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公開番号
2023016549
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-02-02
出願番号
2021120943
出願日
2021-07-21
発明の名称
レゾルバ
出願人
ミネベアミツミ株式会社
代理人
個人
主分類
H02K
24/00 20060101AFI20230126BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】外部からの磁束に起因した出力信号の波形の歪みを抑制し、レゾルバの角度検出精度の低下を防止したレゾルバを提供する。
【解決手段】ステータ120と、ステータ120に対して回転可能に配置されたロータ110と、ステータ120の軸方向の一方側に配置され、ステータ巻線を覆う第1コイルカバー130とを備えたレゾルバ100である。第1コイルカバー130には径方向外側に突出するフランジ部132が形成され、フランジ部132には、ステータ120の径方向外側に配置されてステータ120を囲むリング状のシールド部材150が配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
環状のコアバック部の周縁から径方向に延在し、周方向に配列された複数のティースを有するステータコアと、インシュレータを介して前記複数のティースの各々に巻回されたステータ巻線と、から構成されたステータと、
前記ステータに対して回転可能に配置されたロータと、
前記ステータの軸方向の一方側に配置され、前記ステータ巻線を覆う第1コイルカバーと、
を備えたレゾルバであって、
前記第1コイルカバーには、前記ステータの径方向外側に配置されて前記ステータを囲む環状のシールド部材が配置されているレゾルバ。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記第1コイルカバーは、円環部と、該円環部の周縁から径方向に延在する複数のフランジ部を備え、前記フランジ部に、前記シールド部材が支持されている請求項1に記載のレゾルバ。
【請求項3】
前記フランジ部には、軸方向に突出する円筒状のボス部と、外周縁から軸方向に延在する壁部とが形成され、前記リング状のシールド部材は、前記ボス部と前記壁部との間に配置され、
前記ボス部には、前記ステータを固定するための締結部材を挿通するための貫通孔が形成されている請求項2に記載のレゾルバ。
【請求項4】
前記第1コイルカバーは、隣接する前記フランジ部の間であって、円環部の外周縁から軸方向に突出する複数のフック部を備え、フック部の先端には前記ステータコアの端面と係合する返し部が形成されている請求項2または3に記載のレゾルバ。
【請求項5】
前記ステータは、前記ステータ巻線の端末を接続する複数の端子ピンを備えた端子台を備え、
前記第1コイルカバーには、前記端子ピンを覆う端子ピンカバーが一体に形成されている請求項1乃至4のいずれかに記載のレゾルバ。
【請求項6】
前記ステータの前記軸方向の他方側に配置され、前記ステータ巻線を覆う第2コイルカバーを備えた請求項1乃至5のいずれかに記載のレゾルバ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機の回転位置を検出するセンサであるレゾルバに係り、特に、回転電機からの外部磁束の侵入を抑制する技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電動機であるモータや発電機等の回転電機の回転位置を検出するセンサとしてレゾルバが用いられている。従来、モータの回転軸にレゾルバのロータを取り付け、モータの回転位置を検出するレゾルバにおいて、モータからの外部磁束に起因するノイズの影響を抑制するため、レゾルバのステータ本体に磁束遮蔽部として、空隙を形成したレゾルバが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のレゾルバは、図11に示すように、ステータ本体22において、ティース23とステータ本体22の外周面との間に、磁束遮断部として機能する外側空隙25と、それよりも径方向内側に内側空隙24を形成し、内側空隙24よりも径方向内側に外部磁束が侵入することを抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-64409号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の図1に記載されているように、レゾルバ11のステータ19は、モータ10の励磁コイル16に隣接するように配置され、モータ10のコイルエンドよりも径方向内側に配置される場合がある。このような配置では、モータ10の励磁コイル16に電流が流れたとき、励磁コイル16からの磁束の一部がレゾルバ11のステータ19の外周面側から内周面に形成されたティース23に向けて侵入する虞がある。
【0005】
また、特許文献1に記載されたレゾルバ11は、ステータ本体22において、ティース23とステータ本体22の外周面との間に、磁束遮断部として機能する外側空隙25と、それよりも径方向内側に内側空隙24を形成した構成であるが、空隙が配置された位置によっては各ティース23に対する外部磁束の分布がアンバランスになる虞があり、その場合、レゾルバの出力信号が乱れる要因となる。
【0006】
さらに、特許文献1に記載されたレゾルバ11では、ステータ本体22に形成された内側空隙24と外側空隙25の内、外側空隙25はレゾルバステータ19を固定するためのボルト26を挿通させるためのボルト挿通孔としても用いている。レゾルバ11のステータ19の外周面側から侵入する外部磁束は、このボルト26がアンテナとなって、ボルト26からステータ本体22の内側空隙24よりも径方向内側に侵入し易くなる虞がある。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、外部からの磁束に起因した出力信号の波形の歪みを抑制し、レゾルバの角度検出精度の低下を防止したレゾルバを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、環状のコアバック部の周縁から径方向に延在し、周方向に配列された複数のティースを有するステータコアと、インシュレータを介して前記複数のティースの各々に巻回されたステータ巻線と、から構成されたステータと、前記ステータに対して回転可能に配置されたロータと、前記ステータの軸方向の一方側に配置され、前記ステータ巻線を覆う第1コイルカバーとを備え、前記第1コイルカバーには、前記ステータの径方向外側に配置されて前記ステータを囲む環状のシールド部材が配置されているレゾルバである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、外部からの磁束に起因した出力信号の波形の歪みを抑制し、レゾルバの角度検出精度の低下を防止したレゾルバを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態のレゾルバをモータハウジングに取り付けた状態を示す斜視図である。
実施形態のレゾルバの断面図である。
実施形態のレゾルバの分解斜視図である。
図1に示すレゾルバを底面側から見た斜視図である。
実施形態のレゾルバのステータを示す斜視図である。
図5に示すステータを底面から見た斜視図である。
実施形態における第1コイルカバーを上面から見た斜視図である。
実施形態における第1コイルカバーを底面から見た斜視図である。
実施形態における第2コイルカバーを上面から見た斜視図である。
実施形態における第2コイルカバーを底面から見た斜視図である。
特許文献1に記載のレゾルバを示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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