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公開番号
2023017406
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-02-07
出願番号
2021121658
出願日
2021-07-26
発明の名称
車両用操作装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
H01H
13/14 20060101AFI20230131BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】省スペース化を図ることが容易な車両用操作装置を提供する。
【解決手段】
車両に搭載される車両用操作装置1は、スイッチ2と、操作部材3と、伝達部材4と、を備える。スイッチ2は、プッシュロック機構を有する。操作部材3は、回転移動可能に構成される。伝達部材4は、スイッチ2が有する可動部22に固定された固定部41と、操作部材3が有する操作側連結部33と連結された伝達側連結部43と、を有し、操作部材3の回転移動に伴い、可動部22とともにスライド移動するように構成される。操作側連結部33と伝達側連結部43とは、操作部材3の回転移動と可動部22のスライド移動とを連動させるように、相対的な変位が可能な状態で互いに連結されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される車両用操作装置であって、
本体部(21)と、前記本体部によってスライド移動可能に支持された可動部(22)と、を有し、前記可動部が前記本体部側に押し込まれると、前記可動部が前記本体部寄りの位置にロックされ、ロックされた状態の前記可動部が前記本体部側に再度押し込まれると、前記可動部のロックが解除されるように構成されるスイッチ(2)と、
前記可動部を挟んで前記本体部と対向する位置に設けられ、前記可動部がスライド移動する第1方向に垂直な第2方向に沿って延びる回転軸を中心に回転移動可能に構成される操作部材(3,7)と、
前記可動部に固定された固定部(41)と、前記操作部材が有する操作側連結部(33,73)と連結された伝達側連結部(43,83)と、を有し、前記可動部とともに前記第1方向に沿ってスライド移動可能に構成される伝達部材(4,8)と、
を備え、
前記操作側連結部と前記伝達側連結部とは、前記操作部材の回転移動と前記可動部のスライド移動とを連動させるように、相対的な変位が可能な状態で互いに連結されている、車両用操作装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両用操作装置であって、
前記固定部は、前記固定部に形成された係止爪(411)が前記可動部に係止されることで、前記可動部に固定されている、車両用操作装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の車両用操作装置であって、
前記操作側連結部には、前記第2方向に沿って突出する操作突起部(331)が形成され、
前記伝達側連結部には、前記操作突起部を両側から挟んで対向する2つの伝達対向面(432)が形成され、
前記2つの伝達対向面は、前記可動部がスライド移動する過程において、前記伝達側連結部に対する前記操作突起部の前記第1方向に沿った変位を規制し、前記伝達側連結部に対する前記操作突起部の前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向における変位を許容するように構成される、車両用操作装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の車両用操作装置であって、
前記伝達側連結部には、前記第2方向に沿って突出する伝達突起部(831)が形成され、
前記操作側連結部には、前記伝達突起部を両側から挟んで対向する2つの操作対向面(732)が形成され、
前記2つの操作対向面は、前記可動部がスライド移動する過程において、前記操作側連結部に対する前記伝達突起部の前記第1方向に沿った変位を規制し、前記伝達突起部に対する前記操作側連結部の前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向における変位を許容するように構成される、車両用操作装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用操作装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の乗員が押操作するために車両に搭載される車両用操作装置が知られている。この種の車両用操作装置は、プッシュロック機構を有するスイッチと、当該スイッチを切り替えるために乗員が操作する操作部材と、を備える。プッシュロック機構とは、スイッチの可動部がスイッチの本体部側に押し込まれると、可動部が本体部寄りの位置にロックされ、ロックされた状態の可動部が本体部側に再度押し込まれると、可動部のロックが解除されるような機構である。車両用操作装置としては、例えば、ハザードランプをオン/オフする装置が挙げられる。
【0003】
特許文献1には、スイッチ部と、当該スイッチ部のシャフトが延びる方向に沿って摺動可能に設けられたノブスライダーと、が係合している係合部構造が開示されている。特許文献1に開示されている係合部構造では、操作者の操作によりノブスライダーが摺動することで、スイッチ部のシャフトが押圧される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4285931号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ダッシュボード及びその周辺には多数の装置が配置されることから、スペースを有効活用するため、車両用操作装置の省スペース化を図りたい、という需要が考えられる。しかしながら、発明者の詳細な検討の結果、特許文献1に開示されている係合部構造のように操作部材の摺動によりスイッチを押圧する構造では、操作部材をスライド移動可能とするためのスペースを確保する必要があることが、省スペース化を妨げる要因になっているという課題が見出された。
【0006】
本開示の一局面は、省スペース化を図ることが容易な車両用操作装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、車両に搭載される車両用操作装置であって、スイッチ(2)と、操作部材(3,7)と、伝達部材(4,8)と、を備える。スイッチは、本体部(21)と、本体部によってスライド移動可能に支持された可動部(22)と、を有し、可動部が本体部側に押し込まれると、可動部が本体部寄りの位置にロックされ、ロックされた状態の可動部が本体部側に再度押し込まれると、可動部のロックが解除されるように構成される。操作部材は、可動部を挟んで本体部と対向する位置に設けられ、可動部がスライド移動する第1方向に垂直な第2方向に沿って延びる回転軸を中心に回転移動可能に構成される。伝達部材は、可動部に固定された固定部(41)と、操作部材が有する操作側連結部(33,73)と連結された伝達側連結部(43,83)と、を有し、可動部とともに第1方向に沿ってスライド移動可能に構成される。操作側連結部と伝達側連結部とは、操作部材の回転移動と可動部のスライド移動とを連動させるように、相対的な変位が可能な状態で互いに連結されている。
【0008】
このような構成によれば、省スペース化を容易に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ダッシュボードに取り付けられた第1実施形態の車両用操作装置を示す斜視図である。
ダッシュボードに取り付けられた第1実施形態の車両用操作装置を示す正面図である。
図2のIII-III線断面図である。
突出部がガイドレールに装着されている状態を示す模式的な正面図である。
乗員操作部が押操作された状態における、図3の操作部材及び伝達部材の拡大図である。
可動部が押し込まれた状態における、図5に対応する拡大図である。
第2実施形態の車両用操作装置における、図5に対応する拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
[1.第1実施形態]
[1-1.構成]
図1~図3に示す車両用操作装置1は、車両の乗員が押操作するために車両に搭載される装置である。車両用操作装置1は、具体的には、乗員がハザードランプをオン/オフするためにダッシュボード100に取り付けられる装置である。なお、図1及び図2では、ダッシュボード100の図示を一部省略している。車両用操作装置1は、スイッチ2と、操作部材3と、伝達部材4と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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