部に挿入し、前記つば部を前記孔部の縁部に当接させることで、前記孔部の内径を小さくする内径調整部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のカップ保持具。
【請求項5】
前記孔部の縁部に互いに対向させて配置され、円弧状に形成された凹部を有する一対の内径調整部を更に備え、
前記内径調整部は、回動によって、前記凹部を前記孔部の内側に配置する第1状態と、前記凹部を前記孔部の外側に配置する第2状態とに切り替え自在であり、
前記第1状態の前記内径調整部を、前記孔部の中心軸方向から視認した場合に、前記凹部の内面を通る円と、前記孔部とによって同心円が形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のカップ保持具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、紙カップ等を保持するカップ保持具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、熱い飲み物が注がれた紙カップは持ちにくく、しかも運びにくいという問題点がある。このような問題点に対して、従来、特許文献1に記載された技術が提案されている。特許文献1には、台形で横長の用紙の一方の端に爪を設け、他端にこの爪を差し込む切込みを設け、使用する際に用紙を捲回して爪を切込みに差込んで円筒状にしてカップを保持する、というカップホルダについて記載されている。
【0003】
近年、コンビニエンスストア等で淹れ立てのコーヒーをカップに注いで販売するサービスが行われている。このようなコーヒーを持ち運ぶ際に、特許文献1のカップホルダを用いることにより、熱さを感じることなく持ち運ぶことが可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3152105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1のカップホルダの場合、一方の手でカップホルダを持つことになるため、一方の手を使うことができなくなる。このため、例えば、リモコンキーを操作して駐車場にある車のロックを解除するとき、一方の手の指を使うことができないことから、他方の手の指でロック解除ボタンを操作することになる。
【0006】
しかし、コンビニエンスストアで他に買い物をして、他方の手で荷物を持っている場合には、両手の指が使えないことがあり得るため、ボタンを押すという簡単な操作でも容易に行えないという問題点がある。
【0007】
本発明は、このような問題点に対して鑑みなされたものであり、飲み物を注いだカップを保持しつつ指を使うことが可能なカップ保持具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するため、本発明は、次の構成を備えている。
【0009】
(1) 中央部にカップ体を挿入しかつ当該カップ体を保持可能な円形の孔部を有する板状の本体と、
当該本体に取り付けられる一対の把持手段と、を備え、
前記把持手段は、棒状に延びる使用者が把持可能な把持部と、当該把持部の端部から直角方向に棒状に延びる回動部と、前記回動部の先端部に形成され、前記本体に回転自在に支持される軸部と、を有し、
前記本体は、前記孔部の両側部に、前記一対の把持手段の前記軸部を支持する軸受け部を有し、
前記一対の把持部材の前記回動部の回動軸は互いに平行であり、
前記一対の把持部材の前記把持部は、前記一対の把持部材の前記回動部を互いに反対方向に回動させて、前記孔部の上部でかつ使用者が同時に把持可能な部位に位置付けられることを特徴とするカップ保持具。
【0010】
(1)の発明によれば、把持手段を回動させて、棒状の把持部を孔部の上部におくことにより、飲み物が注がれた紙カップ等を孔部に挿入して本体に保持させた後、2つの把持部を同時に指や手のひらに引っかけることが可能になる。これにより、飲み物を注いだカップを保持しつつ指を使うことが可能になり、指を用いた簡単な操作が可能になる。
(【0011】以降は省略されています)

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