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公開番号
2023018326
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-02-08
出願番号
2021122372
出願日
2021-07-27
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20230201BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】商用電源から供給される交流電力が定格範囲外であっても正常動作を行う画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、商用電源190から供給される交流電圧を変換して直流電圧を生成する直流電圧生成部122と、直流電圧により動作することでシートに画像を形成する画像形成部130と、直流電圧の電圧値の波形を表す電圧検出信号と、直流電圧により生じる直流電流の電流値の波形を表す電流検出信号とを生成すると直流電圧電流検出部123と、電圧検出信号と電流検出信号とに基づいて交流電圧の電圧値を推定する交流電圧推定部106と、交流電圧推定部106により推定された交流電圧の電圧値の推定値に基づいて、画像形成部130の動作制御を行うCPU101と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
商用電源から供給される交流電圧を変換して直流電圧を生成する電圧生成手段と、
前記直流電圧により動作することでシートに画像を形成する画像形成手段と、
前記直流電圧の電圧値の波形を表す電圧検出信号と、前記直流電圧により生じる直流電流の電流値の波形を表す電流検出信号とを生成すると直流電圧電流検出手段と、
前記電圧検出信号と前記電流検出信号とに基づいて前記交流電圧の電圧値を推定する推定手段と、
前記推定手段により推定された前記交流電圧の電圧値の推定値に基づいて、前記画像形成手段の動作制御を行う制御手段と、を備えることを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記電圧検出信号と前記電流検出信号とにより前記直流電圧の特徴値を検出する特徴値検出手段をさらに備えており、
前記推定手段は、前記特徴値に基づいて前記推定値の推定を行うことを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記特徴値検出手段は、前記特徴値として、局所的な所定の時間範囲における、電圧上昇時間、電圧下降時間、電圧最大値、電圧最小値、リップル周期、リップル周波数成分、及びリップル電圧の少なくとも一つである電圧波形特徴値と、局所的な所定時間範囲の直流電流値の平均値である電流波形特徴値と、を検出することを特徴とする、
請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記推定値と前記画像形成装置の動作状態とに基づいて前記動作制御を行うことを特徴とする、
請求項1~3のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記推定値が定格範囲内であれば前記画像形成手段の通常動作を行い、前記推定値が定格範囲外で且つ前記定格範囲よりも広い許容入力電圧の範囲内であれば、前記通常動作よりも前記画像形成手段の動作を制限することを特徴とする、
請求項1~4のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記許容入力電圧の範囲は、前記定格範囲の第1の下限値よりも低い第2の下限値、前記第2の下限値よりも低い第3の下限値、及び前記第3の下限値よりも低い第4の下限値を有し、
前記制御手段は、前記推定値が前記第1の下限値より低く且つ前記第2の下限値よりも高ければ、前記画像形成手段を半速で動作させることを特徴とする、
請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記推定値が前記第2の下限値より低く且つ前記第3の下限値よりも高ければ、前記画像形成手段の動作の停止を通知し、前記画像形成手段をスタンバイ状態で動作させることを特徴とする、
請求項6記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記推定値が前記第3の下限値より低く且つ前記第4の下限値よりも高ければ、前記画像形成手段の動作の停止を通知し、前記画像形成手段をスタンバイ状態よりも消費電力を削減したスリープ状態で動作させることを特徴とする、
請求項6又は7記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記推定値が前記第4の下限値よりも低ければ、前記画像形成装置の電源をオフにすることを特徴とする、
請求項6~8のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記推定値が前記第3の下限値より低く且つ前記第4の下限値よりも高ければ前記画像形成手段を前記スリープ状態で動作させることが可能であることを示す第1情報を保持し、前記推定値が前記第4の下限値よりも低ければ電源不良により動作を停止したことを示す第2情報を保持する不揮発性メモリをさらに備えており、
前記制御手段は、前記画像形成手段を前記スリープ状態から復帰させるときに、前記不揮発性メモリが前記第1情報を保持すれば通常の復帰動作を行い、前記不揮発性メモリが前記第2情報を保持すれば前記通常の復帰動作よりも消費電力の少ない復帰動作を行うことを特徴とする、
請求項8又は9記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、商用電源から供給された交流電圧を直流電圧に変換する電源装置を備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
複写機、プリンタ、複合機(MFP)等の画像形成装置は、商用電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換して画像形成装置内のモータ等の負荷に供給するための電源装置を備える。電源装置は、入力される交流電圧が定格範囲内であれば、定格の直流電圧を出力可能である。しかし入力される交流電圧が定格範囲外であれば、電源装置は、定格の直流電圧を維持できない。この場合、画像形成装置の正常動作が困難になる。
【0003】
特許文献1には、商用電源から供給される交流電圧の電圧値を観測し、その電圧値に応じて画像形成装置の動作制御を行う方法が提案されている。この方法では、定格範囲外のイレギュラーな交流電圧に対しても、可能な限り定格の直流電圧を維持して、画像形成装置を正常動作させることができる。特許文献2には、電源装置が生成する直流電圧を監視し、直流電圧のリップル周波数に基づいて交流電圧の電圧値を推定し、推定した電圧値に基づいて画像形成装置の動作制御を行う方法が提案されている。特許文献2の電源装置は、交流電圧を整流して得られる直流電圧をスイッチングして所定の電圧値の直流電圧を生成するスイッチング電源を含む。スイッチング周波数は、リップル電圧の観測により検知される。スイッチング周波数により交流電圧の電圧値が推定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-103876号公報
特開2010-26446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の方法で行われる交流電圧の電圧値の直接観測は、そのための観測装置が必要であるためにコストアップしてしまう。特許文献2で用いられるスイッチング電源は、スイッチング周波数を検知することで交流電圧の電圧値の推定が可能な一部の方式のスイッチング電源に限定される。
【0006】
本発明は、上述の問題に鑑み、商用電源から供給される交流電力が定格範囲外であっても正常動作を行う画像形成装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の画像形成装置は、商用電源から供給される交流電圧を変換して直流電圧を生成する電圧生成手段と、前記直流電圧により動作することでシートに画像を形成する画像形成手段と、前記直流電圧の電圧値の波形を表す電圧検出信号と、前記直流電圧により生じる直流電流の電流値の波形を表す電流検出信号とを生成すると直流電圧電流検出手段と、前記電圧検出信号と前記電流検出信号とに基づいて前記交流電圧の電圧値を推定する推定手段と、前記推定手段により推定された前記交流電圧の電圧値の推定値に基づいて、前記画像形成手段の動作制御を行う制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、商用電源から供給される交流電力が定格範囲外であっても、画像形成装置が正常動作を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の電気的接続の説明図。
直流電圧生成部及び直流電圧電流検出部の回路構成の例示図。
消費電力の推移の説明図。
交流電圧とスイッチング周期の関係を例示するグラフ。
(a)~(d)は、テーブルの例示図。
画像形成装置の動作制御の対応表。
交流電圧の電圧値の推定処理を表すフローチャート。
電圧検出信号及び電流検出信号の例示図。
画像形成装置の動作制御を表すフローチャート。
画像形成装置の動作制御を表すフローチャート。
画像形成装置の動作制御を表すフローチャート。
画像形成装置の動作制御を表すフローチャート。
画像形成装置の動作制御を表すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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