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公開番号
2023016158
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-02-02
出願番号
2021120283
出願日
2021-07-21
発明の名称
コイル部品
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
27/08 20060101AFI20230126BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】貫通導体周辺の放熱性の向上が図られたコイル部品を提供する。
【解決手段】 コイル部品1においては、平面コイル41、42の内側端部41b、42bの断面積S1、S2が相対的に広くなるように設計されているため、貫通導体41c、42cにおいて生じた発熱は内側端部41b、42bに伝わりやすい。このようにコイル部品1においては、貫通導体41c、42cから内側端部41b、42bへ効率良く伝熱されるため、貫通導体41c、42c周辺における高い放熱性を実現することができる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
素体と、
前記素体内に設けられた絶縁基板と、
前記絶縁基板上において互いに並行して巻回された一対の平面コイルと、互いに隣り合う前記平面コイルの内側端部とそれぞれ重なるとともに前記絶縁基板を貫く一対の貫通導体とを有する一対のコイル部と、
前記絶縁基板に対して直交する断面において、前記平面コイルの内側端部の断面積が、該内側端部よりも外側部分の前記平面コイルの断面積より広く、且つ、前記貫通導体の断面積より広い、コイル部品。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記平面コイルの内側端部の高さが、該内側端部よりも外側部分の前記平面コイルの高さより低い、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記平面コイルの内側端部の幅が、該内側端部よりも外側部分の前記平面コイルの幅より広い、請求項1または2に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記平面コイルが絶縁材料で覆われており、前記平面コイルの内側端部を覆う絶縁材料の厚さが、該内側端部よりも外側部分の前記平面コイルを覆う絶縁材料の厚さより厚い、請求項1~3のいずれか一項に記載のコイル部品。
【請求項5】
前記絶縁基板の厚さが、前記平面コイルの内側端部の厚さより薄い、請求項1~4のいずれか一項に記載のコイル部品。
【請求項6】
前記一対の平面コイルのそれぞれの内側端部の厚さが互いに異なる、請求項1~5のいずれか一項に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記絶縁基板の厚さが、該絶縁基板の延在方向に関する前記貫通導体の寸法より薄い、請求項1~6のいずれか一項に記載のコイル部品。
【請求項8】
前記絶縁基板に対して直交する断面における前記貫通導体の断面形状がくびれている、請求項1~7のいずれか一項に記載のコイル部品。
【請求項9】
前記貫通導体が、前記平面コイルの内側端部に対して外側に偏倚している、請求項1~8のいずれか一項に記載のコイル部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル部品に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、素体内に複数のコイルが設けられたコイル部品が知られている。下記特許文献1には、素体内に2つのコイルが設けられた4端子のコイル部品が開示されており、絶縁基板の両面に設けられた平面コイル同士が貫通導体を介して接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-130472号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したようなコイル部品では、駆動時において貫通導体周辺の温度が過剰に高くなることがあり、その場合には素子特性の安定性が損なわれ得る。発明者らは、貫通導体周辺の放熱について研究を重ね、放熱性を高めることができる技術を新たに見出した。
【0005】
本発明は、貫通導体周辺の放熱性の向上が図られたコイル部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係るコイル部品は、素体と、素体内に設けられた絶縁基板と、絶縁基板上において互いに並行して巻回された一対の平面コイルと、互いに隣り合う平面コイルの内側端部とそれぞれ重なるとともに絶縁基板を貫く一対の貫通導体とを有する一対のコイル部と、絶縁基板に対して直交する断面において、平面コイルの内側端部の断面積が、該内側端部よりも外側部分の平面コイルの断面積より広く、且つ、貫通導体の断面積より広い。
【0007】
上記コイル部品においては、貫通導体の断面積が相対的に狭くなっており、貫通導体において、駆動時に平面コイルを流れる電流の電流密度が高くなるため、発熱しやすい。ただし、貫通導体と重なる平面コイルの内側端部の断面積が、その外側部分の平面コイルの断面積に比べて広くなっているため、貫通導体において生じた発熱は内側端部に伝わりやすい。このようにコイル部品においては、貫通導体から内側端部へ効率良く伝熱されるため、貫通導体周辺における高い放熱性を実現することができる。
【0008】
本発明の他の側面に係るコイル部品は、平面コイルの内側端部の高さが、該内側端部よりも外側部分の平面コイルの高さより低い。
【0009】
本発明の他の側面に係るコイル部品は、平面コイルの内側端部の幅が、該内側端部よりも外側部分の平面コイルの幅より広い。
【0010】
本発明の他の側面に係るコイル部品は、平面コイルが絶縁材料で覆われており、平面コイルの内側端部を覆う絶縁材料の厚さが、該内側端部よりも外側部分の平面コイルを覆う絶縁材料の厚さより厚い。
(【0011】以降は省略されています)
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